<知られざる発酵食品>ペースト&パウチで持ち歩き! “発酵のある暮らし”を広げる「酢の粕」、8/27より発売

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    2025年8月27日 10:00

    株式会社とば屋酢店(福井県小浜市、代表取締役:中野 貴之)は、江戸時代から続く酢づくりの副産物「酢の粕(すのかす/酢もろみ)」を、2025年8月27日(水)より、とば屋酢店公式オンラインショップ・本店・直営店にて新発売いたします。


    とば屋酢店の「酢の粕」

    とば屋酢店の「酢の粕」


    これまで活用されることの少なかった「酢の粕」は、にごり酢の“にごり”そのもの。市場にほとんど出回らない稀少な発酵食品を「食べるお酢」として現代の食卓に届けます。



    ■酢の粕 ― 未活用資源を“食べるお酢”へ

    とば屋酢店(1710年創業)の伝統の酢造りでは、原料の蒸米や麹をまるごと仕込み、壺でじっくり発酵させるため、豊富な搾りかす「酢の粕」が生まれます。


    多くの酢蔵では液体のみを発酵させるため、搾りかすはほとんど生じません。そのため「酢の粕」は市場にほとんど出回らず、“知られざる発酵食品”と呼ぶにふさわしい存在です。


    蒸し米ごと仕込む伝統製法

    蒸し米ごと仕込む伝統製法


    とば屋が守り続ける製法は、江戸時代に赤酢(粕酢)が開発される以前から続く、伝統に根ざしたもの。米や麹をまるごと仕込むからこそ、白くなめらかな酢の粕が生まれます。この製法を守り続ける蔵は、現代ではごくわずかです。


    さらに、伝統製法が生む副産物を活かすことは、資源循環やフードロス削減にもつながります。未活用資源を新しい食文化につなげ、持続可能な社会に貢献してまいります。



    ■ペースト&パウチで広がる、発酵のある暮らし


    スパウトパウチ入り ペースト状の酢

    スパウトパウチ入り ペースト状の酢


    酢の粕は、液体の食酢では難しい「塗る・のせる」ができるペースト状の発酵調味料です。蕎麦の薬味に、小鯛やサバに塗れば即席の酢〆に、パンに塗ればサンドイッチのアクセントに。これまでにない酢の楽しみ方を、手軽に味わえます。


    蕎麦に添える薬味として

    蕎麦に添える薬味として

    パンに塗るスプレッドに

    パンに塗るスプレッドに


    また、軽くてこぼれにくいパウチ入りなので、弁当や外食時の料理に添えたり、旅行やキャンプのお供にも便利です。液体では持ち出しにくい海外旅行や出張にも携帯でき、日常から旅先まで、“発酵のある暮らし”を広げます。



    ■酢の粕で、酢酸菌を身近に


    酢酸菌がつくるちりめん膜

    酢酸菌がつくるちりめん膜


    酢酸菌は、近年「発酵食品の新しい価値」として注目されています。研究では、酢酸菌の菌体成分であるLPS(リポ多糖)が自然免疫のバランスを整える可能性が示唆されています。


    酢の粕には、とば屋酢店の蔵に300年以上住み続けてきた蔵付酢酸菌の“菌体そのもの”が含まれています。米・米麹由来の栄養素とあわせ、健康意識の高い食生活を支える発酵食品です。


    発売に先立ち、業務利用を想定した飲食店や料理人の方々に試食いただき、プロの視点からも高い評価をいただいています。パンに塗る、料理に添えるなど、日常の食卓で手軽に酢酸菌の恵みを取り入れる機会を広げ、健やかな食生活に貢献してまいります。


    ※本品は加熱殺菌処理を行っています。酢酸菌は死滅していますが、LPSなどの菌体成分は残存しています。



    【商品概要】

    商品名  : とば屋酢店「酢の粕」

    内容量  : 120g

    販売価格 : 税込756円

    発売日  : 2025年8月27日(水)

    販売場所 : とば屋酢店 公式オンラインショップ、本店・直営店

    公式サイト: https://www.tobaya.com/


    【会社概要】

    会社名 :株式会社とば屋酢店

    所在地 :福井県小浜市東市場34号6-2

    創業  :宝永7年(1710年)

    代表者 :代表取締役 中野 貴之

    事業内容:食酢・調味酢・甘酒等の製造販売

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    とば屋酢店の「酢の粕」
    蒸し米ごと仕込む伝統製法
    スパウトパウチ入り ペースト状の酢
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