急速に進むインフラの老朽化問題を背景に防錆対策へのニーズ増加...

急速に進むインフラの老朽化問題を背景に防錆対策へのニーズ増加  日本一過酷な塩害環境である沖縄県那覇空港で 高力ボルト用ヘッドキャップ初採用へ

創業1971年のゴム製品、プラスチック製品の製造会社である共和ゴム株式会社(本社:大阪府枚方市、代表取締役:寺阪 剛)では、インフラ長寿命化対策商品として、防錆用品である高力ボルト・超高力ボルトへの問い合わせが約2倍増、売上は前年比200%増となっており、さらに日本一過酷な塩害環境である沖縄県では当社初となる那覇空港での高力ボルト用ヘッドキャップが採用となりました。


高力ボルト・超高力ボルト用ヘッドキャップは耐候性、耐久性に優れたゴム材質を選定しておりボルトのヘッド側に被せることで優れた防錆性を発揮し、点検時に外せて再度装着が可能です。

また連結タイプなので遅れ破壊(静的破壊)によるボルトの落下を防ぎます。



【急速に進むインフラの老朽化問題、日本有数の塩害環境にある沖縄県はより深刻に】

いま、高度成長期に建設されたインフラが50年以上経過し、道路や橋などインフラの老朽化が急速に進んでいることが近年社会問題となっています。それを踏まえ政府は114兆3,812億円の23年度予算案を閣議決定し、高水準の公共事業関係費を維持して国土強靭化に重点的に取り組むことを発表しました。

また、沖縄県は全国の中でも有数の塩害地域として各方面で取り上げられています。

実際に「インフラメンテナンス国民会議 沖縄フォーラム」で、架橋や横断歩道橋など県内の公的建造物(インフラ)が塩分によってさびる速度は、県外の太平洋沿岸部の約10倍、島根県や新潟県など日本海側沿岸部の約5倍に上ることが調査結果として報告されています。

又、沖縄は年間を通じて塩分を多く含む強い風が吹くことに加え、高温多湿な気候から「日本一過酷な塩害環境」と言われています。塩分は鉄筋のさびる速度を速めるため、塩分を多く含む風が吹いている沖縄の建造物がさびる速度は、県外の速度を大きく上回ります。

(出展元URL: https://ryukyushimpo.jp/news/entry-913755.html )



【防錆対策用品の売上が前年比200%増、初の那覇空港での採用へ】

そのような中、当社へ防錆対策用品の問い合わせが急増、売上も前年比200%増となっており、さらに、沖縄では初の那覇空港での高力ボルト用ヘッドキャップが採用となりました。


○HPへの問い合わせ約3倍増 21年1月-12月と22年1月-12月比較

○売上前年比200%増    21年度売上 277万円→22年度売上 560万円


また、このニーズに応えるべく、当社ではヘッド側の防錆キャップの開発に取り組み、23年1月に製品化に成功しました。CCT試験(複合サイクル試験)200サイクルをクリアしており、錆を防ぐ効果は実証済みで特許申請中です。


那覇空港 六角ヘッドキャップ

那覇空港 まもるくん


【高力ボルト・超高力ボルト用のボルトヘッド側の防錆キャップ詳細】

■特長

・既に錆びている高力ボルト・超高力ボルトのヘッド側に被せることで、錆の進行を防ぎます

・本体がゴム製なので無塗装、メッキ仕様、塗装の3タイプに対応可能

・製品同士は連結しているため遅れ破壊(静的破壊)によるボルトの落下を防ぎます


■製品仕様

【六角ヘッドキャップ】

本体      :EPDMゴム

スポンジパッキン:EPDMスポンジ


六角ヘッドキャップ


【トルシアヘッドキャップ】

本体:EPDMゴム、ネオジウム磁石


トルシアヘッドキャップ


【今後の展開】

インフラ長寿命化の対策品として今後たくさんの需要が生まれ、問い合わせが増加し続けていくことが予測されます。

まずは3年以内に売上2,000万円達成を目標に拡販活動に力を注いでいきます。



【会社概要】

社名  : 共和ゴム株式会社

代表  : 代表取締役 寺阪 剛

所在地 : 大阪府枚方市長尾家具町3丁目4番地3

設立  : 1974年1月

資本金 : 2,700万円

業務内容: 工業用ゴム・各種パッキン・スポンジ全般・合成樹脂成型、加工

      上記の製造および販売・その他、附帯する一切の事業

URL   : https://www.kyowa-r.com

カテゴリ:
企業動向
ジャンル:
ビジネス全般 建設 経済(国内)
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