コミュ障なんかじゃない。学ぶ機会がなかっただけ。就労支援30年の実例であなたの「働く」を応援する本

    実例満載『仕事だいじょうぶの本』読むだけで働くコミュニケーションのコツが身に付く

    サービス
    2021年5月24日 07:30
    仕事だいじょうぶの本
    仕事だいじょうぶの本

    会話が苦手で仕事も人間関係もつまずいてしまう。そんなあなたの不安を解決する本

    働きたいのに会話が苦手で就職やバイトに自信が無い。
    就職してもどう話したら良いのか分からなくて逃げ出したくなる。
    コミュニケーションにつまずいてしまい仕事がつらい、長続きできない。
    人間関係に悩む。
    仕事をやめて自信も失って家に引きこもっている。
    なんとかしたい。

    そんな思いを抱えていませんか。

    このほど出版された『仕事だいじょうぶの本〜職場の人と安心してコミュニケーションできるSSTレッスンBOOK』(北岡祐子・著、ペンコム・刊)は、楽しく前向きに働き「仕事だいじょうぶ」になり、充実した人生を送ってもらいたい。少しでもそのお役に立ちたい。そんな思いが込められています。

    同書では、SST(Social Skills Training)の技法を使ってコミュニケーションや対人関係のコツを学ぶ方法を紹介しています。

    SSTとは、社会生活に困難をきたす人に向け、その特性に配慮しながら、コミュニケーションや対処技能を効果的に学習するための方法として開発されました。
    今や、教育や就労関係、司法分野などにも幅広く活用されている援助技法です。

    困った実例の解決手順▶練習▶解説▶参加者の声。読むだけで「職場での会話のコツ」が身に付きます

    読むだけで会話のコツが身に付く
    読むだけで会話のコツが身に付く

    就労・生活支援30年の著者が、「困った場面」→「対処方法」を実例で具体的に解説しています。
    声に出して読むだけで、一緒にプログラムに参加しているように練習でき、コミュニケーションのコツが身に付いていきます。
    職場の人間関係には誰もが悩みます。
    コミュニケーションを体系立てて教えてもらったことのある人はほとんどいません。
    職場で難しい状況になっても、いくつかの対処法を知っていれば何とか乗り越えることができるのです。

    会話の練習例は先輩たちが悩み、対処方法を模索し、練習してきた長年の蓄積

    あなたの「働く」をみんなで応援
    あなたの「働く」をみんなで応援

    本書で紹介している会話練習の例は、これまでに就労移行支援事業所や障害者職業センター、ハローワークなどで行ったSSTの実例に基づいています。
    練習手順や参加者の意見をホワイトボードに書き出し、内容を写真撮影し、その都度、自宅でも練習できるようにとテキストにまとめて参加者に配布してきました。
    みんなが悩み、対処方法を模索し、練習してきた長年の蓄積が本になったものです。
    この本を通じて、みんなであなたの「働く」を応援します。

    コミュニケーションが苦手な人を支援する方法は?そんなときに著者が米国で出会ったSST!

    著者は約30年にわたり、精神および発達障がいのある人たちの「働く」ことを支援してきました。
    「ちょっとしたことで働けるようになるはずなのに」と思いながらも、その支援の方法が無くもどかしさを感じていました。
    そんなとき、1990年に米国で地域精神保健福祉を学ぶ機会があり、そこでSSTを実際に受講し、これだ!と実感したのです。
    その後、日本で始まった東京大学医学部附属病院精神科デイホスピタルでのSST研修に参加し、早速、生活・就労支援プログラムに取り入れ、今日に至るまで事業所や利用者さん、企業の皆さんと共に試行錯誤を重ねながら日本の現状に即したSSTを構築してきました。

    現在、著者が勤める就労移行支援事業所では就労に向けさまざまな職業リハビリテーションプログラムを取り入れていますが、同事業所において利用者さんにアンケート調査をすると、働くことに最も役立ったプログラムについて、常に断トツ1位なのがSSTなのです。

    1人でも、みんなでも学べるテキストとして出版。30年の経験を全公開

    出版に当たっては、実際に使っているテキストに加え、訓練に参加した人たちが直面した実例や、その解決法を取り上げてポイント解説もしています。
    レッスンに参加しているようなデザインになっていますので、本人はもちろん、支援施設や職場、学校でも、すぐに活用していただけます。「この本の使い方」(P3)を参考に本書の内容に沿って、ぜひ声に出して練習してみてください。

