田沼武能 追悼写真展「日本の子ども世界の子ども」を中野キャン...

田沼武能 追悼写真展「日本の子ども世界の子ども」を 中野キャンパスにて11/4より期間限定で開催  ―母校・東京工芸大学で開催―

東京工芸大学(学長:吉野弘章、所在地:東京都中野区 以下、本学)は、本学の卒業生で名誉教授であった写真家の故・田沼武能氏(以下、氏)の追悼写真展「日本の子ども世界の子ども」(以下、本追悼展)を、2022年11月4日(金)から12月10日(土)まで、本学中野キャンパス6号館ギャラリー6B01で開催します。


「日本の子ども世界の子ども」チラシ表面


本学(当時・東京写真工業専門学校)の卒業生で名誉教授であった写真家の田沼武能氏が、2022年6月1日に逝去されました。本学は、氏のこれまでの実績に敬意を表し本追悼展を企画しました。

本追悼展では、氏のライフワークの一つであった子どもの写真を、本学中野キャンパス6号館にある約160平方メートルのギャラリーで展示します。終戦後の東京から始まり、1960年代より世界120ヵ国を超える国々で撮影された子どもたちの写真の中から、選りすぐりの代表作80点を展示し、田沼氏の70年を超える写真家としての軌跡をたどります。


氏は、1949(昭和24)年に本学の前身である東京写真工業専門学校を卒業されました。1995年から本学で教授として教鞭を執られ、2004年には名誉教授に就任。その後も学校法人東京工芸大学の理事、評議員を歴任され、本学の発展に多大な貢献を果たされました。

長きにわたって写真家として第一線で活躍するだけでなく、日本写真家協会会長や、全日本写真連盟会長、日本写真著作権協会会長など、写真界の要職を歴任し、その多大なる功績が認められ、数々の栄誉ある賞が授与されたほか、2019年には写真家として初めてとなる文化勲章を受章するなど、まさに日本の写真界を代表する存在でした。


作品の鑑賞を通して故・田沼武能氏を偲ぶ追悼展の概要は以下のとおりです。



■田沼武能 追悼写真展「日本の子ども世界の子ども」

・会期: 2022年11月4日(金)から12月10日(土)まで

     日曜・祝日休館

・時間: 10:00-19:00 予約不要

・料金: 無料

・会場: 東京工芸大学中野キャンパス6号館 ギャラリー6B01

     東京都中野区弥生町1-10 地下1階

・主催: 東京工芸大学

・協力: 株式会社クレヴィス/東京工芸大学同窓会

・企画: 写大ギャラリー運営委員会

・URL : https://www.t-kougei.ac.jp/activity/archives/2022/article_85297.html

・本追悼展に関するお問合せ:東京工芸大学 東京都中野区本町2-9-5

             :03-3372-1321


「日本の子ども世界の子ども」チラシ裏面


■田沼武能


田沼武能名誉教授


1929年:東京・浅草の写真館に生まれる

1949年:東京写真工業専門学校(現・東京工芸大学)を

    卒業同年 サン・ニュース・フォトスに入社。

    同時に木村伊兵衛の助手となり写真家としての人生をスタート

    1950年 新潮社『藝術新潮』の嘱託写真家として文化人の肖像写真を連載

1965年:アメリカのタイム・ライフ社と契約し、

    世界的に活躍同年「世界の子どもたち」の撮影を始める

1984年:黒柳徹子のユニセフ親善大使就任後の親善訪問に同行をはじめる

1985年:菊池寛賞を受賞

1990年:紫綬褒章を受章

1995年:東京工芸大学芸術学部写真学科教授に就任

    同年(社)日本写真家協会会長に就任

2003年:文化功労者に顕彰される

2004年:東京工芸大学名誉教授に就任

2019年:文化勲章を受章

2020年:朝日賞特別賞を受賞



■関連記事

2020.5.22田沼武能先生が文化勲章を受章

( https://www.t-kougei.ac.jp/manabi/arts/photography/50914.html )

2022.10.5工芸ヒストリー16話「卒業生の肖像03 田沼武能(特別編)」

( https://100th.t-kougei.ac.jp/kougeihistory/16/ )



■東京工芸大学

東京工芸大学は1923(大正12)年に創立した「小西寫眞(写真)専門学校」を前身とし、当初から「テクノロジーとアートを融合した無限大の可能性」を追究し続けてきた。2023年に創立100周年を迎える。

【URL】 https://www.t-kougei.ac.jp/

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