PFAS対策が可能、フッ素を含有しない ゴム用潤滑コーティングを開発 8月下旬発売

    ~フッ素を使わずゴムを滑らせる~

    サービス
    2024年8月28日 09:30

    耐熱塗料を製造販売するオキツモ株式会社(所在地:三重県名張市、代表取締役社長:山中 重治)は、PFAS対策が可能なゴム用潤滑コーティング「NTBX-139」を開発し、2024年8月下旬よりプロトタイプとして発売します。


    ゴム用潤滑コーティング: https://www.okitsumo.co.jp/about/prototype/g-silicon/


    パッキン、ガスケットなどさまざまなゴム製品にコーティング


    ■開発背景

    主に欧州や米国におけるPFAS(有機フッ素化合物の総称)規制案などの影響により、フッ素を含有しない材料を求められる機会が増えました。滑り性を付与するため、フッ素の表面処理が選ばれることが多いゴム製品においても例外ではありません。“フッ素以外の表面処理を検討したい”といったニーズに対応するため、フッ素を含有しないゴム用潤滑コーティング「NTBX-139」を開発しました。



    ■商品の特長

    商品名:ゴム用潤滑コーティング「NTBX-139」(プロトタイプ)


    ○フッ素コーティングのような優れた潤滑性・非粘着性

    ゴム用潤滑コーティングは、フッ素に代わり主にシリコーンオイルを使用した潤滑性・非粘着性を特長とした塗料です。


    静摩擦係数:0.13~0.17

    動摩擦係数:0.05~0.07


    ○食品衛生法に適合します

    食品を加工する工場から炊飯器や水筒など、食に関係する様々な製品でゴムが使われています。

    これらの製品に使用するゴムでも、安心してご使用いただけます。



    ■商品概要

    発売日 : 8月下旬

    容量  : 10kg

          ※少量サンプル希望の場合はご相談ください。

    色調  : クリアー、黒、白

    適用基材: NR、NBR、EPDM 等

    URL   : https://www.okitsumo.co.jp/about/prototype/g-silicon/



    ■シリコーンゴム用潤滑コーティングの開発(プロトタイプ)

    一般的に難密着素材とされているシリコーンゴムにも密着することが可能な塗料「NTBX-268」をプロトタイプとして開発しました。表面のタック性(触ったときのベタベタ感)を解決することにより固着を抑制します。

    サンプルをご希望の方はご連絡下さい。



    ■会社概要

    商号  : オキツモ株式会社

    代表者 : 代表取締役社長 山中 重治

    所在地 : 〒518-0751 三重県名張市蔵持町芝出1109-7

    設立  : 1945年3月

    事業内容: 耐熱塗料、フッ素樹脂塗料並びに機能性コーティング剤の製造販売

    資本金 : 9,981万円

    URL   : https://www.okitsumo.co.jp/



    【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】

    オキツモ株式会社 新領域開発部 マーケティング課 市場開拓グループ

    担当       : 濱谷 眞

    TEL        : 0595-62-7576

    お問い合せフォーム: https://www.okitsumo.co.jp/contact/