長野県中小企業初のヘルスキーパー制度を導入! 従業員の健康と多様性を大切にする、新しい職場づくり

企業動向
2025年6月26日 09:30
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株式会社一兎舎(本社:長野県長野市、代表取締役:山崎 恵理子、以下 一兎舎)は、従業員の健康と働きやすさを追求するために福利厚生の一環として、2025年4月に視覚障害者を正規雇用し、6月より社内にヘルスキーパー制度の導入をいたしました。


■導入の背景

私たち一兎舎は「後世に遺る仕事」をパーパスとして掲げています。そのためには、私たち自身も後世に遺るよう事業を継続していかなければなりません。企業の健康を保ち、そこで活躍するすべての従業員の健康も守る必要があるのです。

しかし、企業も人間も一朝一夕では健康になれません。だからこそ、いますぐ取り組むべきだと私たちは考え、従業員の健康と働きやすさを追求するためヘルスキーパーの導入を決定しました。


一兎舎ヘルスキーパー制度「いとここち」施術の様子1

一兎舎ヘルスキーパー制度「いとここち」施術の様子1

一兎舎ヘルスキーパー制度「いとここち」施術の様子2

一兎舎ヘルスキーパー制度「いとここち」施術の様子2


■ヘルスキーパーとは

ヘルスキーパーは「企業内理療師」ともいい、企業の一員として従業員の健康管理やマッサージを行う専門職です。ヘルスキーパーの職能団体「日本視覚障害ヘルスキーパー協会」が1992年に創立され、国立障害者リハビリテーションセンターでもヘルスキーパー制度導入の手引きを公開するなど、認知拡大に力を注いでいますが、全国的にも導入している企業は数えるほど。長野県内のヘルスキーパーはわずか数名で、ほとんどゼロに近い人数にとどまっています。



■期待すること

一兎舎での業務は、デスクワーク・菓子製造・納品など多方面にわたっていますが、いずれも体への負担が発生し、体の不調も起こりがちです。ヘルスキーパーを導入することによって、社内で定期的なマッサージを受けられる環境ができれば、深刻な不調へ至る前に、こまめな体のメンテナンスができ、健康状態の把握と予防的ケアにもつながります。

また、仕事の合間にリフレッシュする時間を作ることでの作業効率向上や、施術の時間にヘルスキーパーと仕事以外の話もできるなど、施術室は「第三の場所」としての役割も担い、メンタルヘルスケアにも期待が持てます。

そのほか、会社が従業員の健康維持や改善に目を向けることで、従業員自身の健康意識の向上にもつなげていきます。また、一人一人が自身の健康に気を配ることで、お互いの健康にも目を向けるようになり、職場全体の活力が高まることを目指しています。



■障害者の雇用創出

障害者の特性を活かした職場を用意することで障害者の社会進出を促進し、多様な人材の活躍を支援します。雇用した人材には、ヘルスキーパーとしての経験だけにとどまらず、経営や人材教育など幅広いスキルを学ぶ場を提供し、自己実現の機会や、将来的に独立や起業を目指す機会を提供します。



■代表取締役:山崎 恵理子より

「私たちが目指すのは、従業員一人一人が健康で、自分らしく輝ける職場です。障害の有無、性別、年齢に関わらず、すべての人が能力を発揮できる場所を作りたい。そして、その取り組みを通じて、社会全体にポジティブな影響を与えていきたいと考えています。」



■株式会社一兎舎とは

2006年10月に設立した、出版やデザイン制作を手掛ける会社です。2023年には洋菓子部門を立ち上げるなど多様な業務や人材を抱えており、この度2025年4月には従業員の健康と多様性のためにヘルスキーパーの雇用をし、6月よりヘルスキーパー制度の導入をいたしました。


株式会社一兎舎コーポレートサイト画面

株式会社一兎舎コーポレートサイト画面


■会社概要

会社名         : 株式会社一兎舎

代表者         : 代表取締役 山崎 恵理子

所在地         : 〒381-0043 長野県長野市吉田2-9-2

創業          : 2006年10月10日

事業内容        : 出版、印刷、デザイン制作、菓子製造・販売

資本金         : 300万円

一兎舎コーポレートサイト: https://www.ittosha.jp/

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一兎舎ヘルスキーパー制度「いとここち」施術の様子1
一兎舎ヘルスキーパー制度「いとここち」施術の様子2
一兎舎ヘルスキーパー制度「いとここち」ロゴ
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株式会社一兎舎

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