放デイのための、プロ集団による顧問サービスを開始

発達支援に必要な知識・ノウハウを専門士チームから提供

レデックス株式会社(本社:東京都町田市、代表取締役:五藤 博義)は、子どもの発達を支援する施設向けに個別相談サービス『となりの専門士~いざという時の相談パートナー~』を2022年3月1日(火)から開始します。想定する対象は、放課後等デイサービスや児童発達支援施設です。


子どもの困りは、人とのかかわり方やこだわりの強さ、文字の読み書きから感覚の困りや不器用まで多岐にわたります。それらに対処するためには、作業療法や特別支援教育、医療など様々な分野の専門知識やノウハウが必要で、そのような人材を各施設が擁することは困難です。

そこで、それらの問題を解決するための、幅広い分野の専門家によるサポートが受けられる顧問サービスを開始します。施設の支援レベルを向上させると同時に、著名な顧問の名前を施設の対外情報に明示することで、施設への信頼度のアップと利用者の獲得に貢献します。

サポートの方法としては、施設の要望に柔軟に応えるために、施設ごとにビジネスチャットツールの専用チャンネルを用意しました。その中で個人情報を気にせず、気兼ねなく質問ができ、それに高度な専門性と経験をもつアドバイザーがタイムリーに答えることで、施設の支援の高度化に貢献します。


となりの専門士概要



■顧問としての専門家の明示による質の高い支援のアピール

アドバイザーは十分な経験とスキルを持つ発達系作業療法士が担当します。

アドバイザーを統括するスーパーバイザーとして鴨下 賢一氏を配置します。鴨下氏は静岡県立こども病院での27年間のキャリアを皮切りに、多数の講演や著作、優れた支援ツールの原案・監修をするなど、子育て支援のカリスマの一人として活躍を続けています。

さらに、バックアップする専門家チームを組織します。チームの主なメンバーは、多職種連携による子ども支援で実績のある本田 真美氏(小児科医、みくりキッズくりにっく院長)、感覚や不器用さに関連した支援の権威である岩永 竜一郎氏(長崎大学・大学院教授)、心理士として多方面で活躍する馬場 悠輔氏(こどもとかぞくのサポートルームKNOT代表)、自治体での特別支援教育の教員研修の講師などを歴任する五藤 博義(レデックス株式会社 代表取締役、主幹研究員)です。

スーパーバイザーと専門家チーム・メンバーのプロフィール等を施設の資料等に明示することで、この施設に任せれば安心という信頼感を与え、施設利用者の確保と継続利用を実現します。



■ビジネス・チャットツールを使った双方向コミュニケーションによる問題解決

ビジネス・チャットツールSlack(スラック)※の仕組みを利用して、本サービス契約者ごとに専用チャンネルを設けます。その中で、施設を利用する子どもの発達(学びや生活機能・社会機能の獲得)や困り(感覚過敏や不器用さ)の解決、それらに関連した家庭や学校とのかかわり等について、自由に質問ができます。それぞれの質問はスーパーバイザーの判断で、その解決にもっとも適したアドバイザーが、自身の専門知識と経験に基づき、あるいは専門家チーム・メンバーの助言を仰ぎながら、双方向コミュニケーションで解決します。様々な問題を解決して、施設の支援の質を高度化し、利用者の発達や困りの改善を支援します。

※Slackは、米国Slack Technology社が開発したビジネスチャットツールです。


双方向コミュニケーション例



■助言の質を高める個別評価ツール

支援の対象となる子どもの特性を知るために、感覚・動作アセス・キッズ※を用意しました。子どもの行動や態度に関する質問に、施設の支援者が回答することで、視覚、聴覚、触覚などの感覚の困りや、書字や描画、両側運動(両手や両足を交互に、あるいは同時に動かす)などの不器用さを発見することができます。

加えて、認知機能のアセスを行う当社サービス(脳バランサーキッズや生活機能発達支援プログラムLife Skills等)を利用している場合は、カウンセラーがそれらの結果も合わせて参照することで、子どもの特性の理解を深め、その子どもに最適な支援方法を助言します。