    学校を卒業し新社会人として歩み始めた人や、働きたいがコミュニケーションに自信がないと感じている人、また今働いているけれども職場の人間関係に悩んでいる人、後輩や部下にどう指導していいか分からない人、そして就労を支援する立場の人にも、ぜひ、お読みいただければと思います。
    本書をあらゆるところで、それこそボロボロになるまで活用いただけましたら、これ以上の喜びはありません。皆様のお役に立てることを心から願っております。

    こんな方におすすめの本です

    こんな方におすすめの「仕事だいじょうぶの本」
    こんな方におすすめの「仕事だいじょうぶの本」

    ✓コミュニケーションが苦手で働く自信がない人

    ✓就職やバイトで職場の人間関係に不安な人

    ✓子どもとの意思疎通が難しいと感じている親・家族

    ✓メンタルヘルス課題がありコミュニケーションに悩んでいる人

    ✓帰国・外国人の児童生徒、留学生、会社員など日本語が苦手な人

    ✓就労・生活支援にあたる支援者

    (医療、福祉、行政、学校、事業所、保護司、民生児童委員など)

    続々と感想をお寄せいただいています

    分かりやすい「仕事だいじょうぶの本」
    分かりやすい「仕事だいじょうぶの本」

    ●前田ケイ先生推薦!(SST普及協会顧問、ルーテル学院大名誉教授)「とても役に立ちます!」

    安心して働くコミュニケーションのコツを多数紹介
    就労・生活支援30年の著者だから書ける本 とても役に立ちます!

    ●漫画家 細川貂々さん「たくさんの人の手に届きますように」

    とても温かみのある本ですね!
    この本に関わらせていただけたこと、うれしいです。
    たくさんの人の手に届きますように。
    (カバーイラストは、細川貂々さん)

    ●就労支援事業所メンバー「練習し実践することでとても役立つスキルになりました」

    私は休憩中の雑談の対処法について練習をしました。生きてきた中で何となく自然と身に付いていくと思い込んでいたようなことを、この本ではあえて取り上げて練習します。このコミュニケーションは、何となく身に付くことではありませんでした。
    練習し実践することでとても役立つスキルになりました。

    ●ハローワーク新卒担当の方「半信半疑だったんですが、この本、すごいですね」

    初めての面談で新卒の方がずっと下を向いて黙っていたので、「一緒に練習してみようか」とこの本を読んで、次に会話例に沿って声に出して一緒に練習してみました。
    そうしたら、ちゃんと私の目を見て挨拶をして、帰りにはさようならと言えるようになったんです。表情も明るくなっていました。
    半信半疑だったんですが、この本、すごいですね。

    仕様など

    目次

    このテキストで練習して再就職した先輩の声

    [この本の使い方]できることをできる範囲で

    働きたいのに会話が苦手でつまずいてしまうそんなあなたの不安を解決します

    「コラム」 まず、体調・生活管理を心掛けましょう

    第1章 「働くことが難しい」その原因は?解決法は?

    第1節 私たちにとって「働く」とは

    第2節 「働く」ことが難しく感じられるとき

    第2章 職場で今すぐ役立つコミュニケーション練習(基本編)

    第1節 あいさつ

    第2節 指示を受ける

    第3節 報告する
    1.報告の仕方の手順
    2.報告の仕方の練習
    □場面の例① 具体的に報告する
    □場面の例② 進行状況を報告する

    第4節 緊急連絡をする(遅刻・早退・欠勤など)
    1.緊急連絡の仕方の手順
    2.緊急連絡の仕方の練習
    □場面の例① 忘れ物をしてしまった
    □場面の例② 病気になった場合

    第5節 相談する
    1.相談の仕方の手順
    2.相談の仕方の練習
    □場面の例① 今の業務について、今すぐ相談したい
    □場面の例② 体調について相談
    □場面の例③ 職場の人間関係について相談
    「コラム」 SSTや支援を受け現在働いている人に聞きました❶

    第6節 質問する
    1.質問の仕方の手順
    2.質問の仕方の練習
    □場面の例① 印刷機の使い方を質問

    第7節 電話応対
    1.電話応対の手順
    2.電話応対の練習
    □場面の例① 基本的な最初の対応の仕方
    □場面の例② 相手が指名した竹内課長が外出して席にいなかった
    □場面の例③ 相手の名前が長くて聞き取れなかった
    □場面の例④ 相手が名乗らず突然用件を話してきた

    第8節 休暇を取る
    1.休暇を取る手順
    2.休暇の取り方の練習
    □場面の例① 1日の休暇を取る
    □場面の例② 旅行のための休暇を取る
    「コラム」 SSTや支援を受け現在働いている人に聞きました❷

