筐体をスリムに軽量化し、新たに専用機能を搭載した28.1型2...

筐体をスリムに軽量化し、新たに専用機能を搭載した 28.1型2K×2K解像度の航空管制室向けモニターを発売

 EIZO株式会社(本社:石川県白山市、代表取締役社長:実盛 祥隆)は、28.1型の航空管制室用メインモニター「Raptor SQ2826」を4月3日に発売します。価格はオープン価格※1です。

※1 オープン価格の製品は標準価格を定めていません。


Raptor SQ2826


1. 概要

 Raptor SQ2826(以下 SQ2826)は、2019年3月から販売している航空管制室用モニターRaptor SQ2825の後継機種です。


 航空管制室では、飛行中の航空機の位置情報を示すレーダーがメインモニター画面に表示され、その情報を元に管制官が各航空機に飛行ルートなどの指示を出しています。円を描くレーダー表示には正方形の画面が最適であり、2K×2K(2048×2048)解像度がスタンダードになっています。当社は約15年間にわたり、28.1型の2K×2Kモニターを同市場向けに供給しており、今回のSQ2826がその最新モデルになります。


 前機種からの進化ポイントとして、SQ2826では、モニター部を約35%軽量化し、管制室用メインモニターとして最も軽い※29.5kgを実現。さらに、100×100mmのVESAマウントに新たに対応。本体の軽量化とあわせ、アーム取付けや壁掛け設置が容易になりました。また、左右・上部のベゼル幅を前機種の半分以下の15.5mmにスリム化したことにより、他のモニターとマルチモニターで使う際にスムーズな視線移動が可能になり、管制官の業務負担軽減が期待できます。


 その他、航空管制業務専用の機能として、モニターへの映像入力信号が途絶えた際に、通知を表示するとともに、画面表示を消すことなく最後の画面を表示し続ける機能や、画面の表示を他のモニターに複製表示する機能、複数PCの画面間を1つのキーボード・マウスでスムーズに移動できるスイッチ機能「SwitchLink」などを新たに搭載しました。

※2 2023年2月時点、当社調べ



2. 主な特長

<前機種からの進化>

■モニター部の重さを9.5kgに軽量化、100×100mmのVESAマウント規格に準拠

■左右・上部のベゼル幅15.5mmのコンパクトな筐体デザイン

■DVI出力端子を搭載し「画像キャプチャ機能」を搭載

 SQ2826の画面表示を2K×2Kの信号入力に対応した他のモニターに複製表示

■映像信号が途絶えた際に、画面を自動で表示し続ける「ラストフレーム表示機能」

 画面上に通知が表示されるため、管制官は即座に

 バックアップシステムへの切替えなど適切な対応が取れるとともに、

 問題が解決するまでの間、最後の画面を確認しながら管制業務を継続できる

■当社独自のKVMスイッチ機能「SwitchLink」をオプションで提供

 最大6台までのPC入力画面間を

 1つのキーボード・マウスでスムーズに移動、操作可能

■ネットワーク上の管理画面からリモートでモニターの設定を制御可能


<前機種を踏襲する特長>

■レーダー表示に適した28.1型2K×2K(2048×2048)解像度

■直下型LEDバックライトとセンサーの搭載で、画面の明るさが常に均一

■内部の温度上昇を抑える機構を採用し、動作音の原因になりうる冷却用のファンを非搭載

■24時間連続使用で5年間の長期保証を実現

■電源を内蔵するため、ケーブルの配線が煩雑にならない


▼Raptor SQ2826製品ページ

https://www.eizo.co.jp/products/atc/sq2826/



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