「美術品入札会 廻 -MEGURU-」Vol.10を5/14~5/22に開催 -円山應挙、香月泰男、美人画、徳川慶喜と渋澤栄一を特集-

下見会:2022年5月14日(土)~5月22日(日) 開札日:2022年5月24日(火) 会場:加島美術(東京都中央区京橋3-3-2) 出品作品:約330点

株式会社加島美術(以下、加島美術)と株式会社ビーエスフジ(以下、BSフジ)は、2022年5月14日(土)から5月22日(日)にかけて、「美術品入札会 廻 -MEGURU-」Vol.10を共同開催します。会期中は、実物をご覧になりたいお客様に向けて加島美術(東京 京橋)にて下見会を実施します。


「美術品入札会 廻 -MEGURU-」Vol.10


「美術品入札会 廻 -MEGURU-」は、絵画から茶道具、工芸まで、日本美術を中心に多彩な作品を取り扱う入札型オークションです。10回目となる今回の作家特集では、日本画を代表する江戸期の大家・円山應挙の動物画や花鳥画、「シベリヤ(シベリア)・シリーズ」で名高い昭和を代表する洋画家・香月泰男の風景画や静物画などを出品します。また、近代から現代までの女性美をたどる美人画特集、幕末・明治期に厚い信頼関係を結び、昨今大河ドラマでも注目を集めた徳川慶喜と渋澤栄一の筆跡作品を集めた特集など、見どころ豊富なラインナップでお届けします。さらに、伊藤若冲、浦上玉堂、横山大観、北大路魯山人、河井寛次郎など著名な作家たちの作品も必見です。


美術品との暮らしは、プライベートな空間で繰り返し鑑賞できる醍醐味があります。美術品を所有し、作品世界を味わう時間が、皆様の暮らしに潤いをもたらすひとときとなれば幸いです。加島美術とBSフジは、お客様と美術品との出会いの場をお届けし、美術を「観る」から、美術と「暮らす」ライフスタイルをご提案します。



■「廻 -MEGURU-」とは

「日本美術をもっと気軽に、安心して、正しく売買してもらいたい」という思いから、2019年に始まった日本美術に特化したオークションです。全国から出品された作品を取り揃え、美術品を売りたい人と買いたい人をつなぐプラットフォームとして、これまで国内外のお客様にご利用いただいてきました。「美術品入札会 廻 -MEGURU-」に加え、 2021年にはインターネットオークション「廻 -MEGURU- オンライン」をスタート。

そして2022年5月、より便利で気軽に美術品購入をお楽しみいただくため、「美術品入札会 廻 -MEGURU-」の価格帯を変更し、一部作品を「廻 -MEGURU- オンライン」へ移行します。美術品を便利で気軽に取引できるプラットフォームへと進化し続ける「廻 -MEGURU-」に、今度もどうぞご期待ください。


「美術品入札会 廻 -MEGURU-」

会期    :年4回(2月、5月、8月、11月)※2022年予定

入札形式  :非公開入札型

開札    :会期終了後公開

下見会   :あり

最低入札価格:15万円~ ※一部作品を除く


「廻 -MEGURU- オンライン」

会期    :常時開催

入札形式  :公開ライブビッド(競り上がり)

開札    :即時公開

下見会   :なし

最低入札価格:1,000円~ ※一部作品を除く


◆「美術品入札会 廻 -MEGURU-」

定期開催の入札会と下見会を伴うオークションです。カタログやWebサイトで出品作品を閲覧後、下見会またはオンラインで入札いただけます。下見会で実物を見ながらゆっくり作品を選ぶことが可能です。現在価格は非公開で、会期終了後に落札結果が開示されます。2022年5月より、一部作品を除き最低入札価格15万円以上の作品を中心に取り扱います。


◆「廻 -MEGURU- オンライン」

常時開催しているインターネットオークションです。ライブで価格を見ながらオンライン入札が可能で、すべての手続はWebで完結します。また、2022年5月より「美術品入札会 廻 -MEGURU-」で取り扱ってきた15万円未満の作品が「廻 -MEGURU- オンライン」へ移行。出品作品が拡充し、より豊富なラインナップでお届けします。



