古河電工グループの古河産業株式会社と株式会社日本抗菌総合研究...

古河電工グループの古河産業株式会社と 株式会社日本抗菌総合研究所とアルバファインテック株式会社が 「広範囲の消臭ニーズに対応出来るVSC消臭剤マスターバッチ」の 開発に成功

古河電工グループの古河産業株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:横田 敦彦)は、世界に「ない」ものを創造することをテーマに研究開発を展開する株式会社日本抗菌総合研究所(本社:奈良県奈良市、代表取締役:富士野 彰宏)と、プラスチックコンパウンド加工のあらゆる課題を技術で解決するアルバファインテック株式会社(本社:茨城県常総市、代表取締役:武田 久徳)の三社で、消臭ニーズに対応出来るVSC消臭剤マスターバッチの開発に成功いたしました。この成功により、フィルム、シート、容器等の幅広い樹脂製品に消臭機能を付与することが可能となります。



■消臭基剤(VSC-MB)について

今回開発した「VSC-MB」は、ペレット(粒子)状の消臭剤であり、高濃度の消臭成分であるVSC(揮発性硫黄化合物)分解剤を練り込んだマスターバッチです。分散性に優れ、均一で安定しており、飛散や機材腐食の心配がなく、取り扱いも容易です。また樹脂製品に消臭成分を付与することで、樹脂内外面より悪臭気を分解し再放出させずに減らすことができます。


◇特長

(1) 消臭性(7臭気対応)

VSC(Volatile Sulfur Compounds:揮発性硫黄化合物)だけでなく、酢酸、イソ吉草酸、アンモニア、トリメチルアミン、ピリジンを含む7臭気に対応。

(2) 安全性(食品添加物規格等)

(3) 耐久性(非再放出)


グラフのデータです


◇適用樹脂

各種プラスチック【ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)、ナイロン、ABS、PET、ポリカーボネート等】


◇用途

各種フィルム・シート、容器類、食品包装材、家庭用品、家電製品、自動車関連部品、工業製品、農業資材



■VSCについて

VSCは揮発性硫黄化合物(Volatile Sulfur Compounds)の略称であり、口臭や生ごみの主な原因となる硫化水素、メチルメルカプタン、硫化ジメチル(ジメチルスルフィド)などの硫黄系が含まれます。



■古河産業株式会社について

古河産業株式会社は古河電工グループの商社で、エレクトロニクス、電機、輸送・装置、総合インフラ、自動車部品、合成樹脂、産業機材、新規創出など広範囲に事業を展開しており、様々な産業において販売網を構築しています。

古河産業株式会社は古河電工グループの商社として、航空宇宙、鉄道、自動車、医療、建築、情報通信など、幅広い産業分野でビジネスを展開してきました。加工や物流機能、先端素材の共同開発など付加価値を提供し、近年ではドローンや半導体製造装置関連のビジネスモデル構築を進めており、素材だけではなく、製品やシステム(仕組みやサービスなど)のビジネスも展開しています。



■アルバファインテック株式会社について

アルバファインテック株式会社は汎用樹脂からエンジニアリングプラスチックまで幅広く熱可塑性樹脂の着色加工や複合樹脂(コンパウンド)の製造を行っております。お客様の必要とされる品質を提供することを第一とし、お客様と共に調色や試作を行い、製品の立ち上げから量産まで対応しております。



■株式会社日本抗菌総合研究所について

株式会社日本抗菌総合研究所は、世界に「ない」ものを創造することをテーマに研究開発基盤をコア・コンピタンスとした企業で、あらゆる粉末を水の中で崩壊させることを可能にするタブレット粒技術(国際特許)等の先端技術開発をはじめ、商品開発サポートをコアビジネスとしています。



■製品に関するお問い合わせ先

古河産業株式会社 合成樹脂事業部

担当 : 勝田

HP  : https://www.furusan.co.jp/

E-mail: takayuki.katsuta@furukawaelectric.com

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