クレジットカード偽造防止の新技術QRコードとワンタイムパスワ...

クレジットカード偽造防止の新技術QRコードとワンタイムパスワードを採用カードと認証サーバーのIDが自動変更

報道関係者各位                     2005年10月27日
プレスリリース                  株式会社デジソニック

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     クレジットカード偽造防止の新技術
         QRコードとワンタイムパスワードを採用
              カードと認証サーバーのIDが自動変更
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◆株式会社デジソニック
映画、アニメなどの映像コンテンツのDVD製作から製造、流通およびインター
ネット配信までを手がける株式会社デジソニック(社長・明石 康弘、本社・
東京、資本金・3,073万円)は、偽造不可能なクレジットカードやキャッシュ
カードの新技術として、QRコード(二次元バーコード)とワンタイム(使い捨て)
パスワードを採用した「QRickカード・システム(仮称)」(特許出願中:
特願2005-230257)を開発、11月から本格的な事業化に着手する。

この「QRickカード・システム」は、カード読取機(二次元バーコード・
リーダー)で同カードに表示されているQRコード(カードパスワード兼ID情報、
認証サーバーのURLなどを暗号化)を読み取り、読み取った認証サーバーのURL
からインターネットにアクセスし、サーバーの認証を得て、商品購入や各種
サービスを受ける仕組みである。

手入力が必要ない安全便利な新認証方式は、QRコードとワンタイムパスワード
を組み合わせたことにより、偽造カードが不可能という極限のセキュリティー
を実現したものである。
同カードに表示されているQRコードが約五秒毎に、認証サーバーも同様に自動
変更される。それぞれに製造段階で登録された共通の暗号キーが一致すれば
認証される方式である。従って、逐次変更される暗号化されたQRコードのため、
カード本体のQR情報や通信回線を通じての盗み取りは、意味が無いのである。
2003年度でクレジット被害額は164億4,000万円(社団法人クレジット産業
協会調べ)といわれ、偽造カードに悩む金融機関にとっては、待望のカード
システムといえる。

ちなみに従来のカードは、磁気テープにID情報などが記録されているため、
スキミングやインターネット利用時に情報を盗み取られ、本人が知らないうち
に偽造の被害に合うことが多発している。
スキミングの方法は、カード使用時に店員がカード情報を盗み取りするもの
から、カードリーダーの中にスキミング基盤を仕掛ける仕掛け式、ATMの通信
回線にスキーマーを取り付け外で受信する無線式、ICタグを使ったJR Suica
などでは満員電車など混み合う場所で財布などに触れずに読み取る非接触式
などがあり、年々高度化されてきている。

同社は、安全なネット決済も可能にした次世代のクレジットカードとして
事業化を進めるが、同時にモバイル決済用カード認証システム、決済機能を
使用しない各種カードサービスをターゲットとした商品化も進める方針である。

◆同システムの使用メリットとしては、次のものが挙げられる。
1) 個人認証を基本とするため決済機能のないポイントカードや会員証など
  幅広い用途がある。
2) 顧客の囲い込みを目的とする各種カード発行会社に最適である。
3) 決済端末と通信するお財布携帯や顧客番号・有効期限を手入力する
  クレジットカードと比べて、スキミングなどに対するセキュリティーは
  極めて高い。

◆同システムの高度なセキュリティーを保証する構造は、次の通り。
1) ワンタイムID兼パスワードは、カードと認証サーバーの両方の暗号情報を
  解析しないかぎり盗用は不可能である。
2) 1024ビット相当という高度な暗号情報である。
 (共通暗号方式が48ビットの場合、SSL公開鍵方式の512ビットに相当)
3) QRコードを撮影して利用するため、磁気記録媒体やICカードのようなスキ
  ミングの危険が無い。
4) カードを分解するとCPUが壊れる構造にしているため、実物の解析は困難で
 ある。

QRickカードは、一般の銀行カードやクレジットカードと同じサイズで厚さも
0.75mm。QR表示部には、電子ペーパーの採用を予定しており、使用期間は3年
程度になる。
同システムの事業化に当たっては、株式会社ネオテクノ(本社・名古屋市、
社長・竹内 正樹、資本金・5億7,500万円)からQRカードに関する技術協力を
受けて商品化を進めている。

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  ( http://www.digisonic.co.jp/
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