葬儀の折に棺に入れるお手紙つつみ【しのぶふみ】を京和志BAS...

葬儀の折に棺に入れるお手紙つつみ【しのぶふみ】を 京和志BASEショップにて3/21発売!春のお彼岸にも活用可能

さよならの手紙は、そっとお棺の中へ【しのぶふみ】

京和志(きょうわし/個人事業主/京都府向日市上植野町地田1-29/代表:山谷 桂子)は、令和5年3月21日、新商品「しのぶふみ」を京和志BASEショップにて発売開始いたします。


「しのぶふみ」は葬儀の折に棺に入れるお手紙つつみ。春のお彼岸に、お墓やご仏壇にお供え。また終活としてご家族ご友人に宛てて、お使いいただけます。コロナ禍での家族葬やお香典辞退に。後ろの重なりを上下変えることで慶弔どちらにもお使いいただけます。


京和志 新商品【しのぶふみ】


■【しのぶふみ】とは?

感謝の気持ちや冥福の祈りをしたため、葬儀の折に棺に入れるお手紙つつみ。

京都八幡の小さな工房で、熟練職人が1枚ずつ丁寧に手染めした、美しい友禅和紙を使い、日本伝統の礼の心を表す折形技法を用いて、一つずつ手づくりしています。

過去、当社発売【おくりふみ】のモダンでシックな色柄に対し、明るくはんなりした優美な色柄で女性向きの要望に応えて作りました。紗綾・桜・梅鉢・流水・花唐草の5柄があり、それぞれの意味を載せて、大切な人へ特別な想いを贈れます。



■友禅和紙とは?

≪歴史≫着物の友禅染めのような柄を特徴とした和紙。友禅染めとは、扇絵師の宮崎友禅斎(江戸時代)が考案した、繊細さと鮮やかさを兼ね備えた絵画風の模様。


≪現状≫京都で友禅和紙を手染めしている工場は全盛期から激減し、現在は5~6社となり、さらにコロナ禍で廃業の危機となっています。海外からの観光客が減り、若者の工芸離れなどで苦しい状況。職人の高齢化や原材料を作る農家の廃業、工場の老朽化など課題が山積みです。


しのぶふみに使用 手染め友禅和紙



■製造工程の複雑困難

京和志の友禅和紙は、京都八幡の小さな工房で熟練した職人が一枚ずつ丁寧に手染めしています。

色調合は顔料の微妙な違いで異なった色となり同じ色を出すのは難しい。染め工程では、型を用いて版画の要領で色かず分だけ染めては乾かし、重ねていきます。ヘラの角度や力加減、工場の温度湿度、季節や天候にとても左右され染め状態が変化し、大変難しい作業です。


また、日本伝統の礼の心を表す折形技法を用いて、京和志が一枚ずつ心を込めて手折りしています。和紙の厚みや、民芸紙と2枚重ねで折っているため、ズレやシワが出ることがあります。細心の注意を払いながら、角度や寸法を計ったり、方眼で確認しながら製造しています。


友禅和紙を手染めしている作業風景

折形技法で折っている作業風景



■商品開発の由来

一般庶民が棺で火葬されるようになった明治時代から、故人に手紙を書いて棺に入れる習わしがありました。

「言霊」と言って、言葉には不思議な力が宿り、それを故人へ直筆の手紙でしたためることで、想いが伝わると考えられています。現代では、少人数の家族葬や火葬場への直葬、喪主さまの香典の辞退などで、故人へのお悔やみが希薄になり、葬儀に参列できないことや、コロナ禍で葬儀さえ無くなることがあり、故人に気持ちを伝えることが難しくなっております。

そこで京和志が、京都の伝統的な手染め友禅和紙を使い新たな【しのぶふみ】を開発しました。※商標登録済み。

令和の、新しい弔いの文化を作るべく、末永く使って頂ける商品になるよう進めていく意気込みです。



■【しのぶふみ】活用法

「しのぶふみ」は葬儀の折に棺に入れる使い方だけでなく、さまざまな活用法がございます。

商品に名前は書いておりませんので、お客さまのご自由に、お手紙つつみとしてや、金封としてお使いいただけます。寺社仏閣へのお心付けとしてや、記念日に親しい人へのメッセージ。お勧めは、終活として、ご自身のご家族ご友人へ手紙を書いて残す使いかたです。それは心に沁みるお手紙となるに違いありません。

後ろの重なりを上下変えることで、慶弔どちらでもお使いいただけるように工夫しました。

大切なあの人へ、特別な、偲ぶ想いをお贈りください。


【しのぶふみ】3種_1

中に入っている直筆用の和紙

パッケージ写真 全5色2形10種



■商品情報

商品名:しのぶふみ

種類 :紗綾・桜・梅鉢・流水・花唐草の5柄5色、

    「鋭三角」と「小なり」の2パターン、全10商品。

サイズ:11cm×20cm 厚み2mm

素材 :友禅和紙(機械紙、越前和紙、阿波和紙、民芸紙)、顔料

価格 :各1,750円(税郵送料込み)



■京和志 代表について

個人事業主 京和志(きょうわし)/山谷 桂子(やまたに けいこ)

1987年京都芸術短期大学卒業。結婚・出産・子育てを経て途絶えてゆく京都伝統の手しごとを受け継ぐひとりになりたい」と手染め友禅和紙職人を志す。

縮小傾向にある業界を新たな発想で立て直すべく修行に励む。

10年の工房修行ののち、2021年2月個人事業主として独立。同工房の友禅和紙を使い、過去なかったもの、人に喜ばれるものを信念に商品開発に取り組み、2021年9月お手紙つつみ【おくりふみ】を発売。2022年お香袋の付いた【かおりふみ】、友禅和紙ORIGAMIカードを発売。2022年14万人の来場者があった東京ギフトショーに「京都新時代の工芸」ブースに選ばれ出展。2023年京都ギフトショー知恵産業展へも。



京和志 HP     : https://kyowasi.com

京和志 BASEショップ: https://kyowasi.base.shop


京和志ホームページ二次元コード

京和志BASEショップ二次元コード

プレスリリース添付資料

取材依頼・商品に対するお問い合わせはこちら

プレスリリース配信企業に直接連絡できます。