文書公開管理システム「DocLAN Cloud」を販売開始

短期間でクラウドシフト・マルチテナント化を実現

 デジタルハイブリッドのトッパン・フォームズ株式会社(以下トッパンフォームズ)は、規程集や事務取扱要領、業務マニュアルなど企業の文書公開・管理・閲覧をクラウド環境で効率的に行うためのシステム「DocLAN  Cloud/ドックランクラウド」を開発、6月14日から販売開始します。これまで「ドックラン」シリーズは、カスタマイズに対応するオンプレミス版と、低価格のパッケージ版「ドックラン-エス」の2モデルで展開、地方銀行を中心に50社以上の導入実績があります。今回、新旧差分表や検索・リンク機能など使用頻度が高い機能を搭載する「ドックラン-エス」と同機能のクラウド版を追加することで日本産業界のデジタル・トランスフォーメーション(DX)推進に寄与します。


【背景】

 昨今、企業はITガバナンス強化と業務の効率化が急務であり、その具体的な対応策として業務のクラウドシフトや複数の利用者でシステムを共有するマルチテナント化への注目が高まっています。金融機関においては、情報セキュリティの観点から、これまではクラウドの活用に慎重な姿勢でしたが、業務の効率化と内部統制の徹底を加速するためクラウド利用を促進する傾向を強めています。特に業務文書やマニュアルの電子化は金融業界に限らず、製造業や流通業などさまざまな業界を含めて加速しています。

 

【特長】

1)最短で数営業日で導入可能(同機能の「ドックラン-エス」は2ヵ月)

2)改訂管理・新旧差分表・検索閲覧など使用頻度の高い機能に絞って搭載

3)初期費用80万円、月額20万円の低価格を実現

 (「ドックラン-エス」は1サーバー構成でシステム・導入費、ハードを含み845万円)

4)一般的なファイル形式(Office文書、主にワード)がそのまま扱える    

 

【今後の展開】

 トッパンフォームズは低価格かつ短期間で導入可能な「ドックランクラウド」の特長を生かすことで、経営規模や業界を問わずさまざまな企業へ利用拡大が図れるものと考えています。金融業界では、従来の地方銀行に加えて信用金庫・信用組合をターゲットとし、パッケージ版である「ドックラン-エス」からの乗り換え需要も想定しています。また、保険、製造、流通、医療など幅広い業界に対し、製造マニュアル、品質マニュアル、販売マニュアルなど企業内で管理する業務文書の公開・閲覧システムとして販売し、業務文書(帳票)の作成業務を合わせて今後5年間で5億円の販売を見込みます。

 

以上

 

※ 「デジタルハイブリッド」「DocLAN」は、トッパン・フォームズ株式会社の登録商標です。

※ その他記載された製品名などは各社の登録商標あるいは商標です。

※ 記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。


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