    第9節 お願いする
    1.お願いの仕方の手順
    2.お願いの仕方の練習
    □場面の例① 荷物がたくさんあり1人で運んだら腰が痛くなりそう
    □場面の例② 担当業務をしながら、別の業務時間も迫っていて誰かに頼むとき

    第10節 断る
    1.断り方の手順
    2.断り方の練習
    □場面の例① 親しい関係にある相手の誘いを断る
    □場面の例② 職場の上司から急に仕事を頼まれたが、今は自分の業務が手一杯でできれば断りたい
    □場面の例③ 理由を言って断った方がいい場合もある
    「コラム」 お金を貸してほしいと言われたら

    第11節 仕事で注意や批判されたとき
    1.仕事で注意や批判されたときの対応手順
    2.仕事で注意や批判されたときの対応練習
    □場面の例① 「もっと早くして」と言われたときの対応

    第12節 仕事で失敗や間違いをしてしまったとき
    1.失敗や間違いを報告・対処する手順 60
    2.失敗や間違いを報告・対処する練習 61
    □場面の例① 製品を落としてしまった 61
    「コラム」 「失敗を報告するとき」「失敗しそうなとき」

    第3章 職場で良い人間関係を作る伝え方の練習  

    第1節 相手の良いところ、できているところを伝える
    1.良いところ、できているところの伝え方
    2.良いところを伝える手順
    3.良いところを伝える練習
    □場面の例① 出勤時(同僚に朝のあいさつをした後に良いところを伝えます)
    □場面の例② 休憩時(先輩に良いところを伝えます)

    第2節 してほしいことを伝える(責めずに的確な指示を出す)
    1.責めるのではなく、してほしいことを伝える手順
    2.責めるのではなく、してほしいことを伝える練習
    □場面の例① あなたの後輩は取引先へ製品を納品しましたが、後日取引先から数の不足について
    連絡がありました。後輩は「自分は確認したし間違っていない」と言います。
    「コラム」 互いの勘違いを防ぐために

    第3節 休憩時間や宴会などでの雑談
    1.雑談の仕方の手順
    2.雑談の仕方の練習
    □場面の例① あいさつ+ひと言を付けて
    □場面の例② 休憩時間や宴会の席で雑談する

    第4節 プライベートな話題(自己開示について)
    1.自己開示のレベル
    2.自己開示が高い話題の仕方
    □場面の例① 職場での悩みを相談する
    □場面の例② 先輩が話す陰口に巻き込まれないようにしたい
    □場面の例③ 知人との雑談について困ったときの対処の例

    第4章 就職に向けて 

    第1節 自分が働ける条件を知る
    1.自分の生活と働き方について考えてみましょう
    2.自分に合った働き方を考えてみましょう 79

    第2節 主治医に思いを伝える(就職に向けて体調を整える)
    1.主治医に思いを伝える手順 80
    2.主治医に思いを伝える練習 82
    □場面の例① いつも体が重く、薬を変えてほしい、あるいは減らしてほしいと思っています。

    第3節 就職を心配する家族に自分の思いを伝える
    1.家族に自分の思いを伝える手順
    2.家族に自分の思いを伝える練習
    □場面の例① 家族の思いをくみ取って、話してみましょう
    □場面の例② 親から「まだ働かないのか」ということを言われたとき
    □場面の例③ 配偶者から「早く働いてほしい」と言われたとき
    「コラム」 就職面接の練習(実際の面接場面を想定して)

    第5章 就職活動

    第1節 ハローワークで相談する
    1.ハローワークに行くときの準備
    2.ハローワークでの相談の手順

    第2節 就職面接の準備と練習
    1.身だしなみを整え、第1印象を良くする
    2.相手に良い印象を与える態度、姿勢
    3.実際の場面を作って面接練習をしてみましょう

    第3節 就職面接でよくある質問
    1.質問に答えるときのポイント
    2.質問の答え方の練習

    第4節 障がい者求人枠で就職を考えている人へ 面接における質問とその答え方
    1.障がいについて説明するときの手順
    2.障がいについての説明練習~具体的な言葉で練習してみましょう~
    □場面の例① あなたの障がいの状況について教えていただけますか
    □場面の例② 調子が悪くなるとどのような症状が出ますか
    □場面の例③ 通院はしていますか
    □場面の例④ 会社はあなたにどのような配慮をすればいいですか
    「コラム」 自分らしく生活したり働いたりすることができます

