＜特許取得＞冷水でも崩壊する「水溶性崩壊錠」
世界に「ない」ものを創造することをテーマに研究開発を展開する株式会社日本抗菌総合研究所(本社：奈良県奈良市、代表取締役：富士野 彰宏)は、長きにわたる研究を重ね、あらゆる粉末を錠剤化し、水で崩壊させる技術「水溶性崩壊錠」の特許取得をいたしました。粉末を錠剤化させ、錠剤を水中に投入後、速やかに崩壊させる事が可能です。タブレット状(粉末)のものを溶かすには「温水で」という常識を覆す事となります。また、優れた硬度を有し、保管又は輸送時の衝撃によって損傷を生じる事は殆ど無く、形状を保持する事ができます。毎回の計量が不要であり、粉舞いの心配も無くなりました。この開発は一般消費者向け製品から業務用まで様々な分野で実用化が期待できます。
■水溶性崩壊錠について
【自己崩壊型】炭酸発泡をさせず水でも容易に崩壊する水溶性の崩壊錠
【自己崩壊型】炭酸発泡をさせず水でも容易に崩壊する水溶性の崩壊錠
【自己崩壊型】炭酸発泡をさせず水でも容易に崩壊する水溶性の崩壊錠
◇水溶性崩壊錠 崩壊の様子
https://www.youtube.com/watch?v=tBiwXhUgQCE&t=53s
水溶性崩壊錠 崩壊の様子
◇特長
(1) 計量不要
誤った量を投入する虞れが無い。(手間、ヒューマンエラー、迅速化)
(2) 粉舞いなし
人体への吸入や設備に悪影響を及ばさない。
(3) 包装資材・保管場所の削減
小型化により省資材、保管場所の削減が可能。(SDGs)
(4) 安全性
食品添加物規格以上の原材料で構成。
◇用途
食品、飲料、洗浄剤、洗濯洗剤、除菌剤、消臭剤、工業用等
粉舞いが懸念されているあらゆる設備、製造現場
例)・インスタント麺のかやくスープ錠(冷製のものも実現可)
・複数味の錠剤＋水を用意するだけでいつでも飲みたい味を好きな時に作る事ができる。
◇機能性原料として
「除菌性」「抗菌性」「消臭性」を付与し、多種多用な目的に応用が期待できる。
■環境配慮「液体から錠剤化へ」
・小型化による包材の削減
・輸送にかかるエネルギーの削減
・化学物質不使用
■新たな取り組みについて
古河電工グループの古河産業株式会社(本社：東京都港区、代表取締役：横田 敦彦)と日本抗菌総合研究所はこの技術を応用し「ビールサーバーの除菌洗浄技術」の製品化に向けて取り組んでいます。毎日の水通し洗浄に錠剤を1粒入れるだけで、ビール経路管(ホース)の有害物質・細菌・臭いを分解・除去できます。これにより水通し洗浄、ヘッド部分の分解洗浄と週に1度のスポンジ洗浄だけでは得られなかった高い除菌効果を実現する事が可能となります。食品添加物規格の原料で構成された無臭の錠剤で、高い安全性を有し、ビール本来の香りと味を維持する事が可能となります。
■企業ニーズに合わせた製品開発
「困っている事」「加えたい付加価値」をお聞きし、汎用品ではできない目的に「特化」した製品開発を行っていきます。
・温度、濃度、規格(食品、化粧品、医薬部外品等)
・除菌・抗菌菌種、消臭臭気等
■古河産業株式会社について
古河産業株式会社は古河電工グループの商社として、また、銅、アルミやプラスチックなどの素材のプロフェッショナルとして、エレクトロニクス、自動車、航空宇宙、社会インフラ、医療、マテリアル、鉄道、建築、情報通信など広範囲に事業を展開し、様々な産業において販売網を構築しています。近年は、素材だけではなく、加工や物流機能、先端素材の共同開発など付加価値を提供するとともに、ドローンや半導体製造装置関連のビジネスモデル構築など、新たな価値を付加した複合的な商品やサービスの開発を進めております。
株式会社日本抗菌総合研究所のプレスリリース一覧
https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/16200
■製品に関するお問い合わせ
古河産業株式会社 合成樹脂事業部
担当 ： 勝田
