【DXの難しさ:開発コスト編】なぜアプリ・Web開発にはこんなにお金がかかるのか?

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    2022年11月21日 00:00
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    アプリやWebサービスの開発ってお金かかりますよね?

    ゼロから作っても200万円でとかで出来るような記事があったり、そんなことを言っている企業もいたりしますが、
    そんなことはあり得ません。

    通常、数千万円以上かかります。
    実際、そのくらいの金額感での開発現場を自身で何度も何度も経験してますし、周りにもたくさんありました。
    逆に、確かに数百万円レベル、つまり1/10くらいの金額感で作ってるアプリも見たことはあります。
    では何が違うんでしょう?
    お金がかかってるのは何が違うんでしょう?
    今日は、アプリ開発のコスト構造について話ていきたいと思います。

    アプリ開発費用の計算方法

    ざっくり言うと、エンジニア1人を1ヶ月雇うと、80万円〜100万円かかります。
    もちろんスキルの高いエンジニア・プロジェクトマネージャーほど、高額です。
    アプリ開発は1人で行うものではありません。
    例えば以下のような体制になります。(名称は文化により異なると思いますが参考まで)

    プロジェクトマネージャー 1名
    ディレクター 1名
    デザイナー 1名
    iOSエンジニア 3名
    Androidエンジニア 3名
    テスター 2名

    この体制(11名)で半年間でアプリを作成したとしましょう。
    もちろん単価は人によって異なりますし、最初からフルメンバーは不要でピーク時は逆に人数が増える、、、のようなことはありますが、ざっくり計算のため簡略化して「6ヶ月間この11名体制で平均単価は80万円」だとした場合、
    80万円 x 11名 x 6ヶ月 = 5,280万円
    になります。
    高いですよね。
    もちろん、これは例えばの例であり、何を作るかによって全然変わってきますが、まずは「普通にやったらこのくらいかかるもの」だということを認識するところから始めるのが良いと思います。

    保守費用の計算方法

    保守費用ですが、これは一概には言えないので難しいですが・・・説明してみます。
    上記体制は、11名体制でした。
    例えば、この11名が、納品し検収が完了した瞬間、全員急に居なくなったら・・・困りますよね。
    何かトラブっても質問することもできない、、、ということになります。
    リリース後は必ず問題が発生します。
    それはエンジニア側のミスである可能性もありますが、逆に発注者側の依頼ミスだったり勘違いだったり、どちらの問題とも言えないグレイゾーンの問題もあります。
    とにかく、継続してエンジニアが必要な状態が続きます。
    そのため、保守契約を締結することでエンジニア体制を維持する必要があります。
    とはいえ、現状維持をするだけであれば、上記11名全員がフルアサインでいる必要はないので、以下のような体制になります。

    PM 0.5名
    iOSエンジニア 0.5名
    Androidエンジニア 0.5名

    合計1.5名なので、80万円 x 1.5名 = 120万円/月額 が毎月かかることになります。

    リリース後も毎月こんなに支払うのか!と非常に高額だと感じる方も多いかと思います。
    しかし実際には想像していなかったような様々な問題が発生するため、 現場のエンジニア視点では「この人数では全く足りない!汗」という感じでバタバタし、開発側も発注側も双方混乱することもしばしばです。

    予算があるのであればしばらくはもっと厚く体制を引いて、安定した体制作りをするのが通常です。

    無理に安く発注すると酷い目に合う

    まず大前提は「アプリ・Webサービスの開発はどうしてもお金がかかる」ということです。
    無理に安い会社に発注したりしてもいいことはありません。
    「安い」ということは必ず理由があります。
    実績が薄く仕事が全然取れない会社だったりする場合は安いかもしれません。
    また、営業社員がとにかく数字を持ってきたくて本当は3000万円かかるものを900万円で提案していきたかもしれません。(これは本当に悲劇しか産まない・・・)
    結果以下のようなことはよくあります。

    思ったものと全く違うものが出来上がった。
    品質が悪くそもそもサービスが成り立たない。
    要件定義が曖昧で、話が違うと揉めに揉めて訴訟問題。
    業者がその後連絡つかなくなった。
    他の業者にスイッチしようとしても引き継ぎもできずどこも引き受けてくれない。

    こんな問題が起き、困り切ってから筆者に相談が来る・・・というケースは何度も経験しています汗
    では、どうやって進めるのが良いのでしょう?

    アプリ開発を安く早く始めるならノーコードで。

    完璧なものを作りたいのならお金をかける以外に方法はありません。
    ですが、最初から完璧なものを作ろうと思うこと自体が間違いだと思います。
    そんな大きな買い物ならば、まずは試作品・プロトタイプを作って試すことがリスク管理の観点からも当然重要になります。
    そのためにキーとなるツールが「ノーコード」と言われるものです。

    ノーコードとは?

    ノーコードとは、プログラミングをしないでアプリやWebを作れるツール群の総称です。
    ノーコードを使えば簡単に素早くアプリやWebサイトを構築することができます。
    そして圧倒的にコストが安いです。10分の1以下の費用で作れることもあります。
    ただ、その分実現できる機能に制限があります。
    しかし、スモールスタートをするのであればまずノーコードで始めることを強くお薦めします。
    多くの新規サービスの失敗が、最初に大きなお金を投じて完璧なものを作ろうとし、結局失敗に終わっています。
    まずは小さく素早く始める、これはMVP開発と呼ばれる手法です。
    ノーコードAdaloで作ったアプリ事例集はこちら
    是非、まずはノーコードを用いることでコストを抑えて最速でアプリ・Webの開発を行ってみてください。

    アプリ・Webサービスの開発の無料相談はこちら

    Adalo、bubble、STUDIOなどのノーコードを使うことで、リスクを抑えて低コストでスピーディにビジネスアイデアを形にすることができます。
    弊社はスタートアップ・新規事業向けにコストを抑えた最速のアプリ・Webサービスの開発、さらにはサービス立ち上げのコンサルティングから提案を行なっております。

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