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    テレワークでの本人確認を強化しセキュリティレベルを向上  様々なサービスに顔認証を導入できる 『FaceAuth(フェイスオース)』2021年12月20日提供開始

    サービス
    2021年10月20日 11:00

    オープンソースソフトウェア※1(以下、OSS)に特化したIT企業である株式会社デージーネット(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:恒川 裕康)は、2021年12月20日(月)より、様々なシステムやサービスで顔認証が利用できるようになる『FaceAuth(フェイスオース)』を提供開始します。これにより、オンライン越しにサービスを利用しているユーザが本人であることを確認する仕組みを強化することができます。


    FaceAuth利用イメージ


    ■本人確認の難しさ

    DXの推進や働き方改革に伴い、テレワークなどオンライン越しにサービスを利用する機会が増えました。また、最近では資格の試験においても受験会場ではなく、自宅から試験が受けられるようになるなど、様々な場面でITを活用した方式へと変化してきています。そこで課題となるのが、オンライン越しにいるユーザの本人確認です。

    今までサービスを利用する際には、IDとパスワードを使用した「パスワード認証」方式が主流となっていました。しかし、「パスワード認証」のみでは、本当にユーザ本人がそのシステムを利用しているのか判断できません。



    ■様々なサービスに顔認証を導入できる『FaceAuth』

    『FaceAuth』の最大の特徴は、様々なシステムやサービスで顔認証の利用が可能になるということです。

    通常、システムやサービスで顔認証を導入するには、その利用するサービス自体が顔認証に対応している必要があります。しかし、『FaceAuth』は様々な認証方法に対応しているため、システムやサービス自体が顔認証に対応していなくても、顔認証を導入できるようになります。



    ■ユーザが本人である証明を強化できる

    現在主流となっている「パスワード認証」のみの場合、利用しているユーザが本人であることの証明ができません。そのため、資格試験などでは替え玉受験をされてしまうリスクなどがあります。『FaceAuth』を利用すれば、認証時に「顔認証」を導入することで、サービスを利用しているユーザが本人であることを確認する仕組みを強化することができます。



    ■サービス自体のセキュリティレベルを向上できる

    パスワード認証のみでログインを行っている場合、パスワードリスト攻撃や総当たり攻撃により、アカウント自体がハッキングされ不正利用される可能性もあります。企業で使用しているシステムやサービスでは、最悪の場合、機密情報や個人情報の情報漏洩につながる可能性もあります。

    そこで、セキュリティを強化するための方法として注目されているのが「多要素認証」です。

    『FaceAuth』では、多要素認証の一要素として「顔認証」を導入することができます。つまり、「パスワード認証」に加えて「顔認証」も組み合わせることで、アカウントがハッキングされた場合でも、顔認証によりログインを阻止することができます。これにより、既存サービスのセキュリティレベルを一層上げることができます。



    ◆『FaceAuth』の特徴

    1. スイッチングコストを抑えて顔認証を導入できる

    前述の通り、通常、システムやサービスで顔認証を導入するには、その利用するサービス自体が顔認証に対応している必要があります。そのため顔認証を利用するためには、サービスを切り替えるための金銭的コストや、新たなサービスに慣れるまでの時間的コストなど、様々なスイッチングコストが発生します。

    『FaceAuth』は、デージーネットが独自に開発した認証プロバイダを使用して「顔認証」を利用できるようにしています。この認証プロバイダは、様々な認証方法に対応しているため、現在使用しているシステムやサービスを変えることなく、スイッチングコストを抑えて顔認証を導入することが可能です。

    さらに、『FaceAuth』はSAMLやOpenID Connect等にも対応しているため、Office365などのクラウドサービスでも顔認証を利用できるようにすることができます。


    2. 精度の高い顔認証

    『FaceAuth』の顔認証ライブラリには、FaceVu(フェイスビュー)※2を使用しています。

    FaceVuとは、株式会社カタリナが提供する顔認証ライブラリで、顔のパーツの特徴点を元に照合を行います。顔認識の検出精度と認識精度が高く、処理スピードも速いという点から、FaceVuを採用しました。FaceVuは、すでにオンライン講義やオンラインイベントでの認証で活用されている実績のあるライブラリです。



    ■価格

    FaceAuth ソフトウェア価格:500,000円

    ソフトウェア保守費用   :200,000円(年間)

    年間ライセンス費用    :180,000円~(年間)

    ※詳しくはお問い合わせください



    ■展示会

    デージーネットは、2021/10/27(水)~10/29(金)幕張メッセで行われる第12回 Japan IT Week 秋に出展します。今回の展示会では、『FaceAuth』のデモも紹介する予定です。


    開催日 :2021年10月27日(水)~2021年10月29日(金)

    会場  :幕張メッセ

    展示会名:AI・業務自動化展

    小間番号:3ホール 18-6



    ■今後の展望

    今後は、顔認証の際に角度や表情を指定することで、目の前に本人がいることを証明できる仕組みの実装も行っていきたいと考えています。顔認証の良さを生かしながら、より強固な認証ができるよう取り組んでいきます。



    ■用語注釈

    (※1)オープンソースソフトウェア

    オープンソースソフトウェア(略称:OSS)とは、無償で利用でき、ソースコードが公開されているソフトウェアのことです。


    (※2)FaceVuとは

    FaceVuとは、株式会社カタリナが提供する顔認証ライブラリのことです。

    ・FaceVu企画    :Catalyna Inc. Vuence Inc.

    ・FaceVu開発・発売元:Vuence Inc.

    ・FaceVu販売元   :Catalyna Inc.


    FaceVuについてのURL

    https://www.catalyna.jp/product/facerecognition_library/



    ■デージーネットのサービス

    1. システムの構築

    デージーネットでは、OSSを利用したシステムの提案・構築を行っています。デージーネットで利用しているOSSは多岐にわたり、お客様に合ったOSSでシステム構築を行うことが可能です。


    2. 導入後支援サービス

    デージーネットでシステムを構築した場合、Open Smart Assistanceという導入後サポートを提供しています。継続してシステム管理のサポートを行うサービスで、以下のようなサポートがあります。


    ・Q&A(インストールしたOSSやソフトウェアの利用方法に関してのご質問にお答えします。)

    ・セキュリティ情報提供

    ・点検とチューニング

    ・障害調査、障害回避

    ・障害時オンサイト対応

    ・障害時システム再構築

    ・運用サービス

    ・ソフトウェアのアップデート



    ■会社概要

    会社名: 株式会社デージーネット

    代表者: 代表取締役 恒川 裕康

    本社 : 〒465-0025 愛知県名古屋市名東区上社四丁目39-1

    資本金: 4,000万円

    URL  : https://www.designet.co.jp/



    <一般の方からのお問い合わせ先>

    https://www.designet.co.jp/contact/

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