【名城大学・硬式野球部】明治神宮大会 3年ぶりのベスト4で終わる
立命館大学に0ー1で敗れ、1979年以来の決勝進出は果たせず

第56回明治神宮野球大会に出場している本学硬式野球部は11月18日、神宮球場で準決勝に臨み、立命館大学(関西五連盟第二代表)に0-1で惜しくも敗れました。準優勝した1979年の第10回大会以来、46年ぶりとなる決勝進出はなりませんでしたが、2022年の第53回大会以来、3年ぶりのベスト4で大会を終えました。
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継投した投手陣が無安打に抑えるも 試合後半の集中打は見られず


劇的なサヨナラ勝ちで初戦を突破した本学硬式野球部。その勢いをつなげたいところでしたが、相手投手を打ちあぐね、3回表に2死2塁、4回表にも山蔭一颯主将(法学部4年)の右前打から2死2塁のチャンスを作りますが、いずれもあと1本が出ず、無得点に終わると、4回裏に立命館大学に1点を先制されます。
先発の池田翔紀投手(経済学部4年)は4回を投げて失点はその1点だけと粘りの投球を見せると、5回裏から妹尾直哉投手(経済学部3年)、6回裏には大嶽一惺投手(経済学部2年)、8回裏には天野京介投手(人間学部2年)が登板し、いずれも相手打線を無安打に封じて打線の反撃を待ちました。
今大会の出場をかけた三連盟王座決定戦での過酷なトーナメントで4連勝した原動力は試合後半での集中打やサヨナラ劇で、今大会初戦も9回裏2死から同点に追いつき、サヨナラ勝ちに結びつけた本学の打線でしたが、この日は本塁が遠く、9回表も2死3塁のチャンスを生かせず、0-1で試合を終えて決勝進出はなりませんでした。
山蔭主将「全力を出し切ったので、悔いはありません」




指揮を執る最後の試合となった安江監督「学生たちには心から感謝しています」
試合後、山蔭主将は「うちは後半ペースなので、絶対逆転できると思いましたが…。監督さんを胴上げしたかった」と悔しそうな表情を見せましたが、すぐに前を向き「全力を出し切って悔いはありません。後輩たちには日本一を目指す戦いのバトンをつなげてほしい」と期待しました。
この日が指揮を執る最後の試合となった安江均監督は「1点差で逆転できると考えていたので、個人的には悔いが残りますが、準決勝まで進めてくれて学生たちには心から感謝しています」と時折涙も見せた名将。「(2016年の就任からの)10年間はあっという間でした。葛藤も反発もありましたが、学生たちの成長を確認できたのが何よりもうれしい」と振り返っていました。


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