インマルサットの衛星通信が オーシャンゲートエクスペディションによる、 2021年タイタニック号調査隊に貢献

    炭素繊維とチタンを用いた革新的な5人乗り潜水艇で タイタニック号の記録を取得するため、 インマルサットの通信が重要通信リンクとしてより確かな調査を実現

    企業動向
    2021年10月20日 10:45

    グローバル移動体衛星通信で世界的を牽引するインマルサットは、このほど世界的に知られた沈没船「タイタニック号」の深海での調査を行う、オーシャンゲートエクスペディションの2021年「タイタニック号の調査隊」において、衛星通信で地上と海底を繋ぐ通信の提供で重要な役割を担いました。オーシャンゲートエクスペディションの乗組員と地上部隊は、北大西洋のニューファンドランド沿岸から400マイル以上離れた場所に潜む重要な海洋遺産を記録するため、6週間の遠征で海底と陸上をインマルサットの衛星サポートサービスで繋ぎました。


    インマルサットのオフショア&沖合底引き網漁船担当部門の副社長である、エリック・グリフィンは、次のように述べています。「オーシャンゲートエクスペディションのタイタニック号の調査では、インマルサットの高速大容量通信をフルにご利用いただきました。」「インマルサットは、タイタニック号の沈没とその犠牲者の要望を受けて、1914年に締結された海上人命安全条約(SOLAS)において、船舶が継続的な通信を行うための無線機器を装備の必要性を定めた無線電信の要件を策定し1979年、国際海事機関は、この当初の要件の延長として、船員に信頼性の高い衛星通信を提供するため、インマルサット社を設立いたしました。今日、私たちはオーシャンゲートエクスペディションのチームと協力して、インマルサットの高速・大容量通信であるFleet Xpress(FX)サービスを利用し、彼らの活動のためにこれらの通信を高速で利用できるようにし、彼らが行っている重要な科学的・ドキュメンタリー的活動の一端を担うことができたことを誇りに思います。」


    また、オーシャンゲートエクスペディション社の社長であるストックトン・ラッシュ氏は、「どんな探検環境でも、乗組員は予期せぬ事態に備え行動計画を立てる必要がある」と話します。「遠征支援船から陸上部隊と通信できるかどうかで、ミッションの成功に大きな違いが生まれます。遠征中に必要な部品や消耗品を要求したり、Ocean Gate Expeditions, Ltd.の潜水艇タイタンで何時間も潜水しているダイビングクルーを追跡したり、クルーが故郷の家族や友人と連絡を取り合っている様子を確認したりするためにも、通信は必要不可欠でした。私たちをサポートするミッションスペシャリストも、連絡を取り合って経験を共有できることに感謝しています」とラッシュ氏はコメントしています。


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    ■インマルサットについて

    インマルサット( https://www.inmarsat.com/en/index.html )は、グローバルな移動体衛星通信の分野で世界をリードしています。世界で最も多様かつグローバルな移動体衛星通信ネットワークを所有・運用し、LバンドからKaバンド、Sバンドまで広範囲な帯域を活用することで、幅広く多岐に渡る世界最高のソリューションを提供しています。インマルサットが長年に渡り築いてきたグローバルなプロバイダーネットワークが、世界有数の販売パートナー企業で構成されているだけでなく、インマルサットがサービスを直接提供することにより、エンドツーエンドの顧客サービスも実現しています。当社は40年以上に渡り、他社とは比較にならない世界で最も信頼性の高いグローバルな移動体衛星通信ネットワークの運用記録を保持すると共に、事業を展開し、ミッションクリティカルな安全・運用分野での通信も担ってきました。

    またインマルサットは、技術および製造における力強いパートナー企業ネットワークや十分な投資を通じ、移動体衛星通信における技術革新を強力に率いてきました。当社は事業戦略を実現するための各種財源を活用し、多岐に渡る事業部門を運用して、海事、政府、航空、企業など各種分野向けの衛星市場においてリーダーとしての地位を維持、ニーズにすばやく対応し、最高のサービスを提供するパートナーとして世界中のお客様から信頼を集めています。


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    ■オーシャンゲートエクスペディションについて

    Ocean Gate Expeditions, Ltd.は、人類による直接的な海底探索を目指す組織体です。同組織は、海岸線近くの海面を模索するだけでは満足せず、有人潜水艇をチャーターして、通常のスキューバダイビングでは到達できないような遥かに深い場所での深海探検を行います。また同組織は、象徴的な難破船、熱水噴出孔、深海の峡谷、世界の珍しい生物学的事象など、人間がこれまで訪れたことのない海底の95%を探索し、記録するために海底探検を行っています。水深4,000メートル(13,123フィート)に迫るこれらの探検は、地球の科学者が深海の謎を観察し、私たちの故郷である青い惑星、地球についての理解を深めるための貴重な機会を提供しています。詳しくは、ウェブサイト https://oceangateexpeditions.com/ をご覧ください。


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