書籍『オオカミの知恵と愛ソートゥース・パックと暮らしたかけが...

書籍『オオカミの知恵と愛 ソートゥース・パックと暮らしたかけがえのない日々』 発売中

オオカミの群れとともに寝起きした6年間 発見と感動の貴重な記録

日経ナショナル ジオグラフィック社(代表:滝山晋、所在地:東京都港区虎ノ門)は、『オオカミの知恵と愛ソートゥース・パックと暮らしたかけがえのない日々』を2月21日(月)に発行しました。

 本書は、米国アイダホ州でオオカミの群れとともに暮らし、その記録映像が全米を動かしたことで有名な夫妻による、発見と感動の記録です。

 6年のあいだに夫妻が目にした行動や事件について、豊富なエピソードとともに、ときに他の研究事例を参照しつつ、温かな眼差しで綴っています。各章ごとに、オオカミが仲間を思いやる心、チームワーク、遊び、他者への敬意、好奇心、群れの文化、弱者への慈しみなどについて、ソートゥース・パック(夫妻が観察したオオカミの群れの名称)のエピソードを挙げて軽快に語っていきます。

 アルファのカモッツとチェムクをはじめ、ソートゥース・パックを構成するオオカミのキャラクターは、みな魅力的で、まるで隣でオオカミたちがじゃれ合っているような気持ちになります。

 夫妻が撮影したドキュメンタリー3本は1993年から2005年にかけて放送され、賢く献身的なオオカミのありのままの姿を捉え、オオカミへの増悪を生んだ根強い誤解を払拭し、オオカミ保護へと全米の世論が高まるきっかけとなりました。夫妻の前著『オオカミたちの隠された生活』の読者はもちろん、日本でも多くの人が関心をもつオオカミについて、群れの内側から知ることができる一冊です。

 人間も見習うべきオオカミの賢さと愛情の深さに触れることができる、愛と感動が涙を誘う、真実の物語です。

『オオカミの知恵と愛ソートゥース・パックと暮らしたかけがえのない日々』

ジム&ジェイミー・ダッチャー著/藤井留美 訳/2022年2月21日発行/定価 2,090円(10%税込)/224ページ/188mm×128mm/ソフトカバー/日経ナショナル ジオグラフィック社 発行


ナショジオストア  https://nationalgeographic.jp/atcl/product/22/012000004/

Amazon          https://www.amazon.co.jp/dp/4863135076


【目次】

序文マーク・ベコフ

はじめに

1信頼をかちとる──ジム

2 家族第一主義──ジェイミー

3 群れを率いる慈愛心──ジム

4 ひとりは全員のために──ジェイミー

5 遊びごころはいつまでも──ジム

6 幼き者に教え、老いたる者を敬うに──ジェイミー

7 いつだって好奇心──ジム

8相手に寄りそう──ジェイミー

9いつくしむ心──ジム

10 鏡のなかのおおかみ──ジェイミー


ジム&ジェイミー・ダッチャー

米国アイダホ州のソートゥース山地でテント生活を送りながら、6年間にわたりオオカミの群れ3世代とともに暮らす。2人がオオカミの生態を観察し世に公表したことが、米国でオオカミ保護へと世論が高まるきっかけとなった。オオカミの生態に迫ったドキュメンタリー番組がエミー賞で3部門を受賞。長年にわたりナショナルジオグラフィック協会で野生動物の写真や映像の撮影をおこない、アラスカでのオオカミ調査にも派遣されている。2006年にオオカミ存続の危機を伝え、継続的な保護を目指してNPO「リビング・ウィズ・ウルブズ」を設立した。著書に『オオカミたちの隠された生活』(エクスナレッジ)がある。


■6年間、オオカミの群れと寝起きをともにしたからこそ記録できた、

 オオカミの生態。

■仲間を思いやる心、チームワーク、弱者への慈しみなど、オオカミの高い知能につ 

 いて豊富なエピソードで語る。

■「オオカミにこそ人間は学ぶべき」という著者の視線は、オオカミ好きや動物好き

 にとどまらず、多くの人の胸を打つ。

■小学校高学年から中学生、そして大人まで幅広く楽しめる、実体験だからこそ書け

 る感動の動物物語。


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