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    有限会社パオ・アット・オフィス

    スマホやデジカメの写真を パソコンの地図上撮影地点に撮影方向矢印でプロット! 写真to地図アプリ「pic2map ver 2.0」新版リリース  ~Google Earth(KML)/Word/Excelのファイルへ出力~

    サービス
    2022年7月25日 09:30

    有限会社パオ・アット・オフィス(本社:千葉県習志野市、代表取締役:村井 誠)は、写真画像を読み込み、写真を撮った位置を地図上に、撮影方向を矢印でプロットするアプリケーション「pic2map ver 2.0」を2022年7月25日(月)にリリースしました。pic2mapは、その写真・地図・撮影位置・撮影方向をGoogle Earth(KML)/Word/Excelのファイルへ出力することができます。様々な業務のお役に立てるアプリケーションです。


    製品サイト: http://www.pao.ac/pic2map/


    pic2map 概要図


    ■機能・開発の背景

    pic2mapは、写真画像を読み込み、その写真を撮った位置を地図上にプロットします。どの方向から写真を撮ったかがわかるように、矢印も地図上にプロットします。画像ファイルの種類は、JPEG画像のみで、かつ、JPEG画像に位置情報(GPSデータ)が埋め込まれていることが前提となります。


    当社の業務で、特定地区でスマホを使い写真を撮ってきて、その写真がどの場所でどの方向から撮られたものかを知る必要がございました。それが起因となり、自社の業務作業量軽減のため作成したアプリケーションが「pic2map」です。こういった業務は、他の業種でも必要となる可能性があるのではないか?と考え、「pic2map」として製品化いたしました。


    「pic2map」では、アプリ上の画面への地図表示だけではなく、その結果をKML/KMZファイルとして出力し、Googleの無償ソフトウェア「Google Earth プロ」で読み込んで地図表示することや、位置と矢印をプロットした地図と写真画像の一覧をWordやExcelファイルへ出力することができます。



    ■方位(撮影方向)を画像に埋め込む「カメラ」について

    GPS機能付きデジタルカメラのほとんどは、JPEG画像に「方位(撮影方向)」を埋め込んでくれます。従ってpic2mapで画像を読み込んだ時、撮影方向を矢印の向きにして地図上にプロットすることができます。iPhoneやiPadも方位角度を地理情報としてJPEG画像に埋め込んでくれます。設定方法は下記のとおりです。


    1.「設定」>「プライバシー」>「位置情報サービス」と選択して、「位置情報サービス」をオンにします。

    2.「カメラ」をタップしてから、「このAppの使用中のみ許可」をタップします。


    しかし、Androidスマホは、標準のカメラアプリをはじめ、ほとんどのカメラアプリは、緯度・経度=地点をJPEG画像に埋め込むことはできるのですが、方位(撮影方向)をJPEG画像に埋め込んでくれません。弊社で開発したAndroidスマホアプリ「Angle Camera」は、緯度・経度に加え、方位(撮影方向)もJPEG画像に埋め込みます。Androidスマホをお使いになる場合には、是非、「Angle Camera」をお試しください。


    「Angle Camera」は、Google Play Storeより、インストール可能です。

    https://play.google.com/store/apps/details?id=ac.pao.anglecamera


    「Angle Camera Try」という1カ月無料体験版もございます。

    https://play.google.com/store/apps/details?id=ac.pao.AngleCameraTry



    ■簡易操作手順

    まず「pic2mapでは何ができるのか?」その機能を知っていただくために、操作の流れに沿って簡単に説明いたします。


    (1) 地図の選択地図

    「国土交通省の国土地理院」の地図か、「Google マップ」のいずれかを選択します。


    地図の選択地図


    (2) 写真画像選択

    「画像フォルダ選択」の右端のボタンをクリックして、フォルダ選択ダイアログを表示し、「1つ以上のJPEG画像の入っているフォルダ」を選択します。


    写真画像のフォルダ選択-1


    ※JPEGファイルを選択するのでなく、JPEGファイルの入っているフォルダを選択します。


    (3) 画像ファイルが読み込まれ、右側に写真を撮った付近の地図が表示されます。


    付近の地図が表示


    (4) ここで「No.」を選択すると、地図上のその画像を撮影した場所に撮影方向を矢印でプロットします。


    No.を選択して写真から地図上に撮影方向矢印をプロット


    (5) 全ての画像に1から順番に番号を振って、地図上に矢印をプロットすることもできます。その場合、「自動プロット」をクリックしてください。


    「自動プロット」ですべての写真の撮影方向を地図上にプロット


    (6) この画面上に出力した情報を次のファイルに出力することができます。

    KML/KMZ(Google Earth ファイル)・Word・Excel



    ■今回バージョンアップ内容

    ●地図表示のブラウザをMicrosoft Edgeに変更

    これまで地図の表示にはブラウザのInternet Explorerのエンジンを使用していましたが、地図のベースとなるGoogle マップの機能が2022年7月から非対応となりました。そこで、地図を表示するブラウザのエンジンをMicrosoft Edgeに変更しました。

    これにより地図が表示されるようになり、加えてInternet Explorerで多発したJavaスクリプトのエラーが発生しなくなり、より快適にお使いいただけるようになりました。


    試用版をダウンロードからお試しいただけます。

    http://www.pao.ac/pic2map/#download


    画面や機能の詳細については、「pic2mapマニュアル」で詳細に説明しております。

    http://www.pao.ac/pic2map/file/pic2map.pdf


    操作説明については、YouTube動画よりご確認ください。

    https://www.youtube.com/watch?v=da2vYXotQ1w



    ■Google Earthでの利用方法・操作

    pic2mapは、前述通りGoogle EarthのKML/KMZファイルへの出力が可能です。Google Earthで開くことができる地球儀アプリケーションです。衛星写真やストリートビューを表示することができます。


