<自転車の安全利用促進委員会レポート>幼児保護者が子乗せ自転...

<自転車の安全利用促進委員会レポート> 幼児保護者が子乗せ自転車利用について学ぶ 『半田市幼稚園・保育園交通安全連絡協議会総会』に 自転車ジャーナリストの遠藤 まさ子氏が登壇しました

自転車のルール・マナー等の正しい利用方法や安全安心な自転車の選び方、メンテナンスの重要性を啓発する自転車の安全利用促進委員会と一般社団法人自転車協会は、2022年5月23日(月)に『半田市幼稚園・保育園交通安全連絡協議会総会』にて、子乗せ自転車利用セミナーを実施し、幼児保護者等40名が参加されました。


講演の様子1

講演の様子2


URL: http://jitensha-anzen.com/


子育て世帯では、幼稚園、保育所への送迎などで利用する子乗せ自転車、特に電動アシスト自転車の需要が高まっています。一方で転倒事故なども増えております。本セミナーでは、講師の遠藤 まさ子(自転車の安全利用促進委員会メンバー/自転車ジャーナリスト)が、改めて交通ルールや子どもを乗せる際に注意すべき点など、実演を交えて解説、講演しました。



遠藤 まさ子氏は講演の中で、子乗せ自転車特有の事故が起きる状況を説明し、「自転車転倒で多いのが、段差を乗り越える際に車輪を取られてしまうことです。路面状況として段差はどこにもあることなので、タイヤを直角に入れる事が重要ポイントです。」と説明しました。

また万が一事故が起きた際のヘルメットの着用有無、シートベルトの着用の有効性を動画にて説明し、「一瞬の緩みで事故につながる、投げ出され防止となるので面倒と思わず必ず最大限の安全の備えとしてください。」と重要性を強調しました。実演では、幼児2人同乗基準適合自転車・子どもを模した人形を用いて、自転車の正しい乗り方や選び方を実演しました。


さらに自転車自体の安全性についての重要性に触れ、「安全基準をクリアしたBAAマークの貼られた自転車を選ぶことや、日ごろのメンテナンスの重要性を意識し実施していくことで、事故を未然に防ぐことができます。」と説明いたしました。

ルール・マナーだけでなく自転車の車体自体の安全性についても改めて理解いただく機会となりました。



【参加した保護者の感想】

・知らない事もあり、改めて自転車に乗車する際のルールを勉強できました。

・自分自身も大変勉強になったので、子どもにも安全運転を伝えていきたい。



■参考資料

<自転車の安全利用促進委員会とは>

自転車の安全利用促進委員会とは、一般社団法人自転車協会の協力を受け、安全安心な自転車利用のための啓発活動を行う団体です。自転車の利用者の方々に快適な自転車生活を送っていただくため、購入時に知っておくべき自転車の選び方から購入後のメンテナンス、正しいルール・マナーなどの情報発信を行っています。また、活動の一環として教職員や学生を対象とした、自転車通学指導セミナーも全国で開催しています。



<BAAマークとは>

BAAマークは、一般社団法人自転車協会が制定し、同協会が定める自転車安全基準に適合した自転車に貼られています。自転車安全基準の検査項目は全部で約90項目もあり、安全・安心な自転車の目印として認知されています。


BAAマーク


<登壇者>

講演

遠藤 まさ子(えんどう・まさこ)


遠藤 まさ子氏


自転車の安全利用促進委員会メンバー、自転車ジャーナリスト。自転車業界新聞の記者や自転車専門誌の編集などを経てフリーランスへ転向。自転車・育児用品を中心に取材を行い、各誌に寄稿している。テレビ・新聞・雑誌などの各種メディアでコメンテーターとして登場する機会も多い。

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