[飛散農薬を瞬時に解析]ノズルネットワークがシステム開発に成...

[飛散農薬を瞬時に解析]ノズルネットワークがシステム開発に成功

報道関係者各位                      2006年5月10日
プレスリリース               ノズルネットワーク株式会社

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           【飛散農薬を瞬時に解析】            
        ノズルネットワークがシステム開発に成功        
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5月29日から改正される食品衛生法により残留農薬基準値が厳しくなることか
ら、ノズルネットワーク株式会社(兵庫県丹波市、麻川博良社長)は、農業関
係機関が飛散農薬の対策や研究を行う上での有効なシステムを開発、5月11日
からサービスを開始する。

現状、農薬の飛散状態を容易に知る方法として、感水紙と呼ばれる紙片に飛散
ミストが付着すれば、農薬液滴が斑点となって残る測定方法が多用されてい
る。しかし紙片の解析については、現状は目視感覚で判断するか、または手作
業により1枚の紙片を数時間もかけて解析している。

麻川社長は今年3月に兵庫県農業技術センターから、この紙片を短時間で高精度
に解析する方法の相談を受けたことがきっかけで、これまで40年間ノズル技術
と液滴分析に携わった経験と旭化成エンジニアリングが開発した画像解析ソフ
トを基に、1枚の紙片から瞬時に最大11項目の解析数値が得られるプログラム
システムの開発に成功、特許を申請すると共にそのシステムを利用して
今月11日から主に同社のホームページを通じて感水紙の受託解析サービスを
開始する。

このサービスを利用すれば、飛散農薬量や残留濃度値から対策の評価が具体的
になり、また作物を収穫する前段階で農薬使用量の調整ができる多大なメリッ
トが得られる。解析料は感水紙1枚につき定価1,800円だが、今月29日までの
法改正まではその半額とし、飛散農薬の対策がより促進されるように協力
したいと考えている。同社は感水紙の利用者自身でも手軽にパソコンで解析が
できるソフトの商品化も進めている。また大気中を飛散しているミストを
瞬時に撮影解析が可能なドイツメーカーの光学機器、海外ノズルメーカーの
先進的な飛散対策ノズル等の販売も併せて総合的な飛散農薬対策のサービスを
提供してゆく。

(ノズルネットワークのホームページ http://www.nozzle-network.co.jp/ )

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【会社概要】
本 社  :兵庫県丹波市柏原町柏原766-1
創 業  :2001年5月24日
代表取締役:麻川 博良(あさかわ ひろよし・61歳)
資 本 金 :9,200万円
主な株主 :財団法人ひょうご産業活性化センター 他
営業品目 :世界のノズル製品販売、ノズル技術相談、ノズル情報サービス
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【本件に関するお問合せ先】
ノズルネットワーク株式会社
担 当 : 久下 良太(くげ りょうた)
E-mail: info@nozzle-network.co.jp
TEL  : 0795-73-2300
FAX  : 0795-73-2301
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