産学官民連携とベンチャー支援の拠点となるベイエリア・オープン...

産学官民連携とベンチャー支援の拠点となる ベイエリア・オープンイノベーションセンター(BOICE)を開設

芝浦工業大学(東京都江東区/学長 山田純)は、豊洲キャンパス本部棟にベイエリア・オープンイノベーションセンター(BOICE)を2022年10月に開設しました。そして、中核施設である「SITインキュベーションスクエア」をオープンします。

BOICEは企業、自治体、金融機関、大学が持つそれぞれの強みを結集し、イノベーションの創出を通して地域の活性化を図ることを目的に開設されました。BOICE内施設の「SITインキュベーションスクエア」には、シェアオフィスとコワーキングスペースを配置し、本学と企業、研究機関、自治体、金融機関等との交流や協業拠点、そしてベンチャー企業の育成・支援の場となることが期待されています。今後も地域・社会とともに、本学ならではのオープンイノベーションを推進していきます。



【ポイント】

・豊洲キャンパスにベイエリア・オープンイノベーションセンター(BOICE)を開設

・BOICEの中核施設「SITインキュベーションスクエア」をオープン

・企業、自治体、金融機関、大学が持つそれぞれの強みを結集し、イノベーションの創出を通して、地域の活性化を図る


図1. ベイエリア・オープンイノベーションセンター(BOICE)のロゴデザイン


■BOICEのコンセプト・目的

大学、企業、自治体、金融機関が持つそれぞれの強みを結集し、研究成果の社会実装や新規事業創出を通して地域活性化を目指します。その実現に向けて、産学官民が日常的に情報交流し、共同研究によるイノベーションを創出する協創拠点として運営します。また、利用団体・利用者に対しては各種サービスを提供します。


【提供サービス(予定)】

・インキュベーションスクエア内のコワーキングスペースの利用

・SITテクニカルセミナー(教員による研究紹介と交流会)の開催

・本学教員との技術相談

・利用者間交流イベント

・本学主催の産学官民連携イベントの案内


図2. BOICEが実現する5つのオープンイノベーション


■SITインキュベーションスクエアが10月3日にオープン

「SITインキュベーションスクエア」は、本学発のベンチャー企業や研究シーズの事業化を目指すプレベンチャー企業、または起業を志向する本学学生・教職員等の利用を想定した空間です。固定席と自由席を配し、シェアオフィスとコワーキングスペースが設置されています。ベンチャー企業のオフィスとしての利用や本社所在地として法人登記を行うことも可能となり、利用者同士の相互交流や意見交換も期待されます。他に、技術セミナー等のイベント実施も予定しています。


図3. コワーキングスペース

図4. シェアオフィス


■今後の展望

BOICEではイノベーションの創出を通して地域の活性化行うため、今後もさらなる施設の充実化を図ります。

企業との本格的な共同研究を可能にするため、排水設備等を備えた化学・バイオ系の産学官民連携ラボの設置や、加工機械を備えた「先進製造プロセス研究センター(仮称)」の設置も計画しています。その他、分析機器等を共通利用できる共通機器センターも拡充予定です。



■BOICEの公式ページ

BOICEの最新情報については、本学Webサイトに掲載しています。また、BOICEオープニングイベントを11月7日(月)に開催します。オープニングイベントの詳細を含めて今後も新しい情報を順次公開します。

URL https://www.shibaura-it.ac.jp/research/industry/boice.html


図5. 豊洲キャンパス本部棟(BOICEを10階に開設)


■芝浦工業大学とは

工学部/システム理工学部/デザイン工学部/建築学部/大学院理工学研究科

https://www.shibaura-it.ac.jp/

日本屈指の海外学生派遣数を誇るグローバル教育と、多くの学生が参画する産学連携の研究活動が特長の理工系大学です。東京都とさいたま市に2つのキャンパス(豊洲、大宮)、4学部1研究科を有し、約9千人の学生と約300人の専任教員が所属。創立100周年を迎える2027年にはアジア工科系大学トップ10を目指し、教育・研究・社会貢献に取り組んでいます。

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