NPO法人せんす、「脳死」をテーマにした新作能の公演を発表

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    2005年8月30日 15:00
    報道関係者各位 プレスリリース                      2005年8月30日                              NPO法人せんす ===================================     NPO法人せんす、「脳死」をテーマにした新作能の公演を発表         人の生と死のはざまを描く、先進的古典芸能 =================================== NPO法人せんす(千葉県船橋市、会長:橋岡佐喜男)は、「脳死」をテーマと した新作能『無明の井』の企画・公演を行うことを8月23日に発表しました。 2005年10月18日(火)開演19時(開場18時)、NPO法人せんすは、千駄ヶ谷・ 国立能楽堂にて、能楽公演を行います。 公演名は、『せんす能楽公演 特別協賛 奥の松酒造株式会社』 原作者は、東京大学名誉教授、免疫学者、多田富雄。 特別協賛は、奥の松酒造株式会社。 「命の水」をめぐり争う舞台上の亡霊たち。水は、すべての生き物の命のしず くです。その水を尊ぶ日本伝統食文化である日本酒を、能楽と共にお楽しみい ただく特別企画。当日は、初企画として、国立能楽堂の中庭にて、日本酒の試 飲を行います。 また、日本酒に合わせた、特製日本酒膳(3,000円)もご用意。国立能楽堂 「レストラン向日葵」にて販売します。(※公演チケットの提示が必要) 1991年の初演時、「臓器の移植に関する法律」施行前ということもあり、国内 世論が注目する中、日本人の死生観を見つめ直す作品として、国内外の注目を 集めました。ニューヨークタイムズに取り上げられ、米国でも4回の公演が実 現。以来、新作能としては異例の15回公演(米国公演を含む)を重ねました。 NPO法人せんす会長、橋岡佐喜男は、今回の『せんす能楽公演 特別協賛  奥の松酒造株式会社』公演について、以下のようにコメントしています。 「法律施行後約8年経過した今日、臓器移植および脳死問題に再び世論が注目 しています。こうした重要な時期に卓越した芸力を持った、金春流の櫻間金記 氏にお引き受けいただいたことは大きな喜びです。流派を超えた、新たな歴史 が作られていくことでしょう。皆様にも、改めて、『人の生とは何か、死とは 何か』を、お考えいただければ幸いです」                                 以上 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ■NPO法人せんす http://www.sense-nohgaku.com/ 2002年12月設立。世界無形遺産登録第一号であり日本伝統文化の雄とされる 能楽の普及を目的とするNPO団体。会長は、観世流シテ方能楽師、橋岡佐喜男。 若い感性と様々な業種をバックグラウンドに持つメンバーの参加によって、 流派を超えて、能楽をエンターテインメントのひとつとして普及することを 目的とし精力的に活動する。 様々な能楽イベントの企画、運営に加え、初心者のための能楽情報サイト 『能の誘い(いざない)』を運営。 ・『能の誘い』 http://www.sense-nohgaku.com/noh/ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【本件に関するお問い合わせ先】 NPO法人せんす 担当:橋岡(はしおか) Tel: 047-424-2929 Fax: 047-424-2930 eMail: info@sense-nohgaku.com 〒273-0865 千葉県船橋市夏見4-1-8 U-204 ※本広報資料の転送/引用は、ご自由にご利用下さい。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――
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