自主調査「(1)リスキリング・リカレント教育・教育研修の実施...

自主調査「(1)リスキリング・リカレント教育・教育研修の 実施状況・参加意向」について調査を実施

コロナ禍における働く意識の変化に関する 基礎調査シリーズ(全6レポート)

株式会社サーベイリサーチセンター(本社:東京都荒川区、代表取締役:藤澤 士朗)は、コロナ禍での働く意識の変化について、「(1)リスキリング・リカレント教育・教育研修の実施状況・参加意向」、「(2)転職時のきっかけや経緯、転職により悩みが解決されたか」、「(3)社内で尊敬できる・影響を受ける人の特性と何に影響を受けるか」、「(4)企業内の感染症対策実施状況」を重点テーマとし、インターネットリサーチパネルを用いて調査を実施いたしました。


本プレスリリースは、上記のうち、「(1)リスキリング・リカレント教育・教育研修の実施状況・参加意向」についての内容となっています。



■詳細について

詳細は https://www.surece.co.jp/research/ にて参照やダウンロードが可能です



■調査の概要

・調査地域:日本全域

・調査対象:以下の業種の企業・団体に正社員として従事する20~59歳の有業者

      「メーカー」、「IT・通信系」、「流通小売」、「サービス業」、

      「医療」、「公務」

・調査方法:インターネット調査

      (インターネットリサーチモニターに対するクローズド調査)

・有効回答:2,400サンプル

      400サンプル×6業種(うち各業種転職経験者100サンプル)

・調査期間:2022年11月9日(水)~11月14日(月)



■調査結果

1-1. リスキリング・リカレント教育実施状況

●リカレント教育を実施しているのは、全業種では29.1%であった。【別添資料p.3】

●実施率が比較的高いのは、「メーカー」35.7%、 「公務」35.6%であった。【別添資料p.3】

●実施率が比較的低いのは、「流通小売」20.8%、「サービス業」25.1%であった。【別添資料p.3】

●従業員規模別では、30名以上は概ね3割前後の実施率だが、30名未満は13.0%であった。【別添資料p.3】


1-2. リスキリング・リカレント教育の目的

●リカレント教育の実施目的は、「若手人材の育成のため」11.5%、「生産性や業績の向上のため」8.1%、「中高年のリスキリング(知識やスキルのアップデート)のため」が7.6%が上位となっている。【別添資料p.4】

●業種間では大きな差はみられなかったが、企業規模でみると「300~1000名未満」では「企業全体の事業構造の転換(事業分野の転換等)のため」が12.1%と全体の傾向に比べて高い傾向がみられた。【別添資料p.4】


2-1. 研修・スキルアップ支援の実施状況

●従業員の研修・スキルアップ支援の実施率は40.7%、非実施率が40.6%、不詳が18.7%となっており、拮抗している。【別添資料p.5】

●業種別では、「公務」や「IT・通信系」の実施率が高く、「流通小売」、「サービス業」の実施率が低く、従業員規模が大きいほど制度がある。【別添資料p.5】


2-2. 研修・スキルアップ支援の実施内容

●研修・スキルアップ支援の内容は、「資格取得の支援(費用負担、学習機会)」が11.8%と最も高く、以下、「教育プログラム受講への経済的な補助」が9.6%、「教育プログラム受講等に利用できる休暇制度・時短勤務制度」と「教育プログラム受講時の業務量の調整・配慮」が8.2%と続いている。【別添資料p.6】

●業種別では、「IT・通信系」は「資格取得の支援(費用負担、学習機会)」が18.4%と全体に比べて高い。【別添資料p.6】

●「公務」は「社会人国内大学院への派遣」9.0%や、「企業内大学・社内の研修施設等への参加」7.4%が比較的高い。【別添資料p.6】


3. 教育研修への利用・参加意向

●利用・参加意欲ありが50.4%、なしが49.6%と拮抗している。【別添資料p.7】

●業種別では「メーカー」、「公務」や従業員規模が大きい企業の従事者は利用・参加意欲ありの回答割合が高い。【別添資料p.7】

●年代では若年層の方が利用・参加意欲ありの比率がやや高く、「20代」が56.0%、「50代」が39.7%。【別添資料p.8】

●学歴別では、「大学院」が62.7%、「大学」が56.6%、「短大・高専・専門」が42.2%、「中学・高校」が31.2%。【別添資料p.8】

●年次別では「2~3年目」が最も高く61.4%、「20年目以上」が最も低く36.0%。【別添資料p.8】


4. 求められる研修・スキルアップ支援制度

●相対的に実施率が高く、利用参加意向も高いのは、「資格取得の支援(費用負担、学習機会)」や「教育プログラム受講への経済的な補助」、「教育プログラム受講等に利用できる休暇制度・時短勤務制度」など。【別添資料p.9】

●一方で、比較的利用・参加意向が高いが、実施率が低いのは「教育・スキルアップ目的の出向・一時転籍」。【別添資料p.12】



■添付資料


<リカレント教育実施状況>

<リカレント教育実施目的>


【会社概要】

名称 :株式会社サーベイリサーチセンター

代表者:代表取締役 藤澤 士朗・長尾 健・石川 俊之

所在地:東京都および全国13拠点

創設 :1975年(昭和50年)2月

資本金:6,000万円

プレスリリース添付資料

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