※感覚・動作アセス・キッズは、本サービスの専門家の一人、岩永 竜一郎氏の原案・監修で当社が開発したクラウド・サービスです。



■契約者の業種に関連する最新情報を解説配信

困りのある子どもへの支援制度等は昨今、揺れ動いています。加えて新型コロナウイルスの影響もあり、施設支援についても様々な施策が行われています。ただ、それらの情報の中からポイントになる部分を読み取ることは難しいため、本サービス契約者専用メールニュース【顧問からの業界最新情報】を用意し、施設が知っておくべき情報をタイムリーに提供します。



■オンライン相談(オプション)

希望に応じて、Zoom等を使ったオンライン相談にも対応します(有料)。要望に応じて子どもと直接面談をするなど、文章だけでは伝えることが難しい内容の伝達も可能になります。



■サービス概要

名称    : となりの専門士~いざという時の相談パートナー~

利用環境  : Windows、MacOS等の搭載されたパソコンや

        iOSまたはAndroidの搭載されたタブレット、スマートフォン

ブラウザ  : Google Chrome、Microsoft Edge、Safari、

        Firefox(※それぞれ最新版を推奨)

料金    : 月額 35,000円(税込38,500円)

        月額25,000円(税込27,500円、脳バランサーキッズまたは

        生活機能発達支援プログラムLife Skills利用者向け特別料金)

最短利用期間: 3か月間

利用方法  : 下記Webページからお申込みください。

        https://www.ledex.co.jp/products/expert.php



■となりの専門士スーパーバイザー:鴨下 賢一

専門作業療法士(特別支援教育・福祉用具・嚥下障害)。静岡県立こども病院で27年間勤務した後、リハビリ発達支援ルームかもんを設立。発達の困りを持つ子どもと関連施設へのサポートに加え、支援に必要な教材や機器の開発も手掛ける。

・著書と開発した用具・福祉機器

発達障害の作業療法(基礎編・実践編)(共著) 三輪書店

発達が気になる子へのスモールステップではじめる生活動作の教え方 中央法規出版

発達が気になる子への読み書き指導ことはじめ 中央法規出版

Qシリーズ 株式会社ゴムQ

凹凸書字教材シート 株式会社オフィスサニー


顧問代表 鴨下 賢一



■専門家チーム・メンバーの紹介

下記4名を中心に、それぞれの人脈から必要な情報を得ながらメンバーが施設の幅広い問題を解決していきます。

・本田 真美 医学博士、小児科専門医、小児神経専門医

国立小児病院にて研修後、国立成育医療研究センター神経科、都立多摩療育園、都立東部療育センターで勤務、現在、みくりキッズくりにっく院長


専門家・医師 本田 真美


・岩永 竜一郎 医学博士、作業療法士

発達の困りをもつ子どもたちの支援するために様々な活動をエネルギッシュに行っている。現在、長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 教授、長崎大学 子どもの心の医療・教育センター 副センター長。


専門家・発達障害研究者 岩永 竜一郎


・馬場 悠輔 公認心理師、臨床心理士、UCLA PEERS Clinic Adolescents Provider、William Glasser International Practicum Supervisor、スクールカウンセラー

世田谷区総合福祉センター児童係スーパーバイザー、Benesse 進研ゼミ監修などを経て現在、こどもとかぞくのサポートルームKNOT代表。


専門家・心理士 馬場 悠輔


・五藤 博義 教育コンテンツ・プロデューサー

学習環境について長年、研究開発を続ける。複数の自治体で特別支援教育担当教員研修の講師や都立特別支援学校の外部専門員(アセスメント)を務める。ベネッセーコーポレーション ニューメディア研究所長、株式会社不思議ネットワーク社長などを経て現在、レデックス株式会社代表取締役、主幹研究員



■レデックス株式会社概要

本社    : 〒194-0002 東京都町田市南つくし野1-3-6

代表    : 代表取締役 五藤 博義

設立    : 2005年7月

資本金   : 2,200万円

主要事業内容: 認知機能関連コンテンツの企画・開発、

        教材ソフトの企画・開発、

        教育機関・療育施設・高齢者施設等へのコンサルティング

URL     : https://www.ledex.co.jp/

カテゴリ:
サービス
ジャンル:
福祉 教育 社会(国内)
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