■「廻 -MEGURU-」の仕組み

「廻 -MEGURU-」では、全国の出品者から作品をお預かりし、美術品愛好家の皆様にご紹介しています。出品をご希望の方に向けて作品の無料査定を行い、最低入札価格を提示します。売却のタイミングや価格によって「美術品入札会 廻 -MEGURU-」または「廻 -MEGURU- オンライン」のいずれかへの出品をご提案いたします。


また、美術品をお探しの方は、2つの「廻 -MEGURU-」からご希望の作品をお探しいただけます。出品者と購入者間の交渉や手続きは事務局が代行しますので、売買に伴う負担を最小限に抑えることが可能です。



■「廻 -MEGURU-」の魅力

<美術品を買いたい人のメリット>

メリット1 美術の専門家が厳選した作品だから安心

すべての出品作品は、古美術の街・東京の京橋で長年店舗を構えてきた加島美術が査定し、厳選したものです。美術の専門家によりクオリティが認められた作品群が揃っていますので、美術品の購入が初めての方も安心してお選びいただけます。


メリット2 ビギナーもコレクターもご満足いただける充実のラインナップ!

「美術品を購入したいけど、初めてで不安…」というビギナーの方から、作品を豊富に所有するコレクターの方まで、皆様にご満足いただけるバラエティに富んだ作品をラインナップしています。掛け軸、絵画、筆跡、茶道具、工芸など多彩なジャンルの作品からお選びください。また、 最低入札価格が「廻 -MEGURU- オンライン」は1,000円~「美術品入札会 廻 -MEGURU-」は15万円~(一部作品を除く)と、手の届きやすい小品から、優品までお求めいただける価格帯の幅広さも魅力です。


メリット3 いつでも・どこでもお好きな方法で作品をチェック!オンライン入札もOK

「廻 -MEGURU-」では、すべての出品作品をオンラインでチェックし、入札することができます。ご自宅や外出先から、PC・スマートフォンなどお好きなデバイスでお気軽にご利用ください。


<美術品を売りたい人のメリット>

メリット1 美術品を市場価格で売却!思わぬ高値で売れる可能性も!

「廻 -MEGURU-」では、美術品を売りたい方からお預かりした作品を、中間業者が入ることなく入札者へ直接売却します。そのため、下取価格ではなく、市場価格に近い価格で作品を売却できます。また、売却価格が見えるので安心です。入札者との巡り合わせによっては、思わぬ高値で落札される可能性もあります。


メリット2 老舗古美術商による安心の査定・価格設定

東京京橋で長年古美術商を営んできた加島美術が作品を査定し、出品者の方とご相談しながら最低入札価格を設定します。様々な要素により市場価値が変動する美術品を、経験豊かな古美術商が確かな審美眼に基づき見極めます。査定相談は無料です。鑑定が必要な場合は、正式な鑑定機関への依頼もお手伝いいたします。


メリット3 面倒な売却手続きを代行!

「廻 -MEGURU-」では、美術品売却の手続きをすべて代行いたしますので、査定後、出品作品をお預かりした後は面倒な手続きはありません。掛け軸、絵画や陶磁器などの焼き物類、茶道具など、お手持ちの美術品の整理をお考えの際は ぜひご出品ください!


出品についての詳細は廻HPよりご覧ください。

https://www.meguru-auction.jp/shupinnotice/


ご相談はいつでも無料で受付しています!

入札会事務局(加島美術内)までご連絡ください。

E-mail: nyusatsu@kashima-arts.co.jp

TEL  : 03-3276-0700



■「美術品入札会 廻 -MEGURU-」Vol.10下見会を開催

10回目を迎える「美術品入札会 廻 -MEGURU-」では、5月14日(土)から5月22日(日)にかけて下見会を開催します。約330点の出品作品が加島美術のギャラリーにズラリと並び、ご覧いただくだけでも楽しいイベントです。下見会場では、作品の状態を確認した上でご入札いただけます。下見会は入場無料です。ご来場がかなわないお客様には、コンディションレポートをご用意いたします。


下見会: 2022年5月14日(土)~5月22日(日)

会場 : 加島美術(東京都中央区京橋3-3-2)

HP  : https://www.meguru-auction.jp/saijinotice/


下見会の様子


■「美術品入札会 廻 -MEGURU-」Vol.10カタログを無料配布

全出品作品が掲載されたカタログは無料で配布しています。ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。

https://www.meguru-auction.jp/Inquiry/


出品作品は「廻-MEGURU-」Webサイトからもご覧いただけます!

