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    株式会社カタログハウス

    17年間に及ぶ看板セミナー「石弘之の地球環境塾」最終講演  集大成となる今回は「脱原発社会&これからのメディアの在り方」がテーマ!  ~10月13日(土)、カタログハウスの学校(東京都渋谷区)にて~

    告知・募集
    2012年9月26日 14:00

     カタログ雑誌『通販生活』を発行する株式会社カタログハウス(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:佐倉 住嘉)は、「カタログハウスの学校(カタログハウス本社:渋谷区代々木)」( http://www.cataloghouse.co.jp/study/?cid=pr )にて、セミナー『石弘之の地球環境塾「脱原発社会に向かって」小さな声を伝えるメディア』を10月13日(土)に開催いたします。

    過去のセミナーの様子(石弘之 氏 講演風景)

    ▲URL: http://www.cataloghouse.co.jp/study/schedule/T20121013001?cid=pr


    【17年に渡る石弘之氏の環境セミナーシリーズ 最終回】
     「カタログハウスの学校」は1995年6月、石弘之(いし ひろゆき)氏の環境セミナーを皮切りにスタートしました。石氏には以来17年にわたって地球や日本の抱える環境、資源、災害、貧困などの問題を掘り下げていただきました。その回数は、石氏がザンビア大使として赴任された2年間のブランクをはさみ、今回で第31回を数えます。2010年からは、「石弘之の地球環境塾」と銘打って、現場で環境問題に取り組む方々をゲストに招き、ゲストともに都度のテーマについて語り合ってきました。その集大成として、今回は“メディア”をテーマに、これからの社会における情報(情報共有)の在り方について考えます。

     福島第一原発の事故以降、インターネットをはじめとした、従来のマスメディア以外の情報媒体の存在感が高まってきています。私たち生活者は、これからの社会において、“「小さいけれど重要な声」をいかに共有するか”、そして“「多様な情報」の中から何を取捨選択し共有すべきなのか”、を考えなければいけない時代となりました。
     最終回となる今回は、非営利のインターネット放送局「OurPlanetTV」の代表を務める白石草(しらいし はじめ)氏をゲスト講師に迎えます。「3.11」以降、マスメディアでは拾いきれなかった話題を配信し続けてきた白石氏の体験談も踏まえ、「脱原発社会」を実現するための、小さな声や多様な情報を共有できるメディアについて考えます。


    【講師からのメッセージ】
    ■国内外で見続けてきた体験を踏まえた“メディア”への提言
     石氏は、人生の前半生を新聞記者として世界の環境問題の現場を取材して問題提起をつづけ、その後は大学研究者や外交官に転じ、マスコミの内部で起きていることとそれを取り巻く社会の両面を見てこられました。環境セミナーシリーズの集大成を迎えるに当たり、石氏からメッセージをいただきました。

    『環境セミナーは奇しくも阪神淡路大震災の年にはじまり、東日本大震災の翌年に最終回を迎えることとなりました。「1995年こそが日本現代史の潮の変わり目だった」という主張も近年、聞かれるようになりましたが、この間、日本は歴史的な大転換期にありました。バブル崩壊から「失われた20年」がはじまり、出口が見えないままに今も失われつづけています。国際社会では「新興衰退国」(NDC)と揶揄されるほど日本の国際的地位も沈下しています。これだけ勤勉で知的水準の高い日本をここまで追い込んだ理由として、「政治」「官僚」「企業」、そして「マスコミ」の責任が問われていますが、昨年の福島第一原発事故は、それぞれの実態を露呈しました。最終回のセミナーでは、混乱のとまらない政治状況の中でマスコミの果たすべき役割について、また私たちは多様化するメディアとどうかかわっていったらいいのか、世界各国の状況を交えながら、じっくりお話したいと思います。』

    ■社会の変化によって台頭してきた“小さな声を伝えるメディア”からの提言
     これからの社会における"情報"を考えるうえで無視できないのが、インターネット(市民によるメディア)の存在です。今回のゲスト講師、白石草氏は、2001年「9.11」のアメリカ同時多発テロをきっかけに「OurPlanetTV」という非営利のインターネット放送局を立ち上げました。10年間にわたってマスメディアとは異なる視点で精力的に発信をつづけたことが評価されて今年3月に放送ウーマン賞、8月に日本ジャーナリスト会議賞(JCJ賞)を受賞、「3.11」以降は市民目線の原発報道で注目を集めています。

    今回のセミナーに当たっての、白石草 氏からのメッセージです。

    『原発事故によってメディアのほころびが誰の目にもあきらかになりましたが、3月11日以降、市民によるさまざまなメディアが全国各地で生まれています。「メディアをうらむな、メディアをつくれ」。この言葉は、1970年代に広がったイタリアの「自由ラジオ」運動の中から生まれた言葉です。40年の歳月を経て、日本でもようやくその機運が高まってきました。一人ひとりが今、メディアの主役になることが必要です。私たち「OurPlanetTV」の取り組みをぜひ皆さんに知っていただきたいと思います。』