    Google Earthは、以下よりダウンロード可能です。

    https://www.google.co.jp/intl/ja/earth/versions/#earth-pro


    Google Earthのダウンロード方法やpic2mapからKML/KMZファイルへの出力方法は、以下のマニュアルに記載しております。

    http://www.pao.ac/pic2map/file/pic2map.pdf


    では、実際にGoogle Earthで何ができるのか?操作をしてみます。ここでは、その手順と結果について説明いたします。ズームインまたはズームアウトするには、マウスの右ボタンをクリックしたままドラッグするか、マウスのホイールでスクロールします。


    カメラ位置の変更・眺める方向の変更等、機能とその操作方法は色々ありますが、「Google Earth(グーグルアース)の基本的な操作と機能( http://googleearth666.kagennotuki.com/basic.html )」「Google Earth 表示画面の各部位説明( https://freelance32.net/google-b/earth/gearth-screen-display/ )」などをご参考ください。他にもネット上に多くの情報がございます。


    http://googleearth666.kagennotuki.com/basic.html

    https://freelance32.net/google-b/earth/gearth-screen-display/


    (1)写真の表示

    左側のサイドバーの「+」を開けていくと次のようになります。


    Google Earth サイドバーの状態


    ここで、「画像 005」をクリックしてみます。ビューポートに、お客様が撮影した地点を指してお客様が撮影した写真が表示されます。


    Goole Earth上で撮影した写真を表示


    (2) 撮影方向

    左側のサイドバーの「撮影方向」の「画像005」をクリックしてみます。


    Google Earth サイドバーで撮影方向選択


    ビューポートは、次のようにその撮影方向(角度)からズームインしました。しかし、このままでは恐ろしい戦争のあとの廃墟のような画像です。


    廃墟のような画像


    そこで、マウスのホイールで、ズームインをするとストリートビューに切り替わります。最後に画面右上の「ナビゲーション」を使って「眺める高低の角度」を少し調整します。そうするとスマホで撮影した画像とほぼ同じ写真が「ストリートビュー」で表示されます。ここまで操作をすると、写真を撮った周辺の画像を見渡すこともできます。


    ストリートビュー(撮影した写真とほぼ一致)


    Google Earthは、他にも多様な機能があり、編集・保存することも可能です。KML/KMZファイルに出力し、Google Earthで画像と地図を一体化させて「視える化」の管理をしてみるのはいかがでしょうか。


    (1)pic2mapからWordファイルへは、次のように出力することができます。

    「.docm」を指定した時


    「.docm」指定 - Wordの出力例1


    ※旧Wordフォーマット「.doc」への出力もできます。


    これらのフォーマットや出力項目は、インストール時に付属するWordのテンプレートファイルの中身次第で変更できます。インストール時に付属するWordのテンプレートファイルは、pic2map.docmとpic2map.docです。このテンプレートファイルを書き換えるだけで、出力内容を変更できます。

    pic2mapからは、テンプレートファイルのマクロ内の特定の関数(メソッド)を呼び出(Call)しています。従って基本的は、その関数(メソッド)の内容を書き換えることができれば、出力内容やフォーマットも変更することができます。


    (2)pic2map からExcelファイルへは、次のように出力することができます。


    1シート目は地図を表示


    2シート目は写真含む一覧を表示


    ■制限事項等

    「pic2map」は、動作にIISがインストールされていることが前提になります。「事前準備-IISの設定 http://www.pao.ac/pic2map/#iis 」の手順通りインストールしてください。



    ■動作条件

    本製品を使用するためには、以下の条件を満たす環境のパソコンが必要です。


    ●Windows 10以降

    ●日本語OSの場合、pic2map日本語版が起動します。

     日本語OS以外のOSの場合、pic2mapの英語版が起動します。


    ●背景の地図は、国土地理院の地図(無償)かGoogle マップをご利用いただけます。

     地図にGoogle マップを使用する場合APIキーが必要になります。

     詳細は、「Google APIキー取得方法 http://www.pao.ac/pic2map/#GoogleApiKey 」をご覧ください。


    ●環境によっては、ご利用いただけない場合がございますので、まずは、必ず試用版でお試しください。



    ■試用版・製品版について

    試用版は、写真画像に「SAMPLE」と出力されます。ライセンス登録方法は、インストール先のLicense.batを起動するか、スタートメニューより「ご購入・ライセンス登録」をクリックしてください。


    ◆製品の詳細はWEBサイトで公開

    pic2map : http://www.pao.ac/pic2map/

    Facebook: https://www.facebook.com/pic2map


    ◆開発元(Pao@Office)WEBサイト

    http://www.pao.ac/ (日本語)

    Facebookページ: https://www.facebook.com/pao.at.office


    ◆製品価格

    価格:7,000円(税込:7,700円)


    ◆マニュアル

    http://www.pao.ac/pic2map/file/pic2map.pdf


    ◆動画

    https://www.youtube.com/watch?v=da2vYXotQ1w



    ■会社概要

    社名   : 有限会社パオ・アット・オフィス(Pao@Office)

    設立日  : 2001年10月

    資本金  : 1,000万円

    代表者名 : 代表取締役 村井 誠

    企業サイト: http://www.pao.ac/

    社員数  : 10名

    事業所  : 千葉県習志野市谷津3-29-2-401

    事業内容 : 1. システム全般に関するコンサルタント(企画・立案)

           2. ソフトウェアの設計・製造・販売

           3. システム運用サポート

           4. ソフトウェア開発支援ツールの開発、および販売

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