Braveridge『ため池管理システム』  鳥取県の4市町25ヵ所に導入、2023年4月より運用開始

株式会社Braveridge(ブレイブリッジ、本社:福岡県福岡市西区、代表取締役社長 小橋 泰成、以下「Braveridge」)は、同社の「ため池管理システム」が、鳥取県に採用され、鳥取県下4市町25ヵ所に設置、2023年4月より運用開始されたことを、2023年5月23日に発表しました。



■「鳥取県ため池監視システム導入推進事業」に採用

鳥取県は、決壊により下流住民等に影響を及ぼす危険のある防災重点農業用ため池を対象に、異常気象時等の遠隔監視による安全確保及び避難体制強化を図るため、「鳥取県ため池監視システム導入推進事業」として、2022年度から2024年度まで、遠隔でため池の情報が得られる監視カメラや水位センサーの集中的設置に取り組んでいます。

この防災重点農業用ため池に設置する監視カメラ・水位計等の監視装置として、Braveridgeの「ため池管理システム」が採用されました。

2022年度は、鳥取市 3ヵ所、湯梨浜町 3ヵ所、北栄町 13ヵ所、伯耆町 6ヵ所の合計25ヵ所にシステム設置を完了、2023年4月1日からシステム運用を開始しています。

本システムの活用により、今後、異常気象時の迅速な避難実施や、各地域の防災体制構築が期待されています。


ため池管理システム 概要


■Braveridge「ため池管理システム」

Braveridgeが得意とする低消費電力無線通信技術を活用、電池駆動で全ての機器を無線化し、外部電源や配線工事を不要とした、設置性の高い「ため池管理システム」です。

https://www.braveridge.com/product/reservoir_management_system



■鳥取県への設置に際して機器構成をカスタマイズ

Braveridgeの「ため池管理システム」は、水位センサーやオプションのカメラなどの機器の追加、各機器への電源ユニットの変更・追加などのカスタマイズを簡単に行うことができます。

今回、鳥取県に設置したシステムは、「ため池管理システム」標準仕様の「ソーラーパネル一体型ルーター」と「Bluetooth(R)水位センサー」のセットに以下を追加しています。


・オプション「Bluetooth(R)カメラ」追加


・Bluetooth(R)カメラの電源ユニットを標準の「拡張バッテリー(小)」からオプションの「拡張バッテリー(大)」に変更、Bluetooth(R)水位センサーにオプション「拡張バッテリー(小)」を追加、これにより両機器ともに5年間電池交換不要


鳥取県に設置した機器の構成

水位センサーのバッテリー拡張

カメラのバッテリー拡張


●「ため池管理システム」マップ画面


マップ画面


●監視カメラ画像


監視カメラ画像


●ため池水位グラフ


ため池水位グラフ


■会社概要

名称 : 株式会社Braveridge

所在地: 福岡県福岡市西区周船寺3-27-2

代表 : 代表取締役社長 小橋 泰成

設立 : 2004年7月

資本金: 100,000,000円

URL  : https://www.braveridge.com/


株式会社Braveridgeを一言で表現するなら『無線のプロ』。Bluetooth(R)LEやLTE-Mなど無線通信技術を核に、自社でIoTデバイスの企画・開発・量産・販売を行い、福岡の自社工場で累計100万台以上のIoTデバイス製造を行っています。その『無線のプロ』の目線で徹底的に考え抜いた、IoTセンサーデバイス開発を効率化するハードウェアユニットシステムと、そのIoTデバイスをAPIで操作するIoTネットワークサービスといったハードウェアとクラウドのプラットフォームでIoTシステム開発を最速化。総合的なIoTサービスの実現環境を提供しています。

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