     インターネットの広がりによって、メディアの在り方は大きく変わってきています。白石氏が代表を努める「OurPlanetTV」のような、市民情報を発信源とする、小さな声を積極的に取り上げる独自のメディアにおける活動内容も踏まえ、「脱原発社会」を支えるメディアがどうあるべきか、お二人にじっくりと語り合っていただきます。


    ■プログラム
    第1部 「脱原発社会に向かってマスメディアの果たすべき役割とは」(講師:石弘之 氏)
    第2部 「小さな声を伝える小さなメディアの可能性」(講師:白石草 氏)
    第3部 〈対談〉「脱原発社会を支えるメディア…小さな声や多様な情報を共有するために」(石弘之 氏、白石草 氏)


    ■講師プロフィール
    ≪講師 石弘之(いし ひろゆき) 氏≫
    1940年東京都生まれ。東京大学卒業後、朝日新聞社に入社。ニューヨーク特派員、科学部部長などを経て、編集委員に。1985~87年国連環境計画(UNEP)上級顧問。1996~2002年東京大学大学院教授。2002~04年駐ザンビア特命全権大使。2004~08年北海道大学大学院教授、2008~11年東京農業大学教授。この間、国際協力事業団参与、東中欧環境センター理事などを兼務。国連ボーマ賞、国連グローバル500賞、毎日出版文化賞を受賞。
    著書に『地球環境報告』『キリマンジャロの雪が消えていく―アフリカ環境報告』『名作の中の環境史』(いずれも岩波書店)、『地球環境「危機」報告―いまここまできた崩壊の現実』(有斐閣)、『世界の森林破壊を追う―緑と人の歴史と未来』(朝日選書)、『私の地球遍歴―環境破壊の現場を求めて』『地球クライシス』(洋泉社)、『歴史を変えた火山噴火ー自然災害の環境史』(刀水書房)など。

    ≪講師 白石草(しらいし はじめ) 氏≫
    1993年、早稲田大学卒業。テレビ朝日系の技術会社を経て、1995年東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)入社。ビデオジャーナリストとして、番組制作に携わる。2001年独立し、同年10月に非営利のインターネット放送局「OurPlanet-TV」を設立。独自番組を制作・配信しているほか、市民やNPOのメディア支援を行っている。10年間にわたってマスメディアとは異なる視点で精力的に発信を続けたことが評価され、今年3月に「放送ウーマン賞2011」、8月には日本ジャーナリスト会議賞(JCJ賞)受賞。3.11以降は、市民目線での原発報道でも注目を集めている。


    ■セミナー概要
    講座名 : 連続講座・石弘之の地球環境塾
         「脱原発社会に向かって」――最終回
         小さな声を伝えるメディア
    講師  : 石弘之 氏 (元東京大学大学院教授、元駐ザンビア大使)
    ゲスト : 白石草 氏 (OurPlanetTV代表)
    日時  : 2012年10月13日(土) 14:00~16:00
    場所  : 株式会社カタログハウス 地下2階セミナーホール
         東京都渋谷区代々木2-12-2
         カタログハウス本社ビル地下2階
         (JR新宿駅 南口下車、徒歩8分)
    地図URL: http://www.cataloghouse.co.jp/seminar/map_tsem.html?cid=pr
    定員  : 150名(先着順)
    参加費 : 1,000円(税込・当日会場にてお支払い下さい)
         ※ペア割引(2名で1,500円)、学生割引(何名様でも半額)あり

    ≪セミナーのお申込み方法≫
     お客様のお名前、ご住所、電話番号、参加人数をご記入の上、「電話」「FAX」「Eメール」「ハガキ」「インターネット」のいずれかの方法でお申し込みください。


    【お申込み先】
    お電話      : 0120-545-450(平日の10時30分~17時受付)
    FAX        : 03-5365-2278(24時間受付)
    Eメール      : school@cataloghouse.co.jp
    ハガキ      : 〒151-8674 カタログハウス
               「カタログハウスの学校・本社セミナー」係
    インターネット(※): 検索サイトで「カタログハウスの学校」と検索し、
               申込フォームから登録。
               URL http://www.cataloghouse.co.jp/study/?cid=pr


    ■「カタログハウスの学校」とは
     株式会社カタログハウスでは、環境・趣味・実用など様々なテーマを掘り下げた講演やワークショップを「カタログハウスの学校」として毎月1回のペースで開催しています。1995年、環境・資源・食糧問題などを考える「地球環境セミナー」としてスタートしたこの学校も、2000年からはジャンルの幅を広げ、各界からの有識者や文化人を数多く招き、今年で16年目を迎えることとなりました。
     東京では、「カタログハウス本社ビル」「カタログハウスの店・東京店(新橋)」、大阪では「カタログハウスの店・大阪店」にて開催しています。

    URL: http://www.cataloghouse.co.jp/study/?cid=pr


    【会社概要】
    社名  : 株式会社カタログハウス
    所在地 : 〒151-0053 東京都渋谷区代々木2丁目12番地2号
    代表  : 代表取締役社長 佐倉 住嘉
    設立  : 1976年11月6日
    資本金 : 100,000,000円
    事業内容: 通信販売、単行本の出版
    URL   : http://www.cataloghouse.co.jp/?cid=pr

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