    第6章 職場で役立つコミュニケーション練習(応用編)

    第1節 初めての職場で自己紹介(実習や就職にて)
    1.職場での自己紹介の手順
    3.職場での自己紹介の練習
    □場面の例① 職場での自己紹介

    第2節 仕事での指示がうまく聞き取れないとき、理解できないとき
    1.相手の指示が聞き取れないときの対応練習
    □場面の例① 相手の声が小さくて聞き取れないとき
    □場面の例② 指示の内容が理解できず、もう1度確認したいとき
    □場面の例③ 指示の内容があいまいな表現だったとき

    第3節 報告や質問をしたいが、声を掛けづらいとき
    1.声を掛けづらいときに報告や質問をする練習
    □場面の例① 上司がとても忙しそうにしているとき
    □場面の例② 上司は来客中だが、すぐ確認したいことがある場合
    □場面の例③ 上司がなぜか不機嫌になっているとき

    第4節 仕事で注意されたことへのいろいろな対処方法
    1.自分はしていないのに、他人がしたことで注意されたときの対応練習
    □場面の例① 他人がしたことで注意された
    2. 2人の上司から異なる指示があったときの対応練習
    □場面の例① 具体的に報告する

    第5節 職場での雑談で困ったとき
    1.困ったことと、その対処方法
    □場面の例① プライベートについて根掘り葉掘り聞かれたとき
    □場面の例② 上司からよく冗談を言われるが、うまく返せない
    □場面の例③ 社員同士の派閥争い
    □場面の例④ 自分の全く知らない話題になったときどうする?

    第7章 上手な気分転換、仕事のストレス解消法
    1.対処法を一緒に考えてみましょう
    □「仕事をしすぎてしまい、がんばりすぎて疲れるのですがどうしたらいい?」
    □「職場に苦手な人がいるんですが、どんなふうに接したらいいですか?」
    □「仕事していると自分に不甲斐なさを感じるときがよくあるんだ。どうしたらいいかな?」
    □「ときどき睡眠がうまくとれないときがあるんだ。どうしたらいい?」
    □「会社での人間関係にストレスを感じたときどうする?」

    [巻末資料]仕事をするときの心得~作業ミスをなくすために
    [支援者の皆さんへ]支援する側のコミュニケーションスキルとは

    おわりに
    謝辞
    SST関連参考図書
    SST参考ウェブページ
    著者執筆履歴

    著者・北岡祐子(きたおかゆうこ)

    就労移行支援事業 (創)シー・エー・シー所長
    精神保健福祉士

    精神保健福祉の仕事に携わって約30年。主に精神障がいや発達障がいのある方々の就労及び生活支援に携わってきた。1990年米カリフォルニア州の地域精神保健福祉研修(地域生活・就労支援、ケースマネジメント、州立病院にてSST、コンシューマー・セルフヘルプセンター、ピアカウンセラー養成研修等)での経験が仕事の大きな礎となった。特に、SSTの学びは働く力をつけるための有効なツールであることを実感。現在は就労移行支援事業(創)シー・エー・シー所長。(一社)兵庫県精神保健福祉士協会会長。社会活動として日本更生保護協会の保護司SST研修を担当するなど全国で講演活動も多い。1968年東京生まれ、島根大学教育学部卒、現在神戸市在住。
    『本人・家族のためのSST実践ガイド』『現代版 社会人のための精神保健福祉士』などへの執筆がある。

    『仕事だいじょうぶの本』

    仕事だいじょうぶの本ー職場の人と安心してコミュニケーションできるSSTレッスンBOOK

    ・著者:北岡祐子
    ・発売日:2021年5月7日
    ・価格:1,980円
    ・判型:B5判(横182mm×縦257mm×幅10mm)
    ・ページ数:128ページ
    ・ISBN:978-4-295-40545-0
    ・発行:株式会社ペンコム
    ・発売:株式会社インプレス

    仕事だいじょうぶの本
    仕事だいじょうぶの本

    出版社ペンコム

    兵庫県明石市の出版社ペンコムは、インプレスのパートナー出版社。本や広報紙、ウェブなど「ペン」をツールに、まちやひとを応援する会社です。 著者さんと共に、一人でも多くの人に「ああ、この本に出会えて良かった」と感じてもらえるような1冊を送り出していきたいと考えています。

    〒673-0877
    兵庫県明石市人丸町2−20
    TEL : 078-914-0391
    Fax : 078-959-8033
    E-Mail : office@pencom.co.jp

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