【高校ボランティア部×キムチ製造社】食育・能登半島地震寄付で学びを広げる地元のつながり
長野県にてキムチの加工販売を行うキムフーズ・地元高校がコラボ。文化祭でのキムチ製造・販売により得た利益の一部を石川県の能登半島地震の復興支援のため寄付。
株式会社キムフーズ(本社:長野県上田市、代表取締役:金愼)は、地元上田市の高校、上田西高校のボランティア部「JRC部」とコラボしてキムチの製造・販売を行い、その売り上げの一部を2025年9月1日(月)、石川県に寄付しました。
取り組みについて
■概要

コラボは、キムフーズと高校のボランティア部「JRC部」が主導となり行いました。
取り組みの中心になるのが、キムフーズの看板商品である【 キムチ 】。
日本酒やアミエビの塩辛などを使い、日韓の伝統を掛け合わせたキムチの
・作り方
・歴史、日本と韓国それぞれの文化
について学びました。その後実際にキムチを漬ける工程の一部を高校生と行い、7月5日(土)、7月6日(日)の文化祭にて販売。
そして販売で得た売り上げの一部を石川県に寄付。ボランティア部の活動に落とし込みました。

文化祭概要
運営:キムフーズ・JRC部
日時:2025年7月5日(土)、7月6日(日)
場所:上田西高校
内容:事前学習、キムチの仕込み、当日の販売、一部利益の寄付
寄贈先:石川県
■きっかけはイベント!地元がつなぐ人の輪

今回のコラボは、キムフーズの代表である金愼の息子、金尚謙と地元の高校のボランティア部のつながりから生まれました。
出会いは、とあるイベント。イベントでは、キムフーズ本社のある上田市の私立高等学校、上田西高校のボランティア部「JRC部」が子供向けの出展を行っていました。
そして、その隣に出展していたキムフーズの尚謙がボランティア部に興味を持ち、JRC部のメンバーに声をかけたことが本コラボのきっかけに。
同じ地元の仲間として通じるところもあり、尚謙の「ボランティア部を応援したい」という気持ちも相まって話はとんとん拍子に進みました。
■キムフーズの想い

本取り組みがこの形でスタートすることとなったのは、尚謙の熱い想いから。
作る、売る、寄付する、振り返る。その一連の流れを高校生に体験してもらい、お金の価値やビジネスについて考える契機としました。
ビジネスとはどのようなもので、どのように利益を出しているのか考える時間を提供したい
高校生たちが行っているボランティア部の活動を応援したい
食べることだけでなく作ることも学んでほしい
という想いがあり、今回のコラボの形となりました。キムフーズの今後の展望

キムフーズが目指すことは、大きくわけて3つ。
1つ目は、【 中小企業だからこそできる子どもたちとのかかわりを増やしていきたい 】ということです。
尚謙は、後の世代に対し自分たちにできることは何でもやりたい、というスタンス。
今回ご紹介した取り組みのように、食育に関連したイベントやコラボの開催も今後どんどん増やしていくため、現在別の小学校とも打ち合わせを行っています。

また、自社で作ったキムチをより知ってもらうために、【 老若男女に本物のキムチを食べてもらうこと 】、【 キムチの味や品質を変えずに海外へキムフーズのキムチを「日本のキムチ」として届けること 】
も目標にしています。
特に、海外の方々へは、「だしや日本酒など日本風のテイストが入った、メイドインジャパンの高品質なキムチを食べてもらいたい」という想いから、順次販路を拡大していく予定です。
企業概要

株式会社キムフーズ
【TEL】0268-28-6101
【メールアドレス】info@kankokuya.net
【公式サイトURL】https://www.kankokuya.net/
【Instagram】https://www.instagram.com/kankokuya_kimfoods/
【住所】〒386-0005 長野県上田市古里80-18