五島アサミ(テキスタイル作家・日本画家)、 国立新美術館・個展セクションにて新作発表

独自に創案した“幾何学刺繍と墨”の技法で、 沈黙の響きと、その余韻を可視化した作品群を展示

イベント
2025年7月9日 10:30
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このたび、五島(ゴトウ)アサミは、2025年8月に国立新美術館(東京・六本木)で開催される「第26回 日本・フランス現代美術世界展2025 ~サロン・ドトーヌ特別協賛~」内、特別企画「エスパス・プリヴェ(個展セクション)」にて、個展形式での作品展示を行います。

本展では、自身が創案した独自の表現技法「幾何学刺繍+墨アート」による新作を発表いたします。


【サムサラの森/太陽の暗号】幾何学刺繍+墨アート作品 size:1167×1820mm

【サムサラの森/太陽の暗号】幾何学刺繍+墨アート作品 size:1167×1820mm


墨による抽象的な構成と、刺繍による緻密な幾何学模様を融合させたこの技法は、視覚にとどまらず、内面の感覚や時間の気配にまで静かに響く表現へと昇華されています。

またこの技法は、日本画に由来する素材感や美意識からも影響を受けており、とくに墨の扱いや金箔のような光の表現に、そうしたインスピレーションが色濃く反映されています。


近年、こうした独自の素材構成と表現手法は、国内外の展覧会や美術関係者のあいだで徐々に注目を集めつつあります。

現在は、この技法を後進の作家たちにも伝えており、独自の芸術観を共有しながら次世代の育成にも力を注いでいます。


作品全体としては、音や意識、自然界の周波数といった「目に見えない現象」を可視化することを主題とし、布と糸と墨を重ねた構成によって、観る者の深層にそっと作用することを意図しています。



【展示作品】

《サムサラの森/太陽の暗号》

F50(1167×910mm)×2枚組


《宇宙のシズク》

S20(727×727mm)×4枚組


《森の音》

S4(333×333mm) 4点


素材:オーガニックコットン、天然絹黒糸・金糸・銀糸・赤糸、墨、金箔、木製パネル、など

※すべて独自に創案した「幾何学刺繍+墨アート」による表現技法を用いた作品です。



【展示概要】

展覧会名:第26回 日本・フランス現代美術世界展2025

     ~サロン・ドトーヌ特別協賛~

会期  :2025年8月7日(木)~8月17日(日)

会場  :国立新美術館 3A・3B展示室(東京都港区六本木)

協賛  :欧州美術クラブ

特別協賛:サロン・ドトーヌ協会(フランス)

企画  :エスパス・プリヴェ(個展セクション)



■アーティスト ステートメント

音も言葉も存在しない“沈黙”の中に、私たちが見落としがちな深い気配が宿っています。

幾何学刺繍と墨という、時間を刻む技法によってその気配を掬い取り、布の上にそっと記しています。

私の作品は、見えない響きを可視化するための、思索的な探求のプロセスでもあります。

すべての画像

【サムサラの森/太陽の暗号】幾何学刺繍+墨アート作品 size:1167×1820mm
【サムサラの森】size:1454×1454mm
【開闢(かいびゃく)】2022年展示作品  size:1940×1303mm
創作現場【宇宙のシズク】
創作現場
日本・フランス現代美術世界展2022

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