14周年を迎えるホテル カンラ 京都で西陣織の魅力を国内外に発信する 「Light up the future NISHIJIN.」が開催決定

    ローカルと観光客の接点づくりを目指し、文化継承を促進

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    2024年10月4日 10:00
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    西陣織の魅力を国内外に発信する 「Light up the future NISHIJIN.」が開催決定
    西陣織の魅力を国内外に発信する 「Light up the future NISHIJIN.」が開催決定

    京都西陣で伝統・地場産業から出る産廃素材を再利用し製品を販売するハンドメイドブランド「sampai(さんぱい)」は、東本願寺北側に構えるホテル カンラ 京都と共同で西陣織のPOPUPイベント「Light up the future NISHIJIN.」開催決定。ホテル カンラ 京都が14周年を迎える10月28日(月)に合わせて西陣織の魅力・職人技術を国内外ゲストに発信することが目的だ。本催事は10月7日(月)〜28日(月)の期間、同ホテル1階のkanra shopで実施。座繰り機や杼などの手道具の展示を含むパネル展とモダンスタイルの西陣織をセレクトした物販を展開。会期中には、西陣織に触れて理解を深める「西陣織の香袋作りワークショップ」も実施される。本企画の実施で、需要の低迷や担い手不足などの課題を抱える西陣織産業の認知向上や販売機会創出に帰依し、西陣織業界を再興する一助になることを目指す。

    産廃活用で伝統継承を目指すsampaiと地域ホテルの連携企画が実現

    京都西陣地域で伝統産業を中心に地場産業から出る産廃素材をアップサイクルブランド
    「sampai(さんぱい)」は、ホテル カンラ 京都(以下、同ホテル)と共同で西陣織のPOPUPイベント「Light up the future NISHIJIN.」開催する。本企画はsampaiと同ホテルで共同で企画し実施。

    教育施設をリノベーションし、2010年にオープンした同ホテルは本年10月28日(月)で14周年を迎える。14周年に際し、地域の伝統文化・工芸にまつわる催事をゲストに提供することを目的として、10月7日(月)〜28日(月)まで、西陣織にまつわる展示・物販・体験を企画。

    サステナブル商品の製作販売のみならず、伝統産業や地域企業のアピールの場づくりや教育機関での出張授業を展開しているsampaiは、同ホテルが元ある教育施設の建物を利用しリノベーションした点や、ホテル内外に京都の文化・工芸を多く活用することで旅の中に文化が介在するコンセプトに親和性を感じ、企画に協力している。

    宿泊施設という「場」と地域の共創

    西陣織の総出荷量は約9割減*となっており、住民から見たまちの課題としても「西陣織産業の衰退」が挙げられ、まちの主要産業の再興を望む声が上げられている。西陣織業界にはライフスタイルに合った西陣織商品の提案、新業態の創出などが必要とされる。ホテル内で国内外の観光客に対し商品発表の場を設けることで商品改良や新たなニーズの調査に役立つ機会提供を目指す。

    sampaiでは、市内ホテルや観光客が訪れる「場」と地域企業を結び、より直接的に国内外のユーザーにアプローチできる機会や、宿泊施設と共創できる企画を創出。ホテルと地域企業の双方にとってメリットのある関係を築き、京都市内で共助しあえる地域環境を作っていく。

    本企画の実施で、西陣織や職人技を国内外の観光客が気軽に知る・購入できる機会を設け、後継者不足や衰退に直面している西陣織業界を再興する一助になることを目指す。

    *西陣を中心とした地域のポテンシャルと課題 - 京都市より引用

    モダンスタイルの西陣織をセレクトした物販
    モダンスタイルの西陣織をセレクトした物販

    西陣織と職人にスポットを当て、西陣の魅力を発信

    「Light up the future NISHIJIN.」では、知る・購入する・体験するの3点に焦点を置き、制作過程から製品まで包括的に理解できる企画展と物販、同ホテルのホテリエによる手作り体験を実施する。

    <実施内容>
    ・西陣織の工程にまつわるストーリーパネル・手道具の展示
    ・織元、西陣織を活用した商品を製作する地域企業商品を集めた物販
    ・西陣織を使用した巾着で香袋を製作するワークショップ

    物販では、織元が手がける生活様式に合った西陣織製品に着目し、帯や和装小物ではなく日常生活に取り入れ、親しんで使い続けられるプロダクトをセレクト。西陣地域より、タイヨウネクタイ株式会社 / 西陣岡本 / Kamigyo bowtie / gonomi / penmode / 有限会社フクオカ機業 / sampai が参加。西陣織の多様さを感じられるセレクトショップとなる。

    ホテリエが実施するワークショップはsampaiが開発。フクオカ機業が製織する京都府下のペットボトルを再利用した再生ペット西陣織で作る巾着に、天然香料を参加者が自身で調合し、香袋にするワークショップである。体験後は同じく西陣の京菓子司 金谷正廣と同ホテルがコラボレーションして作る梅羊羹とほうじ茶が提供される。

    西陣織と職人にスポットを当て、西陣の魅力を発信
    西陣織と職人にスポットを当て、西陣の魅力を発信

    コラボレーション催事「Light up the future NISHIJIN」について

    【開催期間】2024年10月7日(月)~2024年10月28日(月)
    【場所】hotel kanra kyoto(〒600-8176京都府京都市下京区烏丸通六条下る北町190) 
        本館1階 kanra shop
    【HP】https://www.uds-hotels.com/kanra/kyoto/news/19956/
    【物販出展者】
    タイヨウネクタイ株式会社 / 西陣岡本 / Kamigyo bowtie / gonomi / penmode / 有限会社フクオカ機業 / sampai

    【西陣織香袋ワークショップ】*宿泊ゲスト以外の一般参加も可能。
    開催日 :催事期間中の毎週火・木・金(*10月26日・27日・28日も実施)
    時間  :(1)15:00 ~ 16:00(2)17:00 ~ 18:00
    所要時間:45分
    料金  :2500円(香袋・梅羊羹・ほうじ茶付き)
    予約方法:電話またはメールにて予約。 
    TEL>075-344-3815 / email>info@hotelkanra.jp

    【展示協力】座繰り機:高橋治株式会社、杼:フクオカ機業 

    <sampaiとは>

    ​​sampaiは、京都・西陣で伝統産業や服飾産業の生産過程で出るアップサイクル素材を再利用したハンドメイドアクセサリーブランドです。地域の企業に足を運び、アクセサリーの元となる素材ができるまでの話を聞き、職人の想いを知った上でそれぞれの素材を活かしてハンドメイドアクセサリーを作ります。単なるアップサイクルアクセサリーとしての地位確立を目的とせず、産業の製作・販売工程における作り手の「想い」の可視化をミッションに掲げています。アクセサリーという身近な商品の購入を通して、伝統産業・地域企業に関わる機会を創出。購入段階での作り手、事業者の想いや苦労の可視化により、商品の購入や「消費行動」について考え直すきっかけを創ります。 2022年度大学SDGs ACTION AWARDSでオーディエンス賞受賞。

    公式インスタグラム:https://www.instagram.com/sampai.store/
    公式サイト:https://sampai.theshop.jp/

    <お問い合わせ>

    sampai 代表  :宮武愛海(頼 -tano- )
    メールアドレス :tano.co.creation@gmail.com
    TEL :090-8097-5232

    sampaiに興味のある記者様、事業者様はぜひお越しいただきsampaiのコンセプトや商品をご覧くださいませ。

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