デジソニックと磁気研究所が資本提携 DVD製作体制を強化

    技術・開発
    2006年3月2日 09:30

    報道関係者各位                     平成18年3月2日
                             株式会社デジソニック
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              デジソニックと磁気研究所が資本提携
            デュプリケートを中心とするDVD製作体制を強化
            将来的なオンラインDVD製作サービスも見据える
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    映像およびDVDの制作、製造から販売までを手がける株式会社デジソニック
    (本社:東京都渋谷区、代表:明石 康弘、資本金:87.6百万円)と、記録
    メディア流通大手の株式会社磁気研究所(本社:東京都千代田区、代表:
    斎藤 邦之、資本金:250百万円)は、平成18年2月27日付けをもちまして、
    磁気研究所の出資による資本提携を含めた業務提携を行いました。

    磁気研究所はCD・DVD・メモリーカード等の光磁気記録メディアの専門商社で
    あり、国内メディア販売の15%以上のシェア(国内第1位、秋葉原・大阪日本橋
    シェア約30%)を保有し、アメリカ・ヨーロッパ等にもグローバルなメディア
    流通ビジネスを展開するなど、国内・海外メーカーのメディア流通ベンダー
    として確固たる地位を確立しています。
    また、同社では、包装パックの破損や電池の期限切れが近い市場在庫商品を
    新たにリパック再生するリサイクル事業や、小ロット・短納期に適したCD・
    DVD・メモリーカードのデュプリケート事業にも注力しており、平成17年5月
    には新潟・直江津に大規模なデュプリケーションセンターをオープンする
    など、大量受注にも短納期で対応できる体制を整えています。

    今回の提携は、近年益々ニーズの高まるデュプリケーションサービスを中心
    とした、DVD製作に関する包括的な業務提携であり、当社のオーサリング、
    プレスに関するノウハウと、磁気研究所のデュプリケート、アセンブリに
    関する充実した生産体制を相互に活かし、DVD市場における更なるポジショニ
    ングの向上を目指すものです。
    また、要望の多いデュプリケートのプロテクト(不正コピーガード)に関して
    も、その信頼性の高さで国際的に評価されるイスラエルのヘキサロック技術を
    採用し、さらに通常より遥かに安価な価格帯で提供できる体制を整備している
    ことから、配布・販促用途での大幅な利用拡大が見込まれます。

    尚、両社では近い将来に向け、オンライン上に両社が共有する大容量サーバー
    を設置し、インターネットを通じて、DVDの編集、オーサリングから、プレス、
    デュプリケート、アセンブリまでを一括で行う、オンラインDVD製作サービスの
    実施を検討しています。

    ※DVDの「オーサリング」とは、映像・音声・静止画などのデータを組み合わ
    せて、家庭用のDVDプレイヤーやパソコンのDVDドライブで視聴できるよう
    プログラミングすることを言います。メニュー画面やチャプター設定など、
    DVDの各種機能はオーサリングによって設定されます。

    ※CD・DVDの「デュプリケート」とは、CD・DVDのデータをCD-R・DVD-Rに複製
    (コピー)することを言います。金型を用いるプレスとは違い、コピー元の
    データを一度だけ書き込み可能なCD-R・DVD-Rメディアに焼き付けて作成します。
    100~300枚程度の小ロットであればプレスよりも低価格かつ短納期で生産する
    ことができ、主に配布・販促用途で用いられます。


    【お問い合わせ先】
    株式会社デジソニック
    本社:〒150-0043東京都渋谷区道玄坂2-23-14 道玄坂225ビル4階
    電話:03-6415-3380
    担当:鈴木・伊藤
    URL : http://www.digisonic.co.jp/