<非正規で働く女性>コロナ禍で学び直し・勉強を始めた人は2割 「求職者支援制度」は半数以上が「興味あり」

ーコロナ禍における学び直し/勉強に対する興味関心ー

フィールド・クラウドソーシング事業を展開する株式会社mitoriz(本社:東京都港区、代表取締役社長:木名瀬博)は、全国の主婦を中心とした10万人を超える登録スタッフネットワークを活用し、営業支援(ラウンダー)や市場調査(ミステリーショッパー、店頭調査)など実施しています。

今回は、非正規で働く女性799人(平均年齢49歳、エリア全国)を対象に「コロナ禍における学び直しや勉強に対する興味関心」をテーマに、2022年2月5日~2月9日にかけてアンケート調査を実施しました。その結果をご報告いたします。

 

=====調査結果概要====

・非正規で働く女性779人(平均年齢49歳)の今までの経験職種は、半数以上が「一般事務・OA事務(53.5%)」3割以上が「営業・企画営業・ラウンダー(38.6%)」と回答。「接客・ショールーム・カウンター(32.3%)」や「営業事務(18.7%)」といった営業職や接客業が回答数を集めた(図表1)

・何らかの資格を保有すると回答した働く女性555人に、その資格を尋ねると、弊社紹介のお仕事は、マイカーで担当店舗に自ら出向きラウンダー活動をする内容が多いため、1位の「普通自動車免許(82.8%)」は9割近くの人が回答。経理職に有利な「日商簿記2級・3級‘(26.7%)」や、一般的に履歴書などでアピールできるレベルと言われる「実用英語技能検定2級以上(14.1%)」が続く(図表2)。

・コロナ禍で仕事や趣味のために勉強を始めたか尋ねると、2割以上が「勉強を始めた(20.3%)」と回答。そのジャンルは「語学(23.4%)N=158人、コロナ禍で勉強を始めた人 」が最多回答となり、「IT・パソコン(18.4%)」「「法律・ビジネス(11.4%)」が続く(図表3)。

・「求職者支援制度」について興味関心を尋ねると、半数以上が「利用経験はないが興味がある(52.8%)」と回答し、「利用経験がなく興味がない(42.6%)」を(+10.6pt)上回り、非正規で働く主婦の高い関心が伺える(図表4)。



図表1は、働く女性779人に今までの経験職種を尋ねまとめたものです(選択肢・複数回答)。半数以上が「一般事務・OA事務(53.5%)」の経験があり、日頃弊社がラウンダーをメインにお仕事紹介をしているため、3割以上が「営業・企画営業・ラウンダー(38.6%)」と回答し、「接客・ショールーム・カウンター(32.3%)」や「営業事務(18.7%)」といった、営業職や接客業が回答数を集めました。また、未経験でもチャレンジしやすい「梱包・仕分け・検品などの軽作業(17.4%)」や、コロナ禍でコミュニケーション手段が非接触・非対面にシフトし、企業と消費者を結ぶ接点の1つとして重要度が増す「コールセンター・テレフォンオペレーター(13.5%)」も上位回答となりました。

 

     


図表2は、何らかの資格を保有すると回答した働く女性555人に、その資格を尋ねまとめたものです(選択肢・複数回答)。弊社紹介のお仕事は、マイカーで担当店舗に自ら出向きラウンダー活動をする内容が多いため、1位の「普通自動車免許(82.8%)」は9割近くの人が回答し、経理職に有利な「日商簿記2級・3級‘(26.7%)」や、一般的に履歴書などでアピールできるレベルと言われる「実用英語技能検定2級以上(14.1%)」が続きました。また、女性に人気の「秘書技能検定(13.3%)」や「医療事務(8.3%)」も相対的にみて高い回答数を集めました。また6位以下では、ビジネスシーンで活用される「マイクロソフトOfficeスペシャリスト」や「TOEIC600点以上」や、その仕事に従事するために必要な「保育士・幼稚園教諭」や「介護福祉士他」、「調理師・栄養士」などの資格を保有する人もいました。

 

次からは、コロナ禍で自宅で過ごす時間が増える中、仕事のためにスキルの学び直しや、転職や就職、趣味のための勉強に対する興味関心を調査しました。

 


まず、コロナ禍で仕事や趣味のために勉強を始めた人は、働く女性799人のうち、2割以上が「勉強を始めた(20.3%)」と回答し、そのジャンルは「語学(23.4%)N=158人、コロナ禍で勉強を始めた人 」が最多回答となり、「IT・パソコン(18.4%)」「「法律・ビジネス(11.4%)」が続きました。

