CO2排出量1/70、廃棄物排出量1/300に削減！産業廃棄物熱分解プラント「Vertex ゼロシステム」～SDGs達成、脱炭素実現に向けて廃棄物処理も変化を～

2021.12.16 09:30

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環境コンサルティングを提供しているイーバリュー株式会社(本社所在地：名古屋市中村区、代表取締役社長：水野昌和)と、株式会社ヴェルテックスジャパン(本社所在地：愛知県刈谷市、代表取締役：中西茂樹)は、産業廃棄物熱分解プラント「Vertex ゼロシステム」の販売事業でパートナーシップを締結しました。2030年の『持続可能な開発目標(SDGs)』の達成、2050年の『カーボンニュートラル』の実現に向けて、企業がより一層産業廃棄物の排出抑制やCO2排出削減を求められることが予想されます。このような時代にあり、イーバリューは新技術を活用し、環境負荷の低い新たな廃棄物処理サービスを提供していきます。

イーバリュー株式会社×株式会社ヴェルテックスジャパン

産業廃棄物熱分解プラント「Vertex ゼロシステム」

【パートナーシップ締結の背景】

当社は環境コンサルティング事業を行う中で、これまで1,100社以上のコンサルティング実績があり、多量排出事業者(自社から排出する廃棄物量が多い事業者)をはじめとした、多くの製造業の企業にサービスを提供しています。以前より、廃棄物処理の相談と合わせてお客様から「CO2排出量の削減を会社から求められているのでなんとかしたい」「産業廃棄物の排出量を抑制したい」といった声がありました。

このような状況に加えて、国連の掲げる持続可能な開発目標であるSDGsの達成。さらに、2021年4月に菅義偉前首相が「2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする。すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す。」と表明されました。

これによって、社会全体でSDGsに関する取り組みや、脱炭素社会を目指すための変化を推進していく必要があり、企業もより厳しい基準でCO2・廃棄物の排出抑制が求められる時代となっています。

現在、廃棄物の処理方法は様々ありますが、主に用いられるのは焼却炉による処理(焼却処理)です。しかしながら、焼却処理はどうしてもCO2の排出は避けられません。株式会社ヴェルテックスジャパンが開発した産業廃棄物熱分解プラント「Vertex ゼロシステム」は、化石燃料を一切使用することなく『熱分解』という方法で廃棄物処理を行うことが可能です。『熱分解』は、CO2排出量や、廃棄物処理後の残渣排出量が焼却処理に比べて非常に少なく、まさに当社のコンサルティングサービスを提供しているお客様の問題を解決できる、最適な方法だと考えました。

しかし、『熱分解』という新しい廃棄物処理方法は、現状あまり広く知られていません。そこで、当社がお客様へ環境コンサルティングサービスを提供していく中で、『熱分解』という新たな廃棄物処理の選択肢をより多くのお客様にご提案すべきと考え、この度パートナーシップを締結する運びとなりました。

【産業廃棄物熱分解プラント「Vertex ゼロシステム」とは】

産業廃棄物熱分解プラント「Vertex ゼロシステム」は、化石燃料を一切使用せず電子(マイナスイオン)によってあらゆる有機物を熱分解する資源リサイクル装置です。『熱分解』による廃棄物処理は、化石燃料を使用しないため、発生するCO2量は焼却処理の1/70～1/100に抑えることが可能です。

また、この熱分解装置は『マイナスイオン』による有機物の分解作用(化学反応)によって対象物を減容化。減容化率も、焼却処理では1/50程度のところ、『熱分解』であれば1/200～1/300まで減容化されるなど、非常に高い効果が出ています。

処理可能な対象物としては、廃プラスチック、野菜くず、半導体他の電子材、医療廃棄物、下水汚泥、糞尿などあらゆる有機物の処理が可能です。

処理後の残渣物はセラミックスとなります。これは、地盤改良材コンクリートブロック、セメント等にリサイクルすることが可能です。

【今後について】

パートナーシップの取り組みとして、環境コンサルティング事業における顧客データベース等をもとに『熱分解』という新技術を活用した環境に優しい廃棄物処理方法をより多くの企業に提案していきます。そして、セミナーや展示会、メールマガジン、HP等、様々な場面でご案内し、取引先をはじめ新規顧客にも認知されるよう活動していきます。

昨今は、環境に配慮したカーボンニュートラルや『SDGs』の考え方、取り組み推進をする動きが広まっており、企業評価も、売上や利益だけではなく、環境への配慮、対策が大きく影響する時代になっています。

また、廃棄物熱分解プラント「Vertex ゼロシステム」は、SDGsのゴールの一つである「13.気候変動に具体的な対策を」にも繋がる製品であると思われます。

私たちが、持続可能な世界の実現に寄与する新技術を広め、それを多くの企業が導入することで地球温暖化防止と廃棄物の適正処理・リサイクル化を推し進めることができるのではないかと考えています。

【株式会社ヴェルテックスジャパンについて】

社名　　：株式会社ヴェルテックスジャパン

代表者　：代表取締役中西茂樹

所在地　：愛知県刈谷市司町4-2

事業内容：下水道減免事業・廃棄物熱分解プラント事業・

　　　　　ゼロシステム事業・地下水利用プラント

【イーバリュー会社概要】

社名　　：イーバリュー株式会社

代表者　：代表取締役社長　水野昌和