明治学院大学が白金キャンパスにて「関東大震災100年」をテー...

明治学院大学が白金キャンパスにて「関東大震災100年」を テーマに各分野の専門家が詳しく解説する公開講座を開催

明治学院大学では教育研究の成果を社会に還元するため、毎年、公開講座を実施しています。白金キャンパスで開催する公開講座「2023年度みなと区民大学」は「関東大震災100年」をテーマに、本学教養教育センター付属研究所が企画しました。


2023年は関東大震災が起こってから100年です。震災のような非常時には、昔も今も、社会の歪みと希望が同時に現れることがあります。そこで本講座では、流言扇動による虐殺、日記にかかわる人々の心、ボランティアの起こりなどに触れながら、震災が社会に与えた影響について考えます。また、首都直下地震に備えた港区の対策についてもお話しします。


明治学院大学 白金キャンパス


【みなと区民大学のポイント】

・明治学院大学と港区Kissポート財団共催による公開講座です。

・社会的ボランティア学、自治体の防災担当など各分野の専門家が講演します。



【プログラム詳細】

■タイトル:関東大震災100年

■日時  :10月3日(火)、10月5日(木)、10月10日(火)、10月17日(火)、

      10月19日(木)18時25分~19時55分

      (※初回10月3日(火)は開講式のため約10分延長予定)

■開催方法:白金キャンパスにて対面開催

■受講料 :2,500円(全5回分)

■募集対象:原則、港区に「在住」「在勤」「在学」いずれかの方

■申込方法:メールにてお申込下さい。2023年8月24日(木)より受付開始

      (1)氏名(フリガナ)

      (2)年代

      (3)住所(郵便番号)

      (4)電話番号


定員100名になり次第締め切りとなります。


■みなと区民大学講座の申込に関する問い合わせ

明治学院大学 総合企画室社会連携課

〒108-8636 港区白金台1-2-37

TEL   : 03-5421-5247

E-mail  : skoukai@mguad.meijigakuin.ac.jp

Webサイト: https://www.meijigakuin.ac.jp/extension/shirokane.html


みなと区民大学講座 ポスター


■参考:みなと区民大学の講座内容は以下のとおりです。

<第1回> 10月3日(火) 18時25分~19時55分

関東大震災時の朝鮮人虐殺と「否定論」の諸問題 

講師:鄭 栄桓 本学教養教育センター教授

〈プロフィール〉明治学院大学法学部卒業、一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了、博士(社会学)。専門は朝鮮近現代史、在日朝鮮人史。立命館大学コリア研究センター専任研究員、明治学院大学教養教育センター専任講師、准教授を経て現職。主著に、『歴史のなかの朝鮮籍』(以文社)、『忘却のための「和解」 『帝国の慰安婦』と日本の責任』(世織書房)、『朝鮮独立への隘路 在日朝鮮人の解放五年史』(法政大学出版局)などがある。


<第2回> 10月5日(木) 18時25分~19時55分

大震災とボランティア ―行為が現実を発見し、現実が行為に迫る―

講師:池田 浩士 京都大学名誉教授

〈プロフィール〉1968年:慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。1968~2004年:京都大学在職(教養部のち総合人間学部/大学院人間・環境学研究科。2004~2013年:京都精華大学在職(人文学部)。専門分野は現代文明論・ファシズム文化研究。主な著書:『虚構のナチズム』(人文書院)、『ヴァイマル憲法とヒトラー』(岩波現代文庫)、『ボランティアとファシズム』(人文書院)、『池田浩士コレクション』全10巻(インパクト出版会)。近刊:『福澤諭吉』(人文書院)


<第3回> 10月10日(火) 18時25分~19時55分

日記・手記の語りから考える災害経験とその継承

講師:田中 祐介 本学教養教育センター専任講師

〈プロフィール〉中央大学文学部卒業、国際基督教大学大学院比較文化研究科博士後期課程修了、博士(学術)。専門は、日本近代文学、思想史。現職は明治学院大学教養教育センター専任講師・国立歴史民俗博物館特別客員准教授。主要業績に田中祐介編『無数のひとりが紡ぐ歴史』(文学通信、2022年)、同編『日記文化から近代日本を問う』(笠間書院、2017年)などがある。


<第4回> 10月17日(火)  18時25分~19時55分

阪神・淡路/東日本大震災と日本に暮らす外国人 ―社会の担い手として―

講師:長谷部 美佳 本学教養教育センター准教授

〈プロフィール〉明治学院大学教養教育センター准教授。「ボランティア学」「多文化共生論」担当。東京都立大学社会科学研究科博士課程満期取得退学、社会学博士。研究の中心は、結婚移住女性のジェンダー分析、インドシナ難民のライフストーリーの収集。また20年近く、外国人集住地域で支援活動にも参加。3.11の発災時にはこの集住地区にいて、その後の「外国人住民」による支援活動の形成を目の当たりにする。


<第5回> 10月19日(木)  18時25分~19時55分

首都直下地震に備えた港区の防災対策

講師:鳥居 誠之 港区防災危機管理室防災課長

〈プロフィール〉1989年4月、港区役所入庁。教育委員会事務局みなと図書館管理係配属。区政情報課、会計室、保健所などへの配属を経て、2018年4月、管理職昇任、保健福祉支援部国保年金課長。2020年4月、高輪地区総合支所協働推進課長、防災住民組織の支援、防災知識の普及啓発、地域防災訓練の実施などに携わる。2022年4月より現職。



□■明治学院大学について■□

 創設者は“ヘボン式ローマ字”の考案や和英・英和辞書『和英語林集成』の編纂、聖書の日本語訳完成などの業績があるヘボン博士。建学の精神である「キリスト教による人格教育」と学問の自由を基礎とし、ヘボン博士が貫いた“Do for Others(他者への貢献)”を教育理念としています。広く教養を培うとともに、各学部学科において専門分野に関する知識・技能および知的応用能力を身につけた人間の育成を目指します。2023年である今年創立160周年を迎え、2024年には本学初の理系学部「情報数理学部」を設置予定です(設置認可申請中)。 https://www.meijigakuin.ac.jp

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