パスロジ、フィッシング対策の特許を日米欧亜で取得

    ~金融機関等でのユーザ認証セキュリティリスクを確実に解決~

    企業動向
    2014年5月1日 13:00

    パスロジ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小川 秀治、以下 パスロジ社)は、フィッシング対策技術のヨーロッパ特許(特許番号:EP1936528)が成立したことを発表いたします。

    フィッシング対策技術

    ヨーロッパでの特許成立により、日米欧中韓など、世界主要国で特許が成立したこととなります。

    本特許技術は、ログイン画面に表示されるカラーブロックと、ソフトウェアトークン側に表示されるカラーブロックのマッチングにより、正規のサイトを判別するものです。規定の秒数が経過するたびにカラーが変化します。また、正規のサイトであるかをチェックしたうえでカラーブロックが表示されるため、HTMLをコピーしただけの偽装サイトではカラーブロックの取得はできません。
    http://www.atpress.ne.jp/releases/45966/img_45966_1.png


    最近では、金融機関等におけるフィッシングの報告が増加しており(*1)、ワンタイムパスワードだけでは十分な対応ができていないという状況です。

    パスロジ社では、先月発表した「ハイブリッドワンタイムパスワード」に、このフィッシング対策技術を組み合わせることで、ワンタイムパスワードによる本人確認に加えて、フィッシング対策を実現します。さらに、MITB(マン・イン・ザ・ブラウザ)対策を組み込むことにより、金融機関等でのユーザ認証セキュリティリスクを実用レベルで確実に解決できると考えております。

    なお、パスロジ社では、上記以外にも、いろいろなセキュリティリスクに対応できる特許技術を保持しており、よりハイセキュリティや、特殊なニーズに対応することも可能となっております。


    (※1)フィッシング対策協議会「2014/03 フィッシング報告状況」
    https://www.antiphishing.jp/report/monthly/201403.html


    ■「PassLogic(パスロジック)認証」概要
    http://www.atpress.ne.jp/releases/45966/img_45966_2.png
    ブラウザ上に表示される乱数表の中から、各ユーザに設定されている“位置”および“順番”(この部分が認証情報)から数字を抽出してパスワードを生成します。マトリクス型の乱数表を取得するたびに表内の数字が変わるため、パスワードとすべき数字も毎回変わり、ワンタイムパスワードとなります。(米国特許第6141751号、日本国特許第5276658号)

    乱数表を見ても他者にはワンタイムパスワードがわかりませんので、従来のワンタイムパスワードそのものを表示する製品とは異なり、トークンやデバイスを紛失・盗難・借用された場合でも安全です。この安全性と使用感、管理性などが評価され、リモートアクセスを重視される企業を中心に80万超の利用者がおります。


    ■パスロジ株式会社 概要
    住所     : 東京都千代田区神田小川町3-26-8
             野村不動産神田小川町ビル
    設立     : 2000年2月24日
    資本金    : 1億円
    代表取締役社長: 小川 秀治
    URL      : http://www.passlogy.com/
    主要製品   : PassLogic


    ※特許発明に係わるサービス・製品を正当な権限なく実施すること(第三者から購入してエンドユーザとして利用する場合や、自社開発により実施する場合も含む)は、特許権侵害となります。(パスロジの正規ライセンスを受けたサービス・製品には、パンフレット等にパスロジのライセンス表示が付されています。)

    ※2014年5月1日現在、パスロジ社は、他社製品に対し、特許ライセンスを実施しておりません。(クラウド等のサービスを除く)

    ※このリリースに記載の内容は、発表当時の情報です。予告なく変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。記載されている商品名、会社名は、各社の商標または登録商標です。

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