累計30万部突破のベストセラーシリーズ、遂に集大成の一冊 『日本史の謎は「地形」で解ける【環境・民族】篇』を発売

    「地形」から読み解くと、これまでの歴史の常識がひっくり返る!

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    2014年7月2日 13:00

    株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 清水卓智)は、2014年7月3日(木)竹村公太郎著『日本史の謎は「地形」で解ける【環境・民族篇】』(PHP文庫)を発売しました。

    『日本史の謎は「地形」で解ける【環境・民族】篇』

    ■知的興奮とミステリーのような快感が味わえる!

    『日本史の謎は「地形」で解ける』は、河川行政に長年携わり、日本の「地形」と「気象」を熟知する著者が、独自の視点で日本の歴史・文明・文化の様々な謎を解き明かし、またたく間にベストセラーとなりました。第2弾の『日本史の謎は「地形」で解ける【文明・文化篇】』とあわせ、30万部を超える人気作となっています。

    人気の秘密は、これまであまり重視されていなかった「地形」に注目することで、まさに歴史の常識がひっくり返るような知的興奮を味わえること。また、著者が日常のヒントから謎の答えを見出すという、まるでミステリーのような読み心地もその魅力です。まさに、読むたびに「快感」を味わえるシリーズなのです。

    第3弾となる本書は、3部作の集大成となります。前作に続き、養老孟司氏、荒俣宏氏がまたも大絶賛の一冊です。

    ■家康が駿府を“終の棲家”に選んだ理由は?

    天下を制した家康は、将軍職を息子に譲り、江戸から駿府に移りました。日本を安定させた家康は、なぜ人が行き交う東海道筋の無防備とも思われる駿府を“終の棲家”に選んだのでしょうか――。
    家康は河川の「流域」を徹底的に利用した治世者です。であれば、駿府の地形に着目すれば、その理由が見えてくるはず。そして著者は、静岡の立体模型を見てあることに気づきます。「駿府は遠浅だったんだ!」。ここから読み解ける、家康が“手本とした人物”と、駿府を選んだ真意とは?

    そのほか―

    ◎なぜ信長は「安土の小島」に壮大な城を築いたか
    ◎なぜ世界一の「リサイクル都市」江戸は崩壊したか
    ◎なぜ「世界屈指の雪国」で高度文明が創られたか
    ◎なぜ江戸城の「天守閣」は再建されなかったか
    ◎なぜ正倉院の「神秘の宝物」は盗掘されなかったか
    ◎なぜ日本語は「分裂」せず、現代まで生き残ったか など

    数千年の長きにわたり、日本文明を存続させてきた「環境・民族」の秘密を“地形”から解き明かします(文庫オリジナル)。

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    『日本史の謎は「地形」で解ける【環境・民族篇】』
    http://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-76205-0
    定価:本体780円(税別)
    文庫判並製/416ページ
    ISBN978-4-569-76205-0
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    【著者略歴】
    竹村公太郎(たけむら・こうたろう)
    1945年生まれ。横浜市出身。1970年、東北大学工学部土木工学科修士課程修了。同年、建設省入省。以来、主にダム・河川事業を担当し、近畿地方建設局長、河川局長などを歴任。2002年、国土交通省退官後、リバーフロント研究所代表理事を経て現在は研究参与。日本水フォーラム事務局長。社会資本整備の論客として活躍する一方、地形・気象・下部構造(インフラ)の視点から日本と世界の文明を論じ、注目を集める。
    著書に、『本質を見抜く力――環境・食料・エネルギー』(養老孟司氏との共著/PHP新書)、『日本史の謎は「地形」で解ける』『日本史の謎は「地形」で解ける【文明・文化篇】』(以上、PHP文庫)がある。