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ソーラー駆動できるLoRaWANゲートウェイの開発を開始、 11月17日より開催の「ET&IoT 2021」に参考出品

株式会社Braveridge(ブレイブリッジ、本社:福岡県福岡市西区、代表取締役社長 小橋 泰成、以下 Braveridge)は、2021年11月15日、ソーラー駆動可能なLoRaWANゲートウェイの開発を開始することを発表しました。



■低コスト《LoRaWANゲートウェイ》を『PILEz』無線通信ユニットとして開発

LoRaWANゲートウェイを、Braveridgeのハードウェアユニットシステム『PILEz(パイルズ)』の無線通信ユニットとして開発します。『PILEz』無線通信ユニット仕様にすることで、ソーラー電源ユニットやPoE/AC電源ユニットと組み合わせ、使用用途に応じたLoRaWANゲートウェイを構成することが可能です。


・送信電力10mW / 250mW 対応

・LTE-M(SIM内蔵)でセルラーネットワーク接続 ※Nordic Semiconductor nRF9160搭載

・BraveGATEのポーリングダウンリンクに対応


LoRaWANゲートウェイ_無線通信ユニット


●ソーラーLoRaWANゲートウェイ

ソーラー電源と組み合わせて、ソーラー駆動のLoRaWANゲートウェイを構成


・小型軽量で、電源敷設工事などが難しい山間部などへの設置に最適

・φ48.6mmの単管パイプ固定の為、設置コストが安価で容易

・過酷な野外での温度環境に対応可能な全固体電池(-20℃~+60℃)を採用し、防水性能と長寿命化を実現


●外部給電型LoRaWANゲートウェイ

PoE/AC電源ユニットと組み合わせて外部給電で駆動するLoRaWANゲートウェイを構成


・PoE/ACアダプタ駆動に対応

・Ethernet対応


ソーラーLoRaWANゲートウェイ


外部給電型LoRaWANゲートウェイ


また、今後のラインアップとして、LoRaWANゲートウェイと併行して、プライベートLoRaルーターの開発も予定しています。



■ハードウェアユニットシステム『PILEz』について

IoTセンサーデバイスの無線通信部・電源部・センサー部を分離してユニット化。最も開発が難しい無線通信部と電源部は完成済み、用途に応じたセンサー部のみを開発すれば、センサーデバイスが完成するユニットシステムが『PILEz』です。非効率なPoCのプロセスが不要、本番環境に近いデバイス構成での実運用を短期間で実現します。



■LoRaWANとは

LPWA(Low Power Wide Area:低消費電力で長距離データ通信を可能にするIoT向け無線)の“LoRa”を使った“無線ネットワーク規格”です。業界団体「LoRaアライアンス」が策定した標準仕様に基づくものを“LoRaWAN”と称します。これに対して、LoRaを利用しベンダーが自社開発した独自仕様の無線ネットワークを“プライベートLoRa”と呼びます。



■BraveridgeのLoRaをはじめとするLPWAへの取り組み

Braveridgeは、2017年に福岡市が事業として開始した「福岡市LoRaWAN実証実験』に、NTTネオメイト、NTT西日本とともに参画。

さらに、翌2018年には「糸島市LoRaWAN実証実験」として、糸島市と福岡県、ふくおかIST(福岡県産業・科学技術振興財団)協同で、糸島市全域を網羅するLoRaWANゲートウェイを整備し、4つの公共サービス「見守り」「水位管理」「バス管理」「鳥獣捕獲檻管理」の実証実験を行うなど、かねてよりLoRaWANの実用化に取り組んできました。

また、一方では、セルラー系LPWA“LTE-M”の実用化にも早い段階から着手し、セルラー系IoTを速くかんたんに実現するIoTネットワークサービス『BraveGATE(ブレイブゲイト)』や、さまざまなLPWAを利用可能にしたハードウェアユニットシステム『PILEz(パイルズ)』などを、IoTを実現する総合的プラットフォームとして提供しています。

今回のLoRaWANゲートウェイは、その『PILEz』の無線通信ユニットの1つとして開発を開始しました。



■「ET&IoT 2021」において『ソーラーLoRaWANゲートウェイ』を出品

2021年11月17日(水)~19日(金)に開催される「ET&IoT 2021」において、PILEz『ソーラーLoRaWANゲートウェイ』を出品いたします。


<展示会名>

ET&IoT 2021

エッジテクノロジーは次なるステージへ

~産業DXを実現する要素技術と応用分野のすべてがココに~


<開催日時>

2021年11月17日(水)-19日(金) 10:00~17:00


<開催場所>

パシフィコ横浜

https://www.pacifico.co.jp/visitor/access/tabid/236/Default.aspx


<小間番号>

CG04:「LoRa Pavilion 2021」内


<主催>

一般社団法人 組込みシステム技術協会


<来場登録>

https://www.jasa.or.jp/expo/



また、以下のセッションにおいて「ソーラーLoRaWANゲートウェイ」について講演予定です。

■セッション:D1-06

<講演者>

株式会社Braveridge 代表取締役社長 小橋 泰成


<講演日時>

11月17日(水) 15:30~16:10


<会場>

展示会場内セミナー Room D


<タイトル>

Braveridgeが提案するLoRaWANの新たな可能性


<概要>

LoRaWAN聡明期からLoRaに関わってきたBraveridgeが提唱する新たなその可能性、LPWAで双方向通信を特徴とするLoRaWANを、IoTで活用する新たなポテンシャルについてお話しします。


<事前登録>

https://f2ff.jp/introduction/5759?event_id=et-2021&lang=ja



■会社概要

名称 : 株式会社Braveridge

所在地: 福岡県福岡市西区周船寺3-27-2

代表 : 代表取締役社長 小橋 泰成

設立 : 2004年7月

資本金: 100,000,000円

URL  : https://www.braveridge.com/


株式会社Braveridgeは、Bluetooth(R)Low EnergyやLTE-Mをはじめとする各種LPWAなど無線通信技術を軸に、日本国内でIoTデバイスの企画・開発・量産・販売を行うハードウェアメーカーです。2019年には電気通信事業者登録を行いMVNOとして回線、プラットフォーム、デバイスを含めた総合的なIoTサービスの提供を開始しています。

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