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アトラシアン、JIRAを3製品に再構築し新たな市場に投入  165か国に5万社を超える顧客を持つアトラシアン、 「JIRA Software」「JIRA Service Desk」「JIRA Core」の販売を開始

米国カリフォルニア州サンフランシスコ発 - Atlassian(以下 アトラシアン、CEO兼共同創業者:Scott Farquhar、Mike Cannon-Brookes)は本日、主力製品「JIRA」を3種類の独立した製品に再構築し、この人気の高いプロジェクト管理アプリケーションを新たな市場に投入することを発表しました。アジャイルチーム向けソフトウェア開発ツールとして世界No.1の「JIRA」は、共通プラットフォームで動く3製品:アジャイル開発チーム向け「JIRA Software」、ITチームとサービスチーム向け「JIRA Service Desk」、人事や経理、マーケティングなど非技術系ビジネスチーム向け「JIRA Core」となりました。

チームの作業計画、追跡、整理を支援することを目的に作られた今回の新しいJIRAの提供発表と同時に、アトラシアンは特有のエンタープライズ向けセルフサービス販売モデルでその顧客数が165か国5万社を超えたことを発表しました。


「チームコラボレーションを本当の意味で改善するには、あらゆる組織のあらゆるチームが適切なツールにアクセスできる必要があります」とアトラシアンCEO兼共同創業者のMike Cannon-Brookesは述べました。「チームでプロセスを追跡・管理しようとする場に、実際には非効率であるにも関わらず、Excel、Word、メールが依然として残っているのは、そのためです。あらゆるチームに適切なツールへのアクセスを提供する必要性から、当社はフォーチュン500企業だけでなく、フォーチュン500,000企業を想定して製品を設計しています。アトラシアンは、一部の人だけでなく、すべての人々のコラボレーションを改善したいと考えています。JIRAの顧客数が数万社まで増加したのは、JIRAが現実問題を解決でき、チームが手ごろな価格で簡単に試すことができるからです。すべてのチームにJIRAを届けることは、あらゆるチームのコラボレーションの重要な接点になるという私たちの目標に向けた大きな一歩です」


■新しいJIRAプラットフォーム。3種類の個別要件に応じた3製品
2014年にアトラシアンが実施した調査によれば、回答者のおよそ3分の1が人事、経理、マーケティングなどソフトウェア開発以外のプロジェクトでもJIRAを使うようになったと表明しました。優れたコラボレーションの基本原則はすべての部門に共通するものの、懸念事項を減らして作業を短期間で効率良く完了する必要があるとき、各部門には異なる要件があります。異なる部門の特殊要件に対応するため、当社は3種類のJIRA製品を提供しました。

「JIRA Software」はソフトウェアチームでの使用を想定し開発されました。アジャイル開発のベストプラクティスを標準的に実装し、各種開発ツールとの高い統合力を備えています。「JIRA Software」は、近年一般的にソフトウェアチームに含まれるようになったデザイナーやQAエンジニア、プロダクトマネージャーなどを含む、すべてのチームメンバーの個別要件に対応しています。

「JIRA Service Desk」は、エンドユーザーの使い易さに焦点を当てた、ITチームとその他サービスチーム向けのサービスデスクです。特定のチーム向けにカスタマイズされた初めてのJIRA製品である「JIRA Service Desk」は昨年の提供開始以来、アトラシアン史上最も急成長している製品の1つとなっています。

「JIRA Core」は、人事、経理、マーケティングなどのビジネスチームにおけるタスク追跡やプロセス管理を簡単にします。例えば、「JIRA Core」を使って人事は入社した従業員の研修プログラム進捗状況を追跡し、経理は四半期決算を管理、マーケティングは広告キャンペーンを追跡できます。

「企業の人事要件管理を支援するという当社事業の中心にソフトウェアがあり、JIRAはそのソフトウェアを構築するプロセスに欠かせないものです」とZenefitsエンジニア部門ヴァイスプレジデントAvinash Anand氏は述べました。「当社ソフトウェアチーム全体でワークフロー管理がどれだけ効率的になったかを確認した後、JIRAを社内の他の分野でも使うことに決めました。その中にはマーケティングチームもあり、JIRAを使ってコンセプトからプランニング、実施までキャンペーンを追跡しています。各チーム向けに特別にデザインされたバージョンのJIRAを使えば、社内全体でプロジェクトのコラボレーションがさらに簡単になります」


■JIRAプラットフォーム上に構築された全製品共通の特長
・一貫性のあるプロジェクトエクスペリエンス。ソフトウェアチーム用のスクラムやカンバン、ITチーム用の優先度つきキュー、経理チーム用の承認プロセスなど、すべてにおいてプロジェクトエクスペリエンスのルック&フィールと基本的な機能性は同じなので、作業しているプロジェクトに関わらずチームメンバーは簡単にJIRAを使用できる。

・ソフトウェアチーム、ITチーム、ビジネスチーム専用のプロジェクトテンプレート。標準で追加設定不要の専用ワークフローを実現し、各チームの個別要件に合わせてカスタマイズも可能。

・日常的に使うツールやアセットに、ワンクリック操作でアクセスできる新しいサイドバー。チームはConfluence上の製品要件、HipChatのチャットルーム、Bitbucketのリポジトリなど便利なアセットへのリンクを追加して各チームのサイドバーをカスタマイズできる。

「当社の顧客は、実証済みプロジェクトコラボレーション用フレームワークを使って特別にデザインされたJIRAを利用することによって、従来のエンタープライズプラットフォーム導入にかかるコストや労力をかけずに、その恩恵を受けることができます」とアトラシアンJIRAビジネス部門ヴァイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのBryan J. Rollinsは述べました。「当社顧客によるソフトウェアチーム以外でのJIRAの使用方法をすべてご覧いただくと、あらゆるチームが協力してプロジェクトに取り組み、それぞれのワークフローを管理する方法を抜本から改善できるJIRAの無限の可能性をお分かりいただけるでしょう」


■3万5千社以上が使用するJIRA
映画「Godzilla」の日本語名Gojira(ゴジラ)の語尾から名前を取ったJIRAは、ソフトウェア開発者のバグ管理ツールとしてスタートしました。JIRAは機能リクエストから製品アイデア、修正が必要な問題まであらゆるものを管理するために、ソフトウェアチームが使う主要なプロジェクト管理ツールへと急速に発展しました。

JIRAは現在以下の状況となっています:
・クラウドでの導入が増加中。過去3年間、「JIRA Cloud」ユーザーは毎年50%以上増加
・10人から1万人規模のチームでの使用を想定して開発
・850種類以上のJIRAアドオンがあり、最近、売上高1億ドルを突破した「Atlassian Marketplace」の中心的な牽引力。


■価格
「JIRA Software」と「JIRA Core」は1か月10ドルから利用可能です。「JIRA Service Desk 3」は最大3エージェントまで利用できるライセンスが10ドルからとなっています。


■アトラシアンについて
アトラシアンは全てのチームの可能性を引き出します。当社製品は、チームがコラボレーションし、ソフトウェアを開発、彼らの顧客により良いサービスを提供する支援をしています。Citigroup、eBay、コカ・コーラ、Netflix、NASAを含む、大規模から小規模まで50,000以上の組織が、アトラシアンの課題管理、コラボレーション、コミュニケーション、サービス管理、開発製品を用いて、賢く働き、期日通りに高品質の仕事を完了させています。JIRA、Confluence、HipChat、Bitbucketを含む製品の詳細は下記サイトをご覧ください。
http://ja.atlassian.com/

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