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~松竹梅白壁蔵ブランド グローバル化に向けた取り組み~ 松竹梅白壁蔵「然土」輸出開始

― 合わせて7月にロンドンで商品発表会を開催 ―

 海外事業を展開する宝酒造インターナショナル株式会社は、2025年7月より、“松竹梅白壁蔵「然土」(N・end)”の輸出を開始します。また、同商品の世界展開の皮切りとして、2025年7月8日に、英国・ロンドンにおいて、商品発表とマスターオブワイン※1・大橋健一氏※2によるSake Masterclassを開催し、ロンドンから世界に向けた情報発信を行います。
("The Launch of N・end Sake -Masterclass by Kenichi Ohashi MW and Luncheon-")

 “松竹梅白壁蔵「然土」”は、2023年に日本国内でルート・数量限定発売した、松竹梅白壁蔵ブランドを象徴する商品です。米の旨みがしっかり感じられる厚みのある味わいと、華やかさから始まる複雑な奥深い香りにより、料理と濃厚にとろけあう日本酒です。
 造りは、米の旨みを存分に引き出すために、その年に収穫した米の状態に応じて精米歩合や仕込み配合といった要件を都度見直し、厳選した独自の微生物のみを最大限に働かせる「生酛(きもと)造り」で仕込んでいます。
 原料米は、兵庫県西脇市の山田錦を全量使用。また専業農家と協働し、山田錦の品質改良に取り組んでいます。稲作時には、土壌の有機物を分解する過程でメタンが発生しますが、稲わら分解の最適化や稲の中干し期間の延長により、CO2の28倍の温室効果を持つメタンガスの発生を最大で約90%削減など、環境に配慮した米づくりを行っています。
 商品名の「然土」は、自然の恵みに感謝し米の旨みを存分に引き出すために、田の土づくりから始めるこだわりを表しています。「N・end(Never・end)」には、美しい自然を守り、新しい日本酒の未来を切り拓いていくための活動を絶え間なく続けていく決意を込めています

 なお、2025年5月20日に発表された、世界最大級の酒類コンペティション「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)2025」※3のSAKE部門において、“松竹梅白壁蔵「然土」”がゴールドメダルを受賞しました。

 2024年12月、「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録され、世界中で日本酒をはじめとした和酒への関心が高まっています。
今回、伝統的酒造りを極め、環境にも配慮した “松竹梅白壁蔵「然土」”の輸出開始とグローバルな情報発信を通じて、松竹梅白壁蔵ブランドのさらなる活性化を図るとともに、日本食と和酒を通じた、豊かな食生活を世界中の人々に届けることで、Visionで掲げる「Smiles in Life ~笑顔は人生の宝~」の実現を目指します。

※1:英国のマスターオブワイン協会が認定するワインにおける世界最難関・最高峰の資格
※2:全国新酒鑑評会審査委員会委員、酒類専門店・株式会社 山仁代表取締役社長、(独)酒類総合研究所 清酒専門評価者、インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)のSAKE部門議長として、長年にわたり日本酒の世界的な啓蒙にも携わる
※3:世界的に最も権威あるワインコンペティションの一つ。審査結果に応じて、「ゴールドメダル」「シルバーメダル」「ブロンズメダル」「大会推奨酒」の4つが与えられる。2007年にSAKE部門が開設され、今年のSAKE部門には、1,476点出品。うち金賞を受賞した銘柄は153点。

<大橋健一マスターオブワイン>
<大橋健一マスターオブワイン>

【商品概要】
商品名:松竹梅白壁蔵「然土(ねんど)」
アルコール分:16.0度以上17.0度未満
容量/容器:720ml/ガラス壜
梱包:6本段ボール箱入
販売国:英国、米国
輸出開始予定:2025年7月頃

■The Launch of N・end Sake -Masterclass by Kenichi Ohashi MW and Luncheon- 概要
【開催日時】 2025年7月8日(火)12:00-14:30
【会場】 Royal Automobile Club (王立自動車クラブ), Pall Mall Clubhouse

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<大橋健一マスターオブワイン>