エンタープライズにおけるGitの管理がアトラシアン『Stas...

エンタープライズにおけるGitの管理がアトラシアン『Stash』で思いのままに ~オンプレミスのGit管理製品にエンタープライズサポートを追加~

米国カリフォルニア州サンフランシスコ発 - 製品チームのためのエンタープライズ・コラボレーション・ソフトウェアの大手プロバイダ Atlassian Pty Ltd.(以下 アトラシアン、本社:豪州シドニー、CEO兼共同創業者:Scott Farquhar、Mike Cannon-Brookes)は本日、『Stash(スタッシュ)』の最新リリース『Stash 2.0』および『Stash Enterprise』を発表しました。

『Stash』スクリーンショット
『Stash』スクリーンショット

『Stash』は、Gitの柔軟性を活用したいエンタープライズ向けのオンプレミスのGitリポジトリ管理システムで、コードの品質や開発を思い通りに管理できます。ソフトウェアを開発するエンタープライズチームは3つのものを追跡します。アイデア(仕様および要件)、アクティビティ(仕事や作業)、そしてコードです。『Stash 2.0』では、大規模な分散チームのためにスケーラビリティとパフォーマンスを改良し、エンタープライズサポートを追加しました。エンタープライズサポートはアトラシアンの課題管理システム「JIRA」とコンテンツコラボレーションツール「Confluence」においても提供されており、お互いに連携しています。Orbitz、Best Buy、HBO GOおよびPhillipsなどの企業は、Gitへ移行するためにアトラシアン製品ポートフォリオに『Stash』を追加しています。

『Stash』ウェブサイト
http://www.atlassian.com/ja/software/stash/whats-new

「JIRA」ウェブサイト
http://www.atlassian.com/ja/software/jira/overview

「Confluence」ウェブサイト
http://www.atlassian.com/ja/software/confluence/overview

「Stashのテストインスタンスを稼働させてみて、一週間以内に移行をすることを決めました」と大手オンライン旅行会社OrbitzのシニアエンジニアAlex Holtzは語っています。「私たちは既にJIRAを使用していました。そしてこの度アトラシアンがGitサポートを実現しました。Gitのために開発された、これらのシステムが統合された製品を活用したかったのです。」

『Stash』の新しいエンタープライズ向け機能の一つは、ブランチ・パーミッションです。個人やチームからのコードへのアクセスを、開発チームが制御できます。ブランチで個別に開発されたすべてのコードはソースにマージされる前に適切にテストされ、確認することができます。新しいチームコラボレーション機能には、「@メンション」や「Markdownサポート」が含まれています。チームのメンバーをコードの議論に即座に参加させたり、より深い議論や素早いコミュニケーションを可能にするコンテキストを提供します。

また今回提供を開始したエンタープライズサポート付きライセンス『Stash Enterprise』には、24時間365日のグローバル・エンタープライズ・サポート、グローバルな『Stash』のエンタープライズ・ユーザー・コミュニティへの参加権が含まれています。1つのインスタンスで2,000ユーザーを超えるスケーラビリティも実現いたしました。

「私たちはエンタープライズ向けの製品としてStashを一から開発しました。」とアトラシアンの共同創業者兼共同最高経営責任者(CEO)であるスコット・ファークァーは語っています。「当社のエンタープライズ顧客は、より良いソフトウェアをより速く開発するために使いやすい製品を求めています。Stash 2.0で、Gitが本来持つ分散的な性質を簡単に活用することができます。Stashは、複数の共有コードのリポジトリの管理を効率化し、マージする変更の質を向上させます。この新しい技術の波を活用することで、Stashはエンタープライズにおける開発をスピードアップします。」

「一般的な分散型バージョン管理システムやGitは、従来の集中型システムに取って代わりつつあるということを私たちの調査は強く示唆しています。」とRedMonk社の主席アナリストStephen O'Grady氏は語っています。「技術力のある人材を惹きつけ、採用したい事業主は、VCS(バージョン管理システム)を選択する際に、Gitの技術的な優位性はもちろんのこと、市場におけるGitの人気も考慮する必要があるでしょう。」

■エンタープライズでGitワークフローを思い通りに制御
Gitを用いることによりすべての開発者にとってコードに貢献することが容易になりますが、それには制御が難しくなるという代償が伴います。特に地理的に分散した企業環境においては、です。企業のプロジェクトが成長するにつれ、その貢献者、利害関係者や、それらのチームが貢献するコードリポジトリの数も増えます。これらすべての変動要因を考慮に入れ、開発チームはソースコードの中心的な場所、そしてソースコードが増えるにつれてそれを整理するためのプロセスが必要になってきます。

品質の高いコード開発を確実に行えるように、『Stash』はリポジトリとブランチに対する細かいアクセス制御を提供します。たとえば、チームのニーズに応じて書き込みアクセスを特定のブランチに限定したり、あるいはユーザー、グループ、特定のブランチ名に基づいて限定したりできます。ブランチの削除を防ぐために、またはブランチ作成を制限するためにパターン制限を使用することができます。ブランチ・パーミッションはまた、リポジトリ内のブランチへのアクセスを制限するために使用することもできます。単一のリポジトリで作業する方が快適な開発者にとってはフォークの機能の代わりに使われます。『Stash』のシンプルなユーザー・インターフェース(UI)により、チームは簡単にGitベースの開発ワークフローを管理できます。

■会話に多くのコンテキストが提供され、より速い協同開発を実現
さらに、『Stash』には2つの新しいコラボレーション機能が追加されました。それらにより、議論に特定のユーザーを参加させ、より多くのコンテキストをコメントに追加できます。
『Stash』の「@メンション」機能はインラインコメントを含むどのコメント欄でも使用できます。メンションされるとユーザーは電子メール通知を受信します。そして『Stash』の中でコードの議論が始まり、それらは保存され、チームメンバーが閲覧することができます。
また『Stash』は新しく「Markdown」をサポートしたため、議論の中で書式付きテキスト、リンクまたはコード例などを「Markdown」を用いて書き込めます。スクリーンショットは、UIに焦点を当てた機能についての議論を行いやすくするために使用できます。

スクリーンショット
http://www.atpress.ne.jp/releases/32091/screenshot_1.png
※『Stash』のブランチ・パーミッション、プルリクエスト、スレッド形式のコメント機能により、開発チームは素早くコードを共有、レビューし、そして協同作業を行えます。

■販売開始
『Stash 2.0』および『Stash Enterprise』(エンタープライズサポート付きライセンス)は下記から直ちにダウンロードしてご利用いただけます。

『Stash』ダウンロードサイト
http://www.atlassian.com/ja/software/stash/download

【アトラシアンについて】
アトラシアン製品を用いて、世界中のイノベーターが素晴らしいソフトウェアを計画し、開発し、リリースしています。Citigroup、eBay、Netflix、Nikeを含む、大規模から小規模まで23,000以上の組織が、アトラシアンの課題管理、コラボレーション、ソフトウェア開発製品を用いて、賢く働き、時間通りに高品質の製品を完成させています。詳細は下記サイトをご覧ください。

詳細: http://www.atlassian.com/ja/

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ジャンル:
エンタープライズ-ソフトウェア
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