https://www.meguru-auction.jp/item/ (2022年1月下旬公開予定)



■「美術品入札会 廻 -MEGURU-」Vol.10の見どころ

●円山應挙 特集

円山應挙は写生を重視した作風により、伝統的な「やまと絵」や「漢画」などの絵画観を一変させ、「円山派」に代表される多数の門下を輩出しました。本入札会では、繊細な筆遣いで生き生きと描かれる動物画、花鳥画などをご覧いただけます。日本画壇を代表する大家の卓越した画技、鋭くも慈しみに満ちた対象への眼差しを、心ゆくまでご堪能ください。


円山應挙「狗児図」《最低入札価格》800,000~

https://www.atpress.ne.jp/releases/308243/img_308243_3.jpg

円山應挙「藤花雉子図」《最低入札価格》580,000〜

https://www.atpress.ne.jp/releases/308243/img_308243_4.jpg


●美人画 特集

女性の美は、古来から多くの作家により描かれてきました。日本の美人画は江戸期以降に確立。作家たちは女性の容姿や内面の美しさを探り、表現方法を模索してきました。本入札会では、美人画の名手・鏑木清方や上村松園、伊東深水、伊藤小坡などによる気品あふれる優美な美人画や、現代作家・やちだ けいによるリアルな現代女性の姿など、作家独自の多彩な女性像をご覧いただけます。


上村 松園「都おどり」《最低入札価格》1,000,000〜

https://www.atpress.ne.jp/releases/308243/img_308243_5.jpg

伊東深水「雪晴」《最低入札価格》880,000~

https://www.atpress.ne.jp/releases/308243/img_308243_6.jpg


●徳川慶喜と渋澤栄一 特集

江戸幕府最後の将軍として時代の変革期に立ち向かった徳川慶喜と、日本経済の礎を築いた渋澤栄一。慶喜は渋澤の才覚を早々と見出し、農民から幕臣へと起用して世に送り出しました。明治維新後、慶喜に感謝の心を抱き続けた渋澤栄一は『徳川慶喜公伝』を編纂。政権の表舞台から離れ余生を送る慶喜の名誉回復に努めました。本入札会では、厚い信頼関係で結ばれた二人の思想に触れられる筆跡作品を出品します。


徳川慶喜「妙言無古今」《最低入札価格》800,000 ~

https://www.atpress.ne.jp/releases/308243/img_308243_7.jpg

渋澤栄一「業精于勤荒于嬉」《最低入札価格》450,000~

https://www.atpress.ne.jp/releases/308243/img_308243_8.jpg


●香月泰男特集

太平洋戦争時のシベリア抑留の経験に根ざした「シベリヤ・シリーズ(シベリア・シリーズ)」で名高い香月泰男。復員後は、身近な風景や、花などをモチーフとした作品も多く描きました。本入札会では風景画や静物画を中心に出品しています。

香月の作品はいずれも、生死の狭間で極限状態を経験した者にしか表現し得ない生命の煌めきを宿しています。コロナ禍、情勢不安…ありふれた日常が尊ばれる現代だからこそ、より強い光彩を放ち、観る者の胸に迫ってくるでしょう。


