GfK Japan調べ:2013年上半期ゴルフウェア販売動向

 ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパン株式会社(所在地:東京都中野区、代表取締役社長:藤林 義晃)は、ゴルフ用品専門店、総合スポーツ店におけるゴルフウェアの販売動向を発表した。※

ゴルフウェア販売動向図1
ゴルフウェア販売動向図1

【概要】
・2013年上半期(1-6月)のゴルフウェア販売金額は前年同期比3%増、レディスウェアは同4%増。

【2013年上半期は3月および6月が好調】
 2013年上半期ゴルフウェア販売は、数量ベースでは前年並みであったものの、金額ベースでは前年同期から3%伸長した。
 月別販売金額を見ると、1月は主力商品であるアウターなどの販売が振るわず、前年比10%減と低調な滑り出しとなったが、3月以降は前年を上回って推移した(図1)。

図1: http://www.atpress.ne.jp/releases/37985/1_1.gif

 3月はシャツやボトムスなどの販売が伸び同18%増、シーズンが本格化する4月、5月は前年微増で推移し、6月は同9%増となった。6月は降雨量が少なかったこともあり、レインウェア販売は金額前年比33%減となったが、主力商品のシャツで6,000円以上の価格帯の数量構成比が8%ポイント上昇するなど、単価の高い商品が伸びたため、前年を大きく上回った。なお3月、6月は気温の上昇に伴い、春物、夏物の動きが活発であったことも市場が好調であった一因と考えられる。
 2013年上半期のアイテム別金額構成比は前年同期とほぼ変わらず、シャツが30%、ボトムスが27%を占めた(図2)。

図2: http://www.atpress.ne.jp/releases/37985/2_2.gif

 金額ベースで市場の約25%を占めるレディースウェアは数量では前年を下回るも、金額では前年比4%増となった。平均単価の上昇がこの金額規模の成長に寄与した。2013年上半期のレディースウェアの平均単価を前年同期と比較すると、シャツでは10%、ボトムスでは12%上昇した。

 クラブなどギアが好調のタイトリストがウェア市場に参入したことや、人気プロを擁するキャロウェイなど話題性の高いブランドの存在もあり、下半期のゴルフウェア市場の動向も注目される。

※ ゴルフウェア販売動向:ゴルフ用品専門店、総合スポーツ店におけるゴルフウェアの販売動向(プライベートブランド商品を除く)。百貨店、直営店における販売は含まれない。


≪ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパンについて≫
 ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパン株式会社は、家電製品などの耐久消費財実売データ、その他総合マーケティングサービスを提供する市場調査会社GfKの一員です。
 オプティックス製品、ゴルフ用品、映像ソフトウエアなどの分野において、POSデータ・店舗監査データを基に推計した市場代表性の高いマーケットデータと関連サービスを提供しています。

URL: http://www.gfkrt.com/japan/

※弊社名を報道にて引用頂く場合は、正式社名のほか、「GfK Japan」、「ジーエフケー ジャパン」、「GfKジャパン」の略記でも結構です。

取材依頼・商品に対するお問い合わせに関しては
プレスリリース内にございます企業・団体に直接ご連絡ください。

  • 会社情報