第20回高校化学グランドコンテスト最終選考会を 10月25日(土)、26日(日)に開催  過去最高の国内外から115チームが参加  上位入賞チームを海外に派遣

    イベント
    2025年10月1日 13:00

    芝浦工業大学(東京都江東区/学長 山田純)は、10月25日(土)、26日(日)に高校化学グランドコンテストの最終選考会を豊洲キャンパスで開催します。本コンテストは、芝浦工業大学が2023年度に大阪公立大学から引き継ぎ開催しています。第20回を迎える今年度は、過去最高の全国から66校110チームの応募があり、海外からの5チームと併せて115チーム、約550名が最終選考会に臨みます。

    10月25日(土)には第一次審査を通過したチームによるポスター発表が、10月26日(日)には第一次審査で上位10位以内に入ったチームによる大講堂での口頭発表が行われます。また、台湾から2校、シンガポール・タイ・チュニジアからそれぞれ1校が来日し、口頭およびポスター発表を行うほか、光触媒の研究で知られる堂免(どうめん) 一成 東京大学特別教授・信州大学特別名誉教授による特別講演も予定されています。

    最終選考会の審査は、無機化学の第一人者である巽(たつみ) 和行 名古屋大学名誉教授をはじめとする全国10大学の化学を専門とする教授陣によって行われます。口頭発表チームの中から特に優れた発表に対して、グランド・アワード(文部科学大臣賞、化学未来賞、化学技術賞)が贈られ、受賞チームは、芝浦工業大学により海外の国際フォーラム※に推薦・派遣されます。

    ※シンガポールで行われるサイエンスフェア「18th International Science Youth Forum @Singapore 2026(ISYF)」

     または台湾のサイエンスフェア「Taiwan International Science Fair(TISF)2026」



    【昨年の様子】


    ポスター発表

    ポスター発表

    口頭発表

    口頭発表

    集合写真

    集合写真

    表彰式の様子

    表彰式の様子


    ■高校化学グランドコンテスト 最終選考会

    2025年10月25日 (土) ポスター発表

    2025年10月26日 (日) 口頭発表(※1)、特別講演(※2)、表彰式

    会場:芝浦工業大学豊洲キャンパス(東京都江東区豊洲3-7-5)



    ※1口頭発表 タイトル並びに学校名

    <OP-01>

    セスキ炭酸ナトリウム合成の簡便な高収率化~電子レンジを用いて~

    愛媛県立西条高等学校 科学部(愛媛)

    <OP-02>

    床上浸水家屋の感染症対策~杉板荒材の洗浄と消毒~

    大牟田高等学校 (福岡)

    <OP-03>

    照射する紫外線の波長による高吸水性高分子の分解速度の変化

    岐阜県立岐阜高等学校 自然科学部化学班(岐阜)

    <OP-04>

    天然多糖類を用いた固体二次電池の開発

    兵庫県立宝塚北高等学校 化学部(兵庫)

    <OP-05>

    ドラッグ・リポジショニングを活用した遺伝子操作技術の開発

    東京都立日比谷高等学校(東京)

    <OP-06>

    安価な自作炎光光度計によるリチウムイオンの定量法の開発

    静岡北高等学校 化学部水質班(静岡)

    <OP-07>

    マイクロファイバー汚染のポリエステル繊維の細菌による分解

    大阪桐蔭高等学校 理科研究部(大阪)

    <OP-08>

    高濃度溶液における凝固点降下

    福井県立藤島高等学校 課題研究チーム(福井)

    <OP-09>

    金属空気電池の固体化

    名城大学附属高等学校 スーパーサイエンスクラス(愛知)

    <OP-10>

    アントラセン誘導体の 9,10 位への導入基と 溶液中での消光に関する考察

    灘高等学校 化学研究部(兵庫)



    ※2特別講演

    タイトル: 太陽光と水から直接水素をつくれる光触媒とは?

    講師:堂免(どうめん) 一成 先生(東京大学特別教授・信州大学特別名誉教授)



    ●高校化学グランドコンテストとは…全国の高校生および高等専門学校生(3年生以下)が行っている「学習研究活動」を支援し、高校生の自主的な探究活動を通して彼らの科学的な創造力を培い、将来、科学分野で活躍できる人材へと成長するきっかけを与えることを念頭に置いて行っている教育支援プログラムです。2004年から大阪市立大学を中心に実施してきましたが、コロナ禍を経て、2023年度からは芝浦工業大学が引継ぎ、さらなる発展を目指しています。


    ●高校化学グランドコンテスト HP

    特設サイトでは新着情報、応募概要、各賞や審査員などについて紹介しています。

    https://www.shibaura-it.ac.jp/gracon/2025/index.html


    特別協賛企業:第一三共株式会社、長瀬産業株式会社、DIC株式会社、

           日本ゼオン株式会社、株式会社IHI、オルガノ株式会社

    特別協力  :株式会社朝日新聞社

    後援    :文部科学省・大阪公立大学・日本化学会・化学工学会・

           高等学校文化連盟全国自然科学専門部



    ■芝浦工業大学とは

    工学部/システム理工学部/デザイン工学部/建築学部/大学院理工学研究科

    https://www.shibaura-it.ac.jp/

    理工系大学として日本屈指の学生海外派遣数を誇るグローバル教育と、多くの学生が参画する産学連携の研究活動が特長の大学です。東京都(豊洲)と埼玉県(大宮)に2つのキャンパス、4学部1研究科を有し、約10,000人の学生と約300人の専任教員が所属。2024年には工学部が学科制から課程制に移行。2025年にデザイン工学部、2026年にはシステム理工学部で教育体制を再編し、新しい理工学教育のあり方を追求していきます。創立100周年を迎える2027年にはアジア工科系大学トップ10を目指し、教育・研究・社会貢献に取り組んでいます。

    すべての画像

    ポスター発表
    口頭発表
    集合写真
    表彰式の様子
    シェア
    FacebookTwitterLine

    配信企業へのお問い合わせ

    取材依頼・商品に対するお問い合わせはこちら。
    プレスリリース配信企業に直接連絡できます。

    芝浦工業大学

    芝浦工業大学