日本電子:新型ガスクロマトグラフ四重極質量分析計 JMS-Q...

日本電子: 新型ガスクロマトグラフ四重極質量分析計 JMS-Q1600GC UltraQuad(TM) SQ-Zetaを発売開始  ― 性能と機能を追求したハイエンドGC-QMS ―

日本電子株式会社(代表取締役社長兼COO:大井 泉、証券コード:6951)は、ガスクロマトグラフ四重極質量分析計 JMS-Q1600GC UltraQuad(TM) SQ-Zetaを2021年11月2日から販売を開始しました。

本製品は、今まで培った匠の技術を踏襲し、さらに機能をバージョンアップさせた新世代GC-QMSシステムです。


JMS-Q1600GC UltraQuad(TM) SQ-Zeta


ニュースリリースURL: https://www.jeol.co.jp/news/detail/20211102.5150.html



■主な特長

1. 高性能を約束する匠の質量分析技術を結集

従来からの大型双曲電極、大型TMPはそのままに、装置制御システムおよびイオン検出器周辺を改良することにより、データ取得の効率化とノイズ低減を達成しました。このことにより装置検出限界(IDL)として5 fg以下を保証いたします。

また、オプションの高性能EIイオン源(EPIS:Enhanced Performance Ion Source)を選択することで、更なる高感度分析(IDL<1 fg)を実現します。

その結果、従来のSIM法による定量分析をSCAN法による定量分析に置き換える事が可能となり、測定条件の簡便化に繋がります。


2. ライブラリー検索だけの定性分析から脱却

統合定性解析ソフトウェア“msFineAnalysis iQ”により、ソフトイオン化法データを組み合わせた1ランク上の定性分析を実現します。

msFineAnalysis iQは、EIマススペクトルを用いたライブラリー検索と、ソフトイオン化マススペクトルを用いた分子量確認を組み合わせた、自動定性解析ソフトウェアです。ライブラリー検索結果にソフトイオン化マススペクトルから得られる情報を加えることで、従来のライブラリー検索だけの定性解析結果に比べて、同定確度の向上が期待されます。



■主な仕様

装置検出限界:IDL<5 fg OFN 20 fg SIMモード

スキャン速度:22,222 u/sec

質量範囲  :m/z 1~1,022

感度    :S/N 1,000以上 (OFN 1pg注入; 標準EIイオン源)



■本体標準価格

16,500,000円~(税込)



■販売予定台数

120台/年間



■会社概要

社名  : 日本電子株式会社(JEOL Ltd.)

所在地 : 〒196-8558 東京都昭島市武蔵野3-1-2

代表者 : 代表取締役社長兼COO 大井 泉

設立  : 1949年5月30日

資本金 : 213億9,418万円

事業内容: 理科学計測機器(電子光学機器・分析機器、計測検査機器)、

      半導体関連機器、産業機器、医用機器の製造・販売・開発研究、

      およびそれに附帯する製品・部品の加工委託、保守・サービス、

      周辺機器の仕入・販売

URL   : https://www.jeol.co.jp/



■本件に関するお客さまからのお問い合わせ先

日本電子株式会社 SI営業本部

お問い合わせフォーム: https://www.jeol.co.jp/support/support_system/contact_products.html

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