WBC開幕直前 野球観戦に関するアンケート調査結果

報道関係者各位                      2006年2月27日
             ジャパン マーケット インテリジェンス株式会社
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    2006 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)開催直前
        野球観戦についてのアンケート結果発表
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日本の野球は、2006 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で
人気上昇なるか?

2006年3月3日ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)*が初めて開幕する。
開幕直前に日本の野球ファン達がなぜ国内の野球に以前ほど興味をもたない
ようになったのかについての調査を行った。

調査を行ったジャパン マーケット インテリジェンス株式会社(所在地:
東京都港区、代表取締役社長:アンドリュー・ティル)(JMI)は、1,064名に
野球観戦についてインタビューをした。

その中で普段テレビで野球をよく見る人は15%だけであった。
一方、約半数(47%)が全く見ない、あるいは、ほとんど見ない、と答えた。

日本のプロ野球の人気が低下してきていることについて、「良い選手が次々に
メジャーリーグに行く傾向がある(51%)」、「特定のチームばかりがテレビで
中継される(47%)」、「魅力的な選手がいない(42%)」などが主な理由として
あがった。
しかし、4%のみが2004年のプロ野球ストライキが野球の人気に悪影響を
及ぼした、と答えた。

下降気味とされるプロ野球の人気を回復させるために何が必要だと思うか。
という質問に対して、野球ファン・選手・チーム・地域がつながりを
より強いものにしていくべきだという意見が目立った。
例えば、地域に密着したチーム作り(54%)、試合のイベント化(43%)、
観戦しに行きやすい球場(35%)、などである。

さらに、若いスター選手の必要性(36%)や海外の強豪チームとの試合(23%)も
重要だという意見もあり、特にこの2つの点をあげたのは男性が多かった。

そして活性化に必要な要素として「主力選手の海外流出防止」を挙げた
対象者は全体の19%にとどまっている。このことからも、海外進出の傾向には
ある程度仕方がないという見方が強いことが推測される。流出防止に力を
入れるよりも、地域密着型チーム、試合のイベント化/行きたくなるような
球場つくりといった、より身近なプロ野球を求める声が多いことがわかる。

今年はサッカーワールドカップもまた開催され、一般的にワールドカップが
あると国内のリーグにも注目が集まると言われている。

つまり、日本の野球を盛り上げるために、WBC開催直前に私たちが考えなけれ
ばならないことは、より地域に密着したチームの若い選手たちがWBCのような
世界の大舞台で活躍し、それによってさらに国内リーグの人気を高めることが
できるか、ということだろう。

本調査についてより詳しく知りたい方は以下のお問い合わせ先までご連絡
ください。

*WBCとは、世界中の優秀なプレーヤーたちが母国を代表して戦う野球大会です。
世界の人々の野球に対する関心を高めること、新たな野球ファンおよび選手を
生み出すことを最大の目的としており、野球の認知、発展、国際化を目指して
いる。
WBCは2006年に第1回大会を行ったあと、2009年に次回開催が予定されており、
その後は4年ごとに開催されることになっている。


【ジャパン マーケット インテリジェンス株式会社について】
ジャパン マーケット インテリジェンス(JMI)は革新的な市場調査手法に
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