コメントをみると、「英検準1級取得のため、過去問テキストを解いている。時間に余裕ができ錆びついている英語をブラッシュアップしたいと考えた(50代女性)」、「MOSを改めて勉強している(30代女性)」といった、学び直しをする人や、「在宅で仕事を行うにあたって、TOEICの点数がそこそこあると時給も高くなるため勉強している(30代女性)」、「秘書検定2級を取得したが、面接試験に有利な準1級・1級を勉強し、ビジネスマナーを身に付けたいと思っている(30代女性)」など、転職のためといった声も挙がりました。

他にも、SEの就業経験がある働く女性からは、「コロナ禍で自分は仕事が休みになり時間が空いたが、医療従事者は逆に大変な立場に追い込まれ需要を感じ、医療事務の勉強を始めた(30代女性)」コロナ禍がきかっけとなり、キャリアチェンジのための勉強を始めた人もいました。

 

   

今回の調査対象者の9割は、個人事業主やフリーランス、パートや派遣など、いわゆる非正規雇用で働く女性が対象であるため、新型コロナウイルスの感染拡大により、シフトの減少で収入が減った人や、保証がある正社員を目指す人など、働き方に対する考え方が多様化しています。

 


最後に、就職を目指しながら非正規で働く女性にもメリットがある「求職者支援制度」に対する興味・関心を調査をしました。「求職者支援制度」とは、失業手当を受けられない人が職業訓練によるスキルアップを通じて早期就職を目指すための制度です。通常のハローワークの求人紹介に加え、スキルアップのための「求職者支援訓練」または「公共職業訓練」を原則無料で受講することができ(※テキスト代は自己負担)、収入や資産などの一定要件を満たす人であれば、訓練期間中、「職業訓練受講給付金(月10万円+交通費 ※上限あり)」が受けらます。

 

制度を説明した上で、働く女性779人のうち、半数以上が「利用経験はないが興味がある(52.8%)」と回答し、「利用経験がなく興味がない(42.6%)」を(+10.6pt)上回り、「将来的に介護の資格も興味があり、どんな資格があるのか詳しく知りたい(40代女性)」や、「就職のために必要な資格取得のために、金額で踏みとどまるところもあるので、支援してもらえると一歩踏み出しやすい(30代女性)」といった声がありました。

一方で、「対象や諸条件などがわかりにくい(40代女性)」、「ハローワークでしか募集の紙は見た事がないので、様々な場所にチラシやポスターを貼るなどの必要があると思う(40代女性)」といった制度に対する情報不足や、認知を促進するための意見などが挙がりました。また、実際に「利用経験がある(4.6%)」人は、少数派となりましたが、「職業訓練制度は2度利用経験があり、1回目はパソコンスキル2回目は医療事務習得した。どちらもハローワークで募集のお知らせを見て応募した(40代女性)」、「知人から教えられてWEBデザインの講座を数か月受講した(40代女性)」といった体験談も寄せられました。

 

今回のアンケート結果から、非正規で働く女性達が、コロナ禍でスキルアップのための学び直しや、新しい分野の仕事に興味を持ち勉強を始めた人は、2割となりましたが、「求職者支援制度」に対する興味関心の高さが伺え、仕事の幅や働き方の選択肢を広げ、コロナ禍においても就業を継続したいという強い意志が感じられた結果となりました。

 

●調査概要

調査期間:2022年2月5日~2月9日、当社に登録して働く女性799人(平均年齢49歳、約9割がパート・個人事業主などの非正規雇用:エリア全国)

 

【報道関係お問い合わせ先】

株式会社mitoriz 石井(いしい)/山室(やまむろ)

TEL:03-6328-3883  FAX:03-6328-3631 MAIL: press@mitoriz.co.jp

 

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株式会社mitorizは、ソフトブレーン株式会社(本社:東京都中央区、設立年月日:1992年6月17日、代表取締役社長:豊田浩文)のグループ会社として2004年7月に設立(ソフトブレーン・フィールド株式会社)。2022年1月1日に、ソフトブレーン・フィールド株式会社から株式会社mitorizに社名変更。全国の主婦を中心とした10万人を超える登録スタッフネットワークを活用し、北海道から沖縄まで全国のドラッグストアやスーパー、コンビニ、専門店など222,828店舗以上をカバー。営業支援(ラウンダー)や市場調査(ミステリーショッパー、店頭調査など)を実施しています。キャスト・データ・ネットワークを活用して新たなつながりを創出し、人やモノの潜在価値を顕在化することで社会に新たな価値を提供します。そして、社会課題をビジネスを通じて解決し、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

本社所在地 :東京都港区赤坂3-5-2 サンヨー赤坂ビル5階 

設 立 :2004 年7 月 / 資本金 :151,499,329円 代表取締役社長 :木名瀬 博 


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