近大附属和歌山高校・中学校が「令和7年度 芸術鑑賞会」を開催 歴史ある伝統芸能「講談」を鑑賞

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    2025年6月9日 14:00
    令和6年(2024年)芸術鑑賞会の様子
    令和6年(2024年)芸術鑑賞会の様子

    近畿大学附属和歌山高等学校・中学校(和歌山県和歌山市)は、令和7年(2025年)6月13日(金)、和歌山市の和歌山県民文化会館大ホールにて、全校生徒1,618人を対象とした「令和7年度 芸術鑑賞会」を開催します。

    【本件のポイント】
    ●独特の調子と小道具の使い方で展開される伝統芸能「講談」を中高生が鑑賞
    ●「講談」の楽しさ、面白さを感じとり、日本の伝統文化の素晴らしさを学ぶ
    ●中学・高校の感受性豊かな時期に日本の伝統芸能を鑑賞し、豊かな感性を養う

    【本件の内容】
    本校では、全校生徒対象の芸術鑑賞会を年2回開催しています。中学・高校の感受性豊かな時期に日本の伝統芸能を鑑賞することで豊かな感性を養い、本格的な芸術公演に適した鑑賞姿勢を身につけることを目的としています。今回は日本の伝統芸能「講談」を鑑賞します。「講談」は話を読む芸とも言われ、朗読とは違い独特の調子と張り扇で釈台を叩きパパンという音を響かせて講談師が調子良く語るのが特徴です。「講談」の歴史は古く、奈良、平安の頃にその原型が見られ、その後、江戸時代に老若男女を集めて『太平記』を講釈する職業となったことがルーツといわれています。
    当日は、講談師の旭堂小南陵氏と旭堂南龍氏をお招きし、午前の部は「山内一豊」「矢矧橋(やはぎばし)」を、午後の部は「紀伊國屋文左衛門」「那須余一 扇の的」の演目を講演いただきます。鑑賞と解説を通して「講談」の楽しさ、面白さを感じとり、日本の伝統文化の素晴らしさを学びます。

    【開催概要】
    日時  :令和7年(2025年)6月13日(金)
         午前の部 10:30~12:00(中学生・高1生対象、918人)
         午後の部 13:30~15:00(高2・3生対象、700人)
    場所  :和歌山県民文化会館 大ホール
         (和歌山県和歌山市小松原通1-1、南海電鉄南海線「和歌山市駅」から徒歩約20分)
    対象  :全校生徒1,618人(中学生:543人、高校生:1,075人)
    公演内容:午前の部
         解説(約30分)
         演目「山内一豊」(約30分)旭堂南龍
           「矢矧橋」(約30分)旭堂小南陵
         午後の部
         解説(約30分)
         演目「紀伊國屋文左衛門」(約30分)旭堂南龍
           「那須余一 扇の的」(約30分)旭堂小南陵

    【講談師プロフィール】
    旭堂小南陵(きょくどうこなんりょう) 氏
    平成13年(2001年)旭堂小南陵(四代目・旭堂南陵)に入門、小二三(こふみ)、OL・俳優を経て講談師に
    平成27年(2015年)第70回 文化庁芸術祭「新人賞」受賞
    平成28年(2016年)大阪府八尾市「文化新人賞」受賞
    平成28年(2016年)国立文楽劇場にて五代目 旭堂小南陵襲名
    令和元年(2019年)  大阪市に演芸場「此花千鳥亭」をオープン
    令和2年(2020年)  大阪文化祭「奨励賞」受賞
    令和7年(2025年) 「此花千鳥亭」が第16回大阪市あきないグランプリ「優秀賞」を受賞
    宮崎県都城市特派大使、講談&講演セミナー、研修講師やYouTube、声優、イベントMCなどで活躍中

    旭堂南龍(きょくどうなんりゅう) 氏
    平成16年(2004年)旭堂南左衛門に弟子入りし「南青」となる
    平成30年(2018年)上方講談界で27年ぶりの真打昇進、同時に「南龍」を襲名
    令和元年(2019年)大阪市「咲くやこの花賞」受賞
    令和3年(2021年)  第76回文化庁芸術祭「新人賞」、大阪府八尾市「文化新人賞」受賞
    奈良市観光大使
    奈良検定ソムリエ級保持者

    【関連リンク】
    附属和歌山高等学校・中学校
    https://www.hwaka.kindai.ac.jp/

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