NPO法人せんす、新作能『一石仙人 アインシュタイン』の公演を発表

    告知・募集
    2005年8月29日 15:00

    報道関係者各位
    プレスリリース                      2005年8月29日
                                 NPO法人せんす
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      NPO法人せんす、相対性原理発見100周年祈念・ユネスコ世界物理年に
         「アインシュタイン」をテーマにした新作能の公演を発表
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    NPO法人せんす(千葉県船橋市、会長:橋岡佐喜男)は、「アインシュタイン」
    をテーマとした新作能『一石仙人』の企画・公演を行うことを8月22日に発表
    しました。

    2005年10月16日、NPO法人せんすは、千葉県船橋市・船橋市民文化ホールにて、
    能楽公演を行います。公演名は、
    『多田富雄作 新作能 一石仙人 いっせきせんにん~アインシュタイン』。
    原作者は、東京大学名誉教授、免疫学者、多田富雄。
    「一石」とは、ドイツ語の「アイン」=「1」、「シュタイン」=「石」から
    の洒落。

    2003年の初演以来、新作能としては異例のことながら、2年弱の間に6回の公演
    を重ねてきました。また、本年は、国連本部での公演も予定されています。
    今年は、能の題材である、アインシュタイン博士が相対性原理を発見して百年
    を記念した、ユネスコの世界物理年という年です。

    今回の公演について、原作者・多田富雄氏は、NPO法人せんすを通じて、以下
    のようにコメントしています。
    「アインシュタインの理論は、私たち人類に大きな影響を与えているのです。
    たとえば、世界に深刻な脅威を与えている核問題も、もとはといえば彼が見つ
    けた、質量はエネルギーと同じ(E=mc^2)という理論から導かれたものです。
    熱烈な平和主義者であったアインシュタインは、この能の中でも核の脅威を訴
    え、核武装を戒めます。

    日本の古典芸能と西洋の近代物理思想。お能というものが、現代でも新しさと
    驚きの演劇であることが良く分かっていただけるでしょう。
    この能は、千葉県内で初公演となり、来年国連本部でも上演する予定にもなっ
    ています。普段能に接することのない人や高校生、外国の人まで、楽しんでい
    ただけるものと信じます」

    主催:船橋市民文化ホール
    トップページ: http://www.city.funabashi.chiba.jp/shibunka/
    公演紹介: http://www.city.funabashi.chiba.jp/shibunka/t-issekisennin.html

                                    以上
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    ■NPO法人せんす http://www.sense-nohgaku.com/
    2002年12月設立。世界無形遺産登録第一号であり日本伝統文化の雄とされる
    能楽の普及を目的とするNPO団体。会長は、観世流シテ方能楽師、橋岡佐喜男。
    若い感性と様々な業種をバックグラウンドに持つメンバーの参加によって、
    流派を超えて、能楽をエンターテインメントのひとつとして普及することを
    目的とし精力的に活動する。
    様々な能楽イベントの企画、運営に加え、初心者のための能楽情報サイト
    『能の誘い(いざない)』を運営。
    ・『能の誘い』 http://www.sense-nohgaku.com/noh/
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    NPO法人せんす 担当:橋岡(はしおか)
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