香月泰男「チューレリイ宮殿」《最低入札価格》2,800,000~

https://www.atpress.ne.jp/releases/308243/img_308243_9.jpg

香月泰男「撫子」《最低入札価格》800,000~

https://www.atpress.ne.jp/releases/308243/img_308243_10.jpg



■「美術品入札会 廻 -MEGURU-」Vol.10のハイライト作品

伊藤若冲「鶏図」《最低入札価格》2,000,000~

https://www.atpress.ne.jp/releases/308243/img_308243_11.jpg

浦上玉堂「気結煙霞図」《最低入札価格》6,000,000 ~

https://www.atpress.ne.jp/releases/308243/img_308243_12.jpg

渡邊省亭「杜若遊鯉図」《最低入札価格》280,000~

https://www.atpress.ne.jp/releases/308243/img_308243_13.jpg

絹谷幸二「桜花旭日富嶽」《最低入札価格》2,800,000~

https://www.atpress.ne.jp/releases/308243/img_308243_14.jpg

中島千波「花菖蒲」《最低入札価格》1,000,000~

https://www.atpress.ne.jp/releases/308243/img_308243_15.jpg

棟方志功「弘仁の柵」《最低入札価格》3,800,000~

https://www.atpress.ne.jp/releases/308243/img_308243_16.jpg

十一代三輪休雪「萩四方花入」《最低入札価格》150,000~

https://www.atpress.ne.jp/releases/308243/img_308243_17.jpg

北大路魯山人「染付 梅に兎之図大壷」《最低入札価格》500,000~

https://www.atpress.ne.jp/releases/308243/img_308243_18.jpg

加守田章二「湯呑」《最低入札価格》680,000~

https://www.atpress.ne.jp/releases/308243/img_308243_19.jpg

河井寛次郎「黒釉鐵打掛扁壷」《最低入札価格》400,000~

https://www.atpress.ne.jp/releases/308243/img_308243_20.jpg



■「美術品入札会 廻 -MEGURU-」Vol.10の出品作家(一例)

円山應挙、伊東深水、伊藤若冲、伊藤小坡、浦上玉堂、横山大観、加守田章二、夏目漱石、河井寛次郎、河鍋暁斎、会津八一、岸田劉生、菊池芳文、菊池容斎、橘小夢、橋本 明治、芹沢けい介、熊谷守一、堅山南風、絹谷幸二、後藤純男、香月泰男、山元春挙、山口薫、山本梅逸、山本梅仙、司馬江漢、酒井三良、酒井道一、酒井抱一、十一代三輪休雪、十三代今泉今右衛門、十三代中里 太郎衛門、十四代今泉今右衛門、渋澤栄一、小泉檀山、小倉遊亀、小野竹喬、松井康成、松尾芭蕉、松尾敏男、松平春嶽、松林桂月、上村松園、新渡戸稲造、森祖仙、神坂雪佳、秦テルヲ、須田剋太、杉山寧、仙崖義梵、川合玉堂、川村清雄、川村曼舟、川端龍子、浅野弥衛、前田青邨、村上華岳、大橋翠石、大愚良寛、池大雅、池上秀畝、池田輝方、池田蕉園、竹久夢二、竹内栖鳳、中島千波、長澤蘆雪、鏑木清方、田中一村、渡邊省亭、島崎藤村、東郷青児、棟方志功、藤本鉄石、徳川慶喜、梅原龍三郎、白隠慧鶴、八代亜紀、不染鐵二、副島種臣、福田平八郎、福澤諭吉、平田郷陽、片岡球子、北大路魯山人、堀江友聲、本阿弥光悦、木村武山、木島桜谷、林武、鈴木其一、濱田庄司、エミール・ガレ、やちだけい ほか(順不同)



■開催概要

「美術品入札会 廻 -MEGURU-」Vol.10

会場     :〒104-0031 東京都中央区京橋3-3-2

        Tel : 03-3276-0700

        Fax : 03-3276-0701

        Email: info@kashima-arts.co.jp

        Web : https://www.kashima-arts.co.jp

日時     :下見会  :2022年5月14日(土)~5月22日(日)

        入札締切日:2022年5月22日(日)18時

        開札日  :2022年5月24日(火)

出品作品数  :約330点

主催     :加島美術、BSフジ

入札会カタログ:約330点の出品作品が掲載されたカタログは無料で配布しています。

        ご希望の方はどうぞお気軽にお問い合わせください。

        出品作品はWebサイトからもご覧いただけます。

        出品作品は2022年5月上旬公開予定。

        https://meguru-auction.jp


<アクセス>

地下鉄銀座線「京橋駅」出口3 徒歩2分 / 有楽町線「銀座一丁目駅」出口7 徒歩3分 /

都営浅草線「宝町駅」A4出口 徒歩5分 / JR「東京駅」八重洲南口 徒歩9分



■「廻 -MEGURU- オンライン」会員登録受付中!

競り上がりのライブ感が楽しめる「廻 -MEGURU-」のネットオークション「廻 -MEGURU-オンライン」を常時開催しています。2022年5月よりお得なポイント制度もスタート!

会員登録は無料。オンライン限定の作品が多数ございますので、どうぞお見逃しなく!

会員登録はこちらから: https://meguru-online.jp/mem_top

取材依頼・商品に対するお問い合わせはこちら

プレスリリース配信企業に直接連絡できます。

  • 会社情報