「獣害対策」「河川巡視」のドローンを活用した実証実験を埼玉県...

「獣害対策」「河川巡視」のドローンを活用した実証実験を 埼玉県毛呂山町と共同実施

地域住民が参加する安心安全なスマートシティーの挑戦を支援します

株式会社アルガリ(本社:埼玉県上尾市、代表取締役:岩田 昇資)は、2022年度埼玉県毛呂山町にて毛呂山町まちづくり整備課と共同で「獣害」及び「河川」巡視の実証実験をいたしました。


実証実験では、ドローンで「獣害」及び「河川」を安全性を担保しながら巡回して、そのノウハウや有効性を自治体や対象地域へ提供、地域の住民や生産者でも実施可能な内容へ落とし込み、自主的に実施可能かを検証いたしました。

当該実証の結果により、自治体と地域を可視データで結び、被害状況や状況確認時に起こり得る確認者の傷害や事故を「0」に近づけることが可能となりました。



【獣害対策】

日本国内で生産される農作物の被害は約155億円(※)で、クマ・イノシシ等による死亡事件も発生しています。ドローン単独でそれらの獣害対策の完結は難しいですが、例年の発見情報を起点に周辺を広域に巡視し「倒木」「水辺」「けもの道」等野生動物が活動しそうなポイントを発見して、早期の警戒態勢実施に寄与します。また、イヌ・ネコ程度の大きさの動物の場合、約50mであればドローンで視認が確認できました。これらの確認事項をもとに視認マップを作成することで、進行方向や侵入経路も予測が可能となります。また、安心な場所からの空撮で、潜んで不明な獣からの予期せぬ攻撃を未然に防ぐことも可能です。


(※)出典:農林水産省Webサイト https://www.maff.go.jp/j/seisan/tyozyu/higai/hogai_zyoukyou/


獣害対策飛行RT


獣害対策1


【河川巡視】

当社所在の埼玉県では令和元年に発生した大洪水が記憶に新しいですが、荒川をはじめ暴れ川も多く、古来より水害に悩まされています。埼玉県を含む日本だけではなく、地球上で悩まされ続けています。河川の点検は、水上・水中・水底及び水質等様々な点検がございますが、今回は水面より上の巡視のみを実施いたしました。

実証では、ハザードマップの対象地域約1Kmを巡視して、堤防及び未舗装地域の視認及び色彩による深度等の河川にかかわる情報収集、河川の動植物の状態確認を行いました。堤防施設であれば人の立ち入ることが出来るため比較的安全に目視が可能ですが、川表では地形や植物等の阻まれ舟等にしか目視が出来ません。水深によっては舟艇が侵入できない場合もございます。長大な河川の監視では上空からの広角で様々な点が確認できました。


河川巡行RT


河川1


ドローンの活用が見込める範囲の規制も順次解除が予定され、近々では2023年3月に河川施設の目視が解除されます。今後、ますますドローンの活動ではなく目的に合わせた利用が進んでいきます。しかしながら、機体性能の向上により安全性も併せて高まっております。当社の実証では、高性能・高機能なドローンだけではなく、近隣住民関係者自らの手で地域の安全を守れるデータやノウハウを提供して参ります。そのために、必要とする実証やサービスを提供いたします。



【会社概要】

商号  : 株式会社アルガリ

代表者 : 代表取締役 岩田 昇資

所在地 : 〒362-0062 埼玉県上尾市泉台3丁目16番地3

事業内容: ・先端技術コンサルティング

      ・ドローン活用コンサルティング

資本金 : 300万円

URL   : https://argali.jp

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