パシフィック・ベイシン・シッピング社、インマルサットのNexuswave導入で 船舶の運航と乗組員の福利厚生を強化

– インマルサットの完全管理・結合型の通信サービスが、太平洋バルクの船舶に高速インターネット接続を提供し、船員と業務アプリケーションの両面をサポート –

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2025年6月16日 12:00
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2025年6月16日
ヴィアサット社傘下で、海事産業向けの衛星通信事業を手掛ける、インマルサット・マリタイム社は、世界有数のドライバルカー船主であるパシフィック・ベイシン・シッピング社と、同社の5隻の船舶にまず、NexusWaveの完全管理・統合型のサービス導入に向け、契約を締結いたしました。

香港を拠点とするパシフィック・ベイスン社では、燃費効率と排出量報告もサポート可能なコネクティビティの確保とデジタル化戦略を強化する一環で、同社でより船腹を増加させつつある、ギア付きハンディサイズとスーパーマックスのばら積み貨物船の双方で、乗組員とビジネス・コミュニケーションの強化を優先させています。

NexusWaveは独自開発した結合型のネットワーク技術により、船員とビジネス・アプリケーションの常時接続を保証し、トラフィック・ルーティングを動的に調整し、シームレスな通信環境を海上で利用できるようにします。パシフィック・ベイスン社は、NexusWaveのこれまでにない通信のスピード、無制限のデータ、グローバル・カバレッジを活用して、船陸間でのオーディオおよびビデオ会議も中断させることなく実施でき、また船員にも、一貫してまるで自宅にいるような、インターネット接続環境を提供します。

無制限のデータとViaSat-3ネットワークとの統合を控えるNexusWaveは、パシフィック・ベイスン社の野心的なデジタル化戦略を将来的に可能とし、コストも固定で確実に管理できるようになりました。

今回の導入において、パシフィック・ベイスン(香港現地法人)の技術調達責任者であるSamar Das氏は次のようにコメントしています:「私たちは、ドライバルク海運業界で初めてインマルサットNexusWaveを搭載した船舶を運航することになりました。船員のウェルビーイングは最優先事項であり、このサービスによって通信チャネルが最適化され、陸上にいる家族や大切な人たちとの最速の通信が可能になります。また、NexusWaveの機能は、より良い意思決定と効率化のために船舶全体で拡大傾向にあるデジタル・アプリケーションの利用とも密接に連携しています」。

最近の実環境テストでは、完全管理型サービスのダウンロード速度は最大330〜340メガビット/秒、アップロード速度は最大70〜80Mbpsを達成し、船舶でのネットワーク可用性は99.9%を超えました。

インマルサット・マリタイムのAPACセールス・リージョナル・ディレクターである、Justin Yiは以下のように述べています:「パシフィック・ベイスン社はドライバルク海上輸送における世界的企業であり、NexusWaveの採用は彼らの先進的な姿勢を示すものです。NexusWaveを利用いただくことで、同社のような運航会社が、より通信の高速性と実用性、また無制限のデータ、グローバルなカバレッジ、より堅牢な企業レベルのセキュリティを確保できるとともに、完全に途切れることのない接続性と信頼性を享受することができます。

Inmarsat - PR@viasat.com
Star Marine PR - 吉田麻貴 maki@starmarinepr.com

お問い合わせ先

インマルサット・マリタイムについて

インマルサット・マリタイム(本社=英国ロンドン)は、米国に本社を置くバイアサット傘下で40年以上の事業経験を活かし、海事産業のデジタル化を推進し続けています。また同社は、船主や運航会社がより高い接続性を維持し、安全運航や、運航効率を高め、乗組員の福利厚生を確保できるよう、信頼性の高い革新的なソリューションを提供しています。
Viasatは、世界中のすべての人、すべてのものがつながることができると信頼されているグローバル通信企業です。世界24カ国にオフィスを構える当社の使命は、世界中の消費者、企業、政府、軍隊がどのように通信し、接続するかを形作ることです。バイアサットは、地上、空中、海上など、どこにいても人々の生活にプラスの影響を与える、高品質で信頼性が高く、安全で、手頃な価格の高速接続を実現する究極のグローバル通信ネットワークを開発する一方、宇宙における持続可能な未来を築いています。2023年5月、バイアサットはインマルサットの買収を完了し、両社のチーム、技術、リソースを統合して新たなグローバル通信パートナーを誕生させました。詳しくは、www.viasat.com、Viasat News Room、またはLinkedIn、X、Instagram、Facebook、 Bluesky 、Threads、YouTubeでフォローしてください。

インマルサット・マリタイムは、英国ロンドンにあるヴィアサットのグローバル国際事業本部を拠点としています。インマルサット・マリタイムの詳細については、Inmarsat.com/maritimeをご覧ください。

将来の見通しに関する記述

本プレスリリースには、1933年証券法および1934年証券取引法のセーフハーバーの適用を受ける、将来の見通しに関する記述が含まれています。 将来予想に関する記述には、特に、NexusWaveの将来の展開やViaSat-3 Kaバンドネットワークの組み込み計画に関する記述が含まれます。実際の結果は、将来見通しに関する記述で示されたものとは大きく異なる可能性があることにご注意ください。 実際の結果が異なる可能性のある要因には以下が含まれます:サードパーティの通信容量やサービスへのアクセス能力、衛星の異常、運用障害、性能劣化の影響を含む、衛星の建設、打ち上げ、運用に伴うリスク、ViaSat-3クラスの衛星および当社が建設または取得する将来の衛星から期待される利益を実現する能力;当社の衛星プロジェクトに関連する予期せぬ出費、当社のブロードバンド・サービスの事業計画を予定通り、またはまったく成功裏に実施する能力、当社の衛星によるサービス開始までの間における当社の事業における容量の制約、新技術、製品、サービスの開発、導入、販売を成功させる能力、その他海事部門に影響を及ぼす要因。 また、当社の最新の年次報告書(Form 10-K)および四半期報告書(Form 10-Q)を含む、www.sec.gov で入手可能な SEC 提出書類に記載されているリスク要因もご参照ください。読者の皆様は、将来の見通しに関する記述を過度に信頼しないようご注意ください。将来の見通しに関する記述は、それが作成された時点のものです。当社は、理由の如何を問わず、将来予想に関する記述を更新または修正する義務を負いません。

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