【加計学園】アドベンチャーワールドの株式会社アワーズと連携・協力協定締結

教育・研究と実践の現場をつなぎ、命輝く社会の実現目指す

その他
2025年6月9日 10:00
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調印後、出席者全員で記念撮影
調印後、出席者全員で記念撮影

 学校法人加計学園、広島加計学園は6月6日、アドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)を運営する株式会社アワーズ(大阪府松原市)と連携・協力協定を締結しました。動物系の学部・学科を多く抱える加計学園グループの教育・研究の現場と、動物園・水族館などが一体となったテーマパークという実践の現場がつながり合うことで、すべての命が輝く社会の実現に貢献し、その担い手となる人材の育成に取り組んでいきます。

 協定の調印式は、加計学園の岡山理科大学A1号館11階ラウンジであり、アワーズの山本雅史代表取締役社長、加計学園と広島加計学園の加計役(まもる)理事長らが出席して行われました。
 協定書に調印後、山本社長は「私たちは楽しさを提供するエンターテインメントと、気づきや学びを提供するエデュケーションを掛け合わせたエデュテインメントパークを目指しています。加計学園の研究・技術を活用させていただき、動物たちのQOL(生活の質)を高めていけるのではないか、と期待しています。また、獣医師、愛玩動物看護師の育成にも私たちのフィールドを活用していただくこともできます。誰もが幸せな世界をつくるというミッションに向かって、ともに未来を共創していきたいと思います」と述べました。

 また、加計理事長は「アワーズの考え方に共鳴し、我々もエデュテインメントを目指したいと思い、協定を結ぶことになりました。具体的にどんなプロジェクトを進めていくか、というのはこれから協議していきますが、海洋生物の飼育に好適環境水を使った実証実験とか、恐竜から現生動物への進化の過程といった学びの場も提供できます。獣医学部では人獣共通感染症の予防のための共同研究ということも考えらます。両者が最大限、すべての力を出し切って成果が生まれることを期待しています」と語りました。

 協定の主な内容は以下の通りです。
 (1)双方が保有する資源を活用したイベント等の企画立案に関すること
 (2)動物等の保護や生命の尊さの啓発に関すること
 (3)インターシップなどの学生等を受け入れに関すること
 (4)双方における人的・知的資源の交流に関すること
 (5)その他、本協定の目的を達成するために双方が合意した事項に関すること

 加計学園の動物系学科は岡山理科大学の動物学科、生物科学科、生物地球学科、恐竜学科、獣医学科、獣医保健看護学科などがあり、倉敷芸術科学大学には動物生命科学科があります。広島加計学園の英数学館小・中・高校はボランティア活動などで交流していく予定です。

 アドベンチャーワールドは広さ約80万平方㍍。「いのちを見つめ、問い続ける。いのちの美しさに気づく場所。」がテーマ。サファリワールド、アニマルランド、イルカふれあいプール、海獣館などに120種1600頭の動物たちがいます。人気者のジャイアントパンダ4頭は今月28日、中国に帰国することになっています。

協定書を二人で持つ(左から)加計理事長、山本社長
協定書を二人で持つ(左から)加計理事長、山本社長
協定書に署名する(左から)加計理事長、山本社長
協定書に署名する(左から)加計理事長、山本社長
挨拶で強い期待感を表明した山本社長
挨拶で強い期待感を表明した山本社長
「我々もエデュテインメントを目指す」と話す加計理事長
「我々もエデュテインメントを目指す」と話す加計理事長
マスコミの囲み取材に答える山本社長(中央)
マスコミの囲み取材に答える山本社長(中央)
囲み取材に答える加計理事長(右)
囲み取材に答える加計理事長(右)

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調印後、出席者全員で記念撮影
協定書を二人で持つ(左から)加計理事長、山本社長
協定書に署名する(左から)加計理事長、山本社長
挨拶で強い期待感を表明した山本社長
「我々もエデュテインメントを目指す」と話す加計理事長
マスコミの囲み取材に答える山本社長(中央)
囲み取材に答える加計理事長(右)