美術作家 渡辺おさむによる展覧会「日本ガラパゴス製菓史」が自...

美術作家 渡辺おさむによる展覧会「日本ガラパゴス製菓史」が 自由が丘にて4月29日(金)~5月5日(木)に開催

―世界のスイーツの起源は日本だった!?お菓子の歴史を作品と共に紹介―

本物そっくりの精巧なクリームやキャンディ、フルーツなどを用いて現代アート作品を制作する作家、渡辺おさむがギャラリー自由が丘(東京都世田谷区)にて、日本のスイーツの歴史を作品と共に紹介する展覧会、渡辺おさむ「日本ガラパゴス製菓史」を2022年4月29日(金)~5月5日(木)に開催します。


渡辺おさむ作品「Happiness」



■世界のスイーツの起源は日本だった!?独自の「日本ガラパゴス製菓史」の歴史を展示。

20年以上お菓子の作品を制作する作家、渡辺おさむが作品のコンセプトの為にお菓子の歴史を調べる中で、日本は神話時代からお菓子が登場し、室町時代の1541年に南蛮菓子が伝来して以来、世界に稀に見る独自の進化を遂げたお菓子を次々と生み出している事に気づきました。ヨーロッパ発祥のスイーツが東方の島国で独自のガラパゴス進化を遂げていたのです。海外から宗教や文化を取り入れながら自分たちのものにしていった日本人の特性と、世界稀に見るガラパゴス進化を遂げた日本スイーツの歴史を編纂し考察。渡辺おさむのスイーツの美術作品と共に「日本ガラパゴス製菓史」を紹介します。


展覧会では、歴史のパネル展示と日本ガラパゴススイーツをテーマにした作品展示の他、「世界スイーツ日本起源説」「宗教とスイーツ」「スイーツとジェンダー」など、独自の視点からスイーツの歴史を語った、14項目全44ページの渡辺おさむによる著書「日本ガラパゴス製菓史」も会場限定で販売されます。



■今回の展覧会について渡辺おさむコメント

「スイーツ」といえば、ケーキやチョコレートなどのお菓子を指す言葉としてすっかり定着していますが、2000年代初頭は、「ケーキやお菓子をあえてオシャレな感じを装って『スイーツ』と呼ぶ女性たち」をスイーツ(笑)と揶揄したネットスラングがあり、「スイーツ」という言葉は今のように広く一般に使われるような言葉ではありませんでした。女性の為のものという印象も強く、今では考えられませんが、男性だけでは入店できない、スイーツの店も存在しました。


現在はスイーツを愛する人々が築いた努力の結晶が、意識改革に繋がり、老若男女問わず、誰でもスイーツ好きを公言でき、スイーツという言葉も広く市民権を得られた時代となりました。

現在のこの素晴らしい時代の到来と共に、日本のスイーツの歴史を振り返ってみると、先人の想像を絶する努力の元に、世界稀に見る独自の進化を遂げたスイーツが多数存在する事に気付かされます。

ヨーロッパ一辺倒の洋菓子の歴史の中で、室町時代に南蛮菓子が伝来して以来、独自のガラパゴス進化を遂げた、世界に冠たる日本ガラパゴススイーツの歴史を、本展覧会で紐解いていきたいと思います。



■展覧会概要

渡辺おさむ「日本ガラパゴス製菓史」

会期 :4月29日(金)~5月5日(木)

時間 :12:00~19:00 (最終日は17:00まで)

会場 :ギャラリー自由が丘

    〒158-0083 東京都世田谷区奥沢5-41-2 アトラス自由が丘ビル1F

入場料:無料

ギャラリー自由が丘ホームページ: https://www.gallery-jiyugaoka.com



■書籍概要

書名:日本ガラパゴス製菓史

著者:渡辺おさむ

発行:渡辺おさむアトリエ

定価:1,000円

判型:A5判

頁数:44頁


会場限定発売書籍表紙



■渡辺おさむについて

2003年 東京造形大学 デザイン学科卒

お菓子教室講師の母の元に生まれ、2000年より樹脂を用いたスイーツデコレーション作品を制作。スイーツデコの技術をアートに昇華させた第一人者として、お菓子の歴史やデザインに精通。大原美術館や清須市はるひ美術館など国内7ヶ所の美術館に自身の作品がコレクションされている。

近年は、山手調理製菓専門学校等にて「アート思考によるスイーツ制作」など、製菓の歴史にまつわる授業も行う。

主な著書に「SWEET OR UNSWEET?」BNN新社/「OSAMU WATANABE POSTCARD BOOK」パルコ出版/「渡辺おさむのスイーツデコメソッド」誠文堂新光社などがある。


渡辺おさむホームページ: http://watanabeosamu.tokyo


作家、著者 渡辺